家博士 そう。多くのマンションは2、3回目の大規模修繕で修繕積立金が大幅に不足して、数倍に跳ね上がることもあるんだ 所有権マンションの多くは、新築分譲時にあえて月々の負担を軽くするため、修繕積立金を低く設定しています。 大規模修繕をきっかけに、多くのマンションは修繕積立金の不足に気づき、大幅な値上げをする結果になります。 メリット4. 最後に建物解体費用の負担がない 定期借地権マンションは多くの場合、修繕積立金の一部として解体費用が積み立てられているため、最後に費用負担がありません。 一方で所有権マンションでは解体して土地を売却する場合、土地の売却代金から解体費用が引かれます。 RCマンションの解体費用は坪単価5〜8万円(1m 2 あたり1. 5〜2. 定期借地権付きマンション 売買契約書. 5万円)、80m 2 のマンションだと120万〜200万円。 土地が安い郊外や田舎では、解体費用で土地の売却代金がほとんど消えてしまいます。 定期借地権マンションのデメリット 定期借地権マンションのデメリットとして、次の4つが挙げられます。 定期借地権マンションのデメリット 維持費が高い 名義書換料が必要(賃借権のマンションのみ) 住める期間が決まっている 借地終了後に手元にお金が残らない デメリット1. 維持費が高い 定期借地権マンションは、維持費(ランニングコスト)が高くなります。 維持費が高くなる要因は大きく2つ。 「地代」と「解体費用」です。 地代は地主へ支払う賃料 土地の固定資産税がない定期借地権マンションですが、代わりに「地代」がかかります。 地代とは、地主に支払う土地の賃料のこと。 地代は固定資産税よりも高いことが多いのです。 ハウスくん 具体的に、地代はどれくらいかかるの? 家博士 土地の価格に対して、年額で平均1. 8%程度といわれているよ 解体費用の積み立ては少額 また金額は小さいですが、解体費用をあらかじめ積立てているケースが多いのも、維持費が高い理由の一つ。 例えば、200万円を50年で積み立てると、月々3, 333円。 85. 7%の定期借地権マンションで、解体費用を積み立てているという調査結果もあります。 ただし解体費用はいずれ必要になるため、本来は所有権マンションも積み立てておくべきもの。 多くのマンションは積み立てていないため、いざ解体となった時には解体費用の支払いを求められることになるのです。 デメリット2.
  1. 定期借地権付きマンション 売買契約書

定期借地権付きマンション 売買契約書

所有権物件に比べてやや注意点が多い借地権物件ですが、以下のような人には向いているかもしれません。 ・一時的な住居として考えている人 転勤が多い人や、住める期間が決まっている人には、好立地で安く購入できる借地権物件が適しているでしょう。 ・好立地な物件に格安で住みたい人 特に都内の人気エリアにある物件も、借地権物件なら所有権物件よりも安く購入できます。賃貸ではちょっと…という人にもおすすめです。 [5] まとめ 借地権物件は価格が安いですが、リスクもあります。 どんなものにもリスクやデメリットはつきものですが、借地権物件は住み続けられる期間に制限があり、改築なども自由にできず、土地代が高くなれば地代も高くなるリスクもあります。 このようなリスクやデメリットだけみると「借地権物件はやめたほうがいい」という意見も一理あります。ただし、記事内でもご紹介したとおり、借地権が生活スタイルに合っている人もいらっしゃいます。借地権物件を検討する際は所有権物件よりも慎重にご検討することが重要ですが、気になる物件があるのなら一度不動産会社に相談されてみてはいかがでしょうか。 [この記事を読んだ人は、こんなセミナーに参加しています] ≫ 詳細・ご予約はコチラ

メリットと注意点を上手く説明する 2つ目のコツは、定期借地権マンションのメリットと注意点をうまく説明すること。 定期借地権マンションは1%未満で知られていない 定期借地権マンションの住民には意外かもしれませんが、マンション購入者のほとんどは定期借地権を知りません。 なぜなら、定期借地権マンションはマンション全体の1%にも満たないから。 1993年度から2016年度にかけて、供給された所有権マンションの戸数は年間67, 000〜231, 000戸程度。 一方の定期借地権マンションは年間100戸〜2300戸程度で推移しており、最大でも全体の1%程度、平均すると0. 5%程度にしかなりません。 【参考】 既存住宅市場における定期借地物件の評価 興味を引いてからの説明がポイント 定期借地権マンションは、あまり知られていないからこそ、しっかり説明するのがポイント。 価格で注目を引いて「お得な物件だし、デメリットも大したことなさそう」と興味を持ってもらえれば、問い合わせにもつながります。 例えば、定期借地権の要点をまとめて、募集用資料で簡単に説明する方法なども有効。 このあたりのノウハウは、売却実績が豊富な不動産会社がよく知っています。 ハウスくん 説明で不安が無くなれば、価格が安いメリットが生きるね 家博士 どれだけ分かりやすく説明できるかが重要だね。 不動産会社の説明力が大切なんだ。 コツ3. 売却実績が豊富な不動産会社へ依頼する 定期借地権マンションの売却では、不動産会社の営業力や説明力、交渉力、売却力が大切。 優秀な不動産会社は、売却実績が豊富な不動産会社です。 特に多くの物件を取り扱っていて、問い合わせを多く受けている不動産会社の方が、定期借地権マンションの売却には向いています。 問い合わせが多い不動産会社が有利 問い合わせの多い不動産会社は、あなたのマンションと同条件の所有権マンションを探している購入希望者を抱えています。 多くの購入希望者は、売出し中の所有権マンションと予算が合わない、つまり同条件でもう少し安い価格のマンションを探しているもの。 そこで、あなたの定期借地権マンションを紹介してもらうとどうでしょう。 「同条件でご予算に合うマンションがあります。ただし定期借地権といって…」 このようにきちんと説明してもらえると、買われる可能性はグッと高くなります。 なぜなら購入希望者にとっては、希望の条件をあきらめずに、理想の価格であなたの定期借地権マンションを購入できるため。 不動産会社も、両手仲介で仲介手数料が稼げるので、積極的に推してくれます。 ハウスくん 所有権マンションの問い合わせ客に、紹介してもらうのか。 それは効果がありそうだね。 でも売却実績が豊富な不動産会社なんて知らなかったらどうするの?

Sitemap | xingcai138.com, 2024

[email protected]