たとえば、スタッフやアシスタントの採用可能人数とその権限とか、システムやデータに必要な予算とか……。 ―― ず、ずいぶんたくさんあるんですね、入社前に確認しておくべきことって……。面接でそんなに強気に交渉できるものなのかなあ。 大丈夫ですよ。だって、応募者の立場がいちばん強いのは、相手が自分を採用したいと思っているとき、つまり入社前なんですから。入社してから決めようとすると、曖昧なまま時間が過ぎていってしまうもの。だから面接や入社条件の確認時に交渉することは少しもおかしいことではない。逆に、こちらの質問や要求に対して「それは、入ってからだんだんと決めていこうと思っている」など納得のいく答えが出てこないなら、「採用する人間に対して、その程度の意識しかない会社なんだな」と思えばいいんですよ。 今回の転職で手に入れたいものは? 転職するときはテーマを決めよう もうひとつ、大切なことがあります。ちょっと質問しますが、ズバリ、鈴木さんの今回の転職のテーマは何ですか? ―― テ、テーマですか? テーマといわれても……。 転職にはテーマが必要です。鈴木さんが今回の転職で、いちばん手に入れたいものは何ですか? お金ですか? 経験やスキルですか? それとも発言や時間の自由度ですか? ―― えーっと……エンジニアとしてのスキルを高めたいです。具体的には、プロジェクトや部下のマネジメント経験をもっと積みたい。そのためなら拘束時間が長くても構わない。お給料はアップするに越したことはないけれど、絶対条件ではないですね。何よりもまず、現場のマネジメントを任せて欲しい! ほら! 転職で年収交渉は可能?経営者に聞く成功する年収交渉術. ちゃんと鈴木さんなりのテーマが出てきた。今回の転職では、マネジメントの力を付けたい。だから、プロジェクトやスタッフのマネジメントをどんどん任せてもらえる裁量権、つまり「自由」がほしい。その代わり、「時間」(勤務時間)や「お金」(給料)に関しては譲歩してもいいと考えている。今回の鈴木さんの転職のテーマは、自己裁量という「自由」を手に入れることなんです。このように、実は「時間」と「お金」と「自由」は、ビジネスパーソンとしての人生戦略を考える上で交換可能なんですよ。 ―― 交換可能? 「時間」と「お金」と「自由」がですか? いまひとつよくわからないんですけど。 私の例で説明してみましょうか。12社目のUFJ総研に転職したときの私のテーマは「自由」でした。何よりも時間の使い方(完全フレックス制)と、自分のいいたいことをいえる発言内容の「自由」が欲しかったから、それを確保できるシンクタンクに転職したんです。「自由」を手に入れた分、会社からもらえる給料は半減しました。でも、減った分は自由な時間に原稿を書いたり講演をしたりして、そのギャランティで補えると考えた。 実際、トータルで年収3割増くらいになりましたよ。 とはいえ、UFJ総研が理想的な会社だったかといえば、そうでもない。「社の戦略として、もっとこうした方がいいのに」など気になることはいろいろあった。でも、「自由に働きたい」と考えていた当時の私の価値観にはフィットしていたから満足でした。 すべてに満足できる職場なんて、そうそうない。だからこそ、「今回の転職で手に入れたいものは、何か」をしっかりと自覚して、適宜「時間」「自由」「お金」のバランスを調整しながら、自分の満足度を高めていけばいいんだと思いますよ。 超ワンマン社長だって、気が合えば楽しい!

  1. 転職時に確認すべき労働条件ってなに?押さえるべきポイントを紹介! | すべらない転職
  2. 転職で年収交渉は可能?経営者に聞く成功する年収交渉術

転職時に確認すべき労働条件ってなに?押さえるべきポイントを紹介! | すべらない転職

面接にて女性の活躍を聞いてもよいのか? 転職時の女性特有な悩みでもあるのが女性が活躍できる職場であるかどうかです。 それと同時に女性スタッフの福利厚生面での考慮が完備されているのかも確認しておきたいポイントでもあります。 せっかくの面接です。採用担当者に応募者が女性の活躍に関する質問をしてみたいと考えるのは必然なことでしょう。 結論を言えば、多くの面接にて福利厚生の質問が出てくることは想定されているので 失礼ではありません 。 ただしその際にはやはり自分の意欲も伝えるようにするとよいでしょう。 面接で聞いてはいけない質問とは?

転職で年収交渉は可能?経営者に聞く成功する年収交渉術

87ポイントの1. 61倍。求人数は前年同月比68.

9. 自分の就くポジションの典型的なキャリアパスは? 前任者はなぜ離職したのか? 前任者はまだ社内にいるか? 新設されたポジションの場合、その主な理由は? 10. 最初の3~6か月間で達成すべきことは? それはどうすれば達成できるのか? どのようなトレーニングを受けられるか? 転職時に確認すべき労働条件ってなに?押さえるべきポイントを紹介! | すべらない転職. 面接時に確認した内容が本当に正しいかどうかは保証の限りでないが、何も聞かず、全てがうまくいくようただ願っているよりはずっと良い。 直接の上司となる人と面接する時は、こちらの質問に答える表情に注目すべきだ。相手の表情やボディランゲージは、多くを語ってくれる。 就職を決める前に、口コミ情報サイトを利用してその企業について調べたり、友人にその会社の評判を聞いてみたりするとよい。 まずは自分の直感を信じること。あなたには既に、新たな仕事に就いた直後に自分の過ちに気付いてひどくがっかりし、いらだった経験がある。自分の心の声に正直になれば、間違った方向へ進むことはないはず!

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