ヤフオク! - 2T1687 デッドデッドデーモンズデデデデデストラ...

見どころ① 非日常の中の日常がくそやばい! ある日突如として 『 母艦 』 と呼ばれる巨大な宇宙船がやってきた日本・東京。 『母艦』撃退のためアメリカ軍が新型爆弾「A」を投下し、『母艦』は東京上空に留まったまま沈黙します。 しかし新型兵器「A」が投下された代償として、東京は 「A線」に汚染されてしまった のでした。 それから、3年。 『母艦』の襲来と「A」の投下は、「8・31」と呼ばれるようになっていました。 門出と凰蘭たちが暮らしていくなかで、テレビに映るニュースや街の風景に『母艦』や「侵略者」が不気味に混ざり込んでいきます。 そんな上空を漂う巨大な宇宙船が、すっかり日常となった東京で、門出たちは自分たちの "日常" を謳歌していきます。 見どころ② シュールかつ風刺的な描写がくそやばい! 本作の日常を描写する上で不可欠な、写真を素材にした背景と漫画の技法がまざりあったリアルでシュールな表現は必見です。 たとえば、人類目線で描かれた場面では、「侵略者」たちの言葉がひらがなを混ぜ合わせたような不思議な文字で書かれます。 一方で視点が「侵略者」目線の時には、今度は人類が話す言葉がひらがなを混ぜたような言葉で表記されるのです。 リアルな背景にひらがなのようなのに読めない言葉が浮かんでいる、このように実験的な漫画表現が随所に見られるのも、本作の魅力のひとつです。 また現代と同様にネットやSNSが発達した世界にあって、ネットの掲示板では毎日『母艦』やA線をめぐる噂が飛び交っています。 その中には真実・デマが混在し、人々はたくさんの情報に踊らされるという風刺的な描写も展開されます。 これらのリアルと漫画がコラージュされたような描写が魅力的です! 浅野いにお「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」第10巻　ヴィレッジヴァンガード限定特典イラストカード付き. 見どころ③ あの漫画のパロディがくそやばい 単行本のはじめと終わりには、「ドラえもん」みたいな漫画、 「 イソベやん 」 が掲載されています。 「イソベやん」はイソフラ・ボン次郎という架空の漫画家が連載する、作中では超有名な漫画です。 なまけ者のデベ子を幸せにするために遠い未来からやってきたキノコ人「イソベやん」。彼は四次元ポシェットから「あわグライダー」、「ひらめきワット」などの内緒道具を出して、デべ子の要求にこたえていきます。 この短いマンガはただのおまけではなく、はじめに掲載された「イソベやん」の話を 作中の登場人物たちが読んでいる など、物語と絶妙にリンクしていくのです。 他にも、藤子不二雄・水木しげるの作品に出てきそうなキャラクターを思わせる登場人物がいるなど昔の有名マンガのパロディも、本作独特のシュールな世界観を創りだしています。 見どころ④ 迫りくる人類終了まのでカウントダウンがくそやばい!結末は?