声楽は身体が楽器です。身体のフォーム、咽喉のフォーム、さまざまな器官におけるフォームを上手に使い、発声します。それは小さな赤ちゃんから、お年寄りの方までどなたでも声を出すということが可能なのです。生まれた時から、人は楽器を持って生まれてきたということです。美しい歌を美しく、優しい歌を優しく、楽しい歌を楽しく、哀しい歌をより哀しく歌い、その心を歌で表現するには、訓練が必要です。呼吸の配分、腹筋の緊張収縮、横隔膜での呼吸の支え等、これらをつかさどる神経の鋭敏な反応を目覚めさせて、歌を歌っていきましょう。声帯の発達に伴って、無理の無い発声をし、呼吸と共鳴のバランスを保ちながら、それぞれのフレーズを音楽的に作っていくのが望ましいことだと思います。歌を思いっきり歌うことは、とても気持ちの良いものです。そして腹式呼吸をすることは健康にもとてもよいとされています。皆さんもどうぞご一緒に声楽を始めてみませんか! 助川 智子 声楽・コーラス講師 武蔵野音楽大学音楽学部声楽科卒業。三池三郎、郡愛子、大島洋子、高橋大海、コレペティトゥーア呉恵珠各氏に師事。茨城県新人演奏会。県民コンサート奨励賞受賞。芸術祭、ヴォーカルコンサート、ソロコンサート、オペラ「子供と魔法」などに出演。日本声楽家協会会員。公益社団法人日本演奏連盟会員。 講師より一言 心に残る歌、懐かしい歌、季節折々の歌。すてきな歌は心と身体の両方に語りかけてきます。美しい声「ベルカント」を目指し、ご一緒に歌いましょう。日本の童謡、愛唱歌、世界の名曲、オペラ、ポピュラー、合唱個人指導、受験指導など、発声を交えながら,各自に合わせてご指導致します。 勝又 晃 声楽・コーラス講師 国立音楽大学卒業。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。 '90〜'93渡伊。ミラノ音楽院にて研鑽を積む。 第14回太陽カンツォーネコンコルソ第2位。 第19回イタリア声楽コンコルソ入選。 ロシア・イタリア等国内外のオペラ・コンサートに多数出演中。 講師より一言 歌には無限の広がりがあります。皆さんの持っている可能性を引き出してみませんか?皆さんの大好きなその歌を、また伸び悩む発声を、初めて歌おうと決心された方も。まず、レッスンを体験してみてください。楽しく歌い そして有意義な時間をお約束いたします。

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第二回 菅英三子 音楽学部声楽科教授 クローズアップ藝大では、国谷裕子理事による教授たちへのインタビューを通じ、藝大をより深く掘り下げていきます。東京藝大の唯一無二を知り、読者とともに様々にそれぞれに思いを巡らすジャーナリズム。月に一回のペースでお届けします。 >>過去のクローズアップ藝大 第二回は、声楽科教授であり、大学院音楽研究科のオペラ専攻の主任(インタビュー時)である菅英三子先生。平成 31 年3月、音楽学部声楽科のレッスン室にてお話を伺いました。 正門から入って真っすぐ進むと木立の中に藝大ゆかりの芸術家たちの銅像が立ち並びその奥に音楽学部があります。 建物の中はとても静か。授業が行われるレッスン室はそれぞれ防音され外に音が漏れないようになっているのです。加えてインタビュー当日は受験の最中で職員の方から廊下での話し声も慎むようにと言われるほどピリピリとした空気が流れていました。菅先生が待ってくださっていたレッスン室には広々とした空間があり、先生はにこやかに大きなグランドピアノの横に立っておられました。 声を身体で支えて、身体全体が共鳴し合って歌います 国谷 こちらのレッスン室で教えていらっしゃるのですか? 藝大のレッスン室は、普段、なかなか入る機会のないお部屋です。 菅 確かに、レッスン室はポツポツ穴がある防音壁、二重扉、二重サッシの窓など、一般の方には馴染みがない部屋ですね。ここで、学生は発声したり、ピアノに合わせて歌ったりします。オペラ指導になりますと、歌に動作が加わりますから、立ったり、座ったり、歩いたりしながらです。アンサンブルのレッスンを除けば、基本は、一対一の個人レッスンです。 菅先生は、身体全体が楽器であるとおしゃってますよね。私も声を出す仕事をしているので、大変興味があります。 声楽は難しく考えずに、人が自然にやっているように息を吸って、声を出すのが基本です。声に、ただ音符がのっかっていくだけなんですよ。そして息の流れをコントロールして、声を全身で支えるようにして歌います。頭の先から足の先までの全身が、共鳴しあって音を出すんです。指先まで響いている感じがします。ですから、例えば、手を骨折してギブスをつけていたとします。すると、もういつものようには歌えません。共鳴が変わるんです。声楽に手の骨折は関係ないと思われるかもしれませんが、声を支えるのは全身なんです。まさに全身が楽器となります。 菅先生はソプラノ歌手でいらっしゃいますが、ソプラノの学生さんに教えていらっしゃるのですか?

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そうですね。まずは、時間を大切にしてほしいです。学生はこの学べる環境や、若い 「今」が、ずっと続くと思っているように感じます。いつでもできるから、「今」やらなくてもいい。と考えてしまう。もちろん全員ではありません。でも、恵まれた環境にある「今」は続かないし、「今」しかできないことがあるんです。留学も私の頃よりずっと身近になりましたが、その分、恵まれた時間を大切にしていないと感じることがありますね。 それと、もう一つ伝えたいこととして、「見極めが肝心だ」ということです。例えば、「ヨーロッパに行って個人レッスンを受けて、なんとなく何十年も経ってしまった」ということがあります。そうなる前に、見極めて、違う方向を向いて欲しいんです。諦めるとは違います。ここまで努力したならば、次の展開を考えようと方向転換するんです。 ただ、この狭き門の東京藝術大学に入学した方には違う方向を向くのは辛い選択でもあり、勇気がいることではありませんか?

声楽の才能とはどういったものですか? 声楽というだけではなかなか広いですが、適性かそうでないかの違いはなんですか??

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