1. どのような病気ですか? 自己免疫性肝炎(じこめんえきせいかんえん)は、多くの場合には慢性に経過する肝炎で、肝細胞が障害されます。血液検査では肝臓の細胞が破壊される程度を表すASTやALTが上昇します。自己免疫性肝炎が発病するのには免疫の異常が関係していると考えられています。中年以降の女性に好発することが特徴です。原因がはっきりしている肝炎ウイルス、アルコール、薬物による肝障害、および他の自己免疫疾患による肝障害を除外して診断します。また、治療では副腎皮質ステロイドが有効です。英語での病名はAutoimmune hepatitisであり、頭文字を略してAIH(エー・アイ・エッチ)と呼ばれます。 2. この病気の患者さんはどのくらいいるのですか 私たち研究班が2004年に行った調査では、全国に9, 000人程度(人口10万人当たり9人)の患者さんがいると推定されましたが、2018年に再度行った調査では全国の患者数は推定30, 000人(人口10万人当たり24人)であり、この14年間で患者数が約3倍に増加していました。 3. 自己免疫性肝炎 完治 go. この病気はどのような人に多いのですか 自己免疫性肝炎と診断される患者さんの男女比は1:4で、女性に多い病気です。中年女性に多く50歳から60歳代が発症の中心となっていますが、若い女性や小児での発症も珍しくはありません。近年の傾向として男性の患者さんが以前よりも増えており、また高齢化が示されています。 4. この病気の原因はわかっているのですか 原因は不明です。血液検査で 自己抗体 ( 抗核抗体 や抗平滑筋抗体)が陽性で 免疫グロブリン 、ことにIgGの血中濃度が高く、副腎皮質ステロイドによる治療によく反応することなどから、自己免疫が関与していると考えられています。肝臓の組織検査でもリンパ球が多数肝内に存在し、肝細胞が障害されている像が認められます。ウイルス感染や薬剤服用、妊娠・出産後に発症する場合もあり、これらが発症の引き金となる可能性が報告されています。 5. この病気は遺伝するのですか 遺伝することはありませんが、日本人では60%の症例でHLA-DR4陽性、欧米ではHLA-DR3とHLA-DR4 陽性例が多いことから、その発症に何らかの遺伝的因子が関与していると思われます。しかし、PBCとは異なり、AIHの発症に関与することが明確な遺伝子は見つかっていません。親子や兄弟など家族内で発症する例もありますがごくまれです。 6.

肝硬変 - Q&Amp;A | Medley(メドレー)

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。 質問者様も、どのような時でもどのような状態・状況でも、人間としてかけがえのない存在ですので、どうかご安心なさってくださいね。 私も私の言葉もずっと質問者様の味方です。質問者様のお気持ちがこれから少しずつ少しずつ楽になっていきますように!

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この病気に関する資料・リンク 厚生労働省難治性疾患政策研究事業「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班では研究班のホームページを作成しています( )。ここでは病気・医学用語に関する解説に加え、患者さん・一般の方から質問を受け付けるメールアドレスを記載しています。お気軽にご利用ください。 難治性の肝疾患に関する調査研究班から 患者さん・ご家族のための自己免疫性肝炎(AIH)ガイドブック(2013) (pdf 2. 26MB) 自己免疫性肝炎(AIH)診療ガイドライン(2016) (pdf 1. 00MB)

ステロイドは勝手に止めたり、減らしたりしたら、せっかくおさまっていた病気が再熱し、 今度こそ、大変なことになるのです! これはどんな病気でもステロイド使っていたら 同じことが言えます!

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