ということです。ただし、「動作の受け手(動作される人)」を高めます。 動作する人を低めることによって相対的に受け手を高める、と説明する立場もあるのですが、回りくどいだけなので、やめたほうがいい。「謙譲表現は受け手を高める」これでおしまいです。「尊敬=為手(して)尊敬」、「謙譲=受け手尊敬」と説明する立場もあり、私はこの立場で解説していきます。尊敬、謙譲のどちらも「高める表現=尊敬表現」ととらえます。その方がシンプルでしょ? 丁寧 これはコミュニケーション(言葉のやりとり)関係の中で使われる敬語です。書く人から読む人(マンガや小説なら読者)への敬意、話す人から聞く人への敬意です。 現代語で敬語の練習をしてみましょう。みなさんが物語の作者の立場に立って、次の文を現代語で言いかえてみてください。 ・「太郎が次郎に話す。」 1.太郎に敬意を表すと? → ( ) 2.次郎に敬意を表すと? → ( ) 3.読者に敬意を表すと? 古典の尊敬語、謙譲語、丁寧語の、敬意の方向がわかりません💦謙譲語は客体(動作をしてい - Clear. → ( ) 4.太郎と次郎に敬意を表すと? → ( ) できましたか?

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古文 敬語1 敬意の方向(尊敬・謙譲・丁寧):古文のツボ

言葉 古典『敬意の方向』誰から~誰へ?《尊敬語・謙譲語・丁寧語》 2019. 07.

浪越考 在川葵 最後ってことは、これで敬語はクリア? 完全クリアとは言えないけど、 今日までの範囲が頭に入っていれば、敬語は7〜8割OKだと思っていい かな。 さあ、じゃ今日もがんばっていこう! 古文 敬語1 敬意の方向(尊敬・謙譲・丁寧):古文のツボ. 敬意の方向 今日学ぶのは、 「敬意の方向」 という考え方だよ。 前回、尊敬語や謙譲語、丁寧語を紹介したときに、誰に対する敬意を表しているかで区別したよね。 うん、確か ・尊敬語→動作の主語への敬意 ・謙譲語→動作の受け手への敬意 ・丁寧語→聞き手、読み手への敬意 だったよね。 そうそう。 古典文法では、「誰に対する敬意か?」だけでなく、「誰からの敬意か?」つまり「敬意を使っている人が誰なのか?」も合わせて考えなければならない。 この 「誰から誰への敬意か?」というのを「敬意の方向」と言う んだ。 例えば、先生が生徒に向かって、「教科書の54ページを開いてください〜」と言うとき、 その「ください」は先生から生徒への敬意になる、という感じだね。 尊敬語や謙譲語のところで、誰への敬意かは学んだ から、あとは誰からの敬意かを勉強すればいいってことね。 そう、 古文の敬語って難しいと思われがちだけど、こうやって分けて考えてみるとけっこう簡単 だね。 敬意の出所も2パターンしかないから、今日でバッチリ理解してしまおう! 古典文法では、その敬語が 「誰から誰への敬意か」 を答えなければならない 地の文=作者からの敬意 誰からの敬意かを見分けるポイントはたった一つ だけ 「地の文か会話文か」 だよ。 小説って、登場人物が話している「」の箇所と、「」のないナレーターの箇所があるよね。 地の文というのは、そのナレーターの箇所のことを言うんだ。 地の文で敬語が使われている場合、その敬意は文章を書いている人から出ていると考えるんだね。 文章を書いている人が、登場人物に対して敬意を込めている ってこと? そう言うこと。 例えば、在川さんが校長先生が登場人物として出てくる小説を書いているとしよう。 うん。(絶対書かないけどね。) そして、卒業式で、校長先生がお話しするシーンを描写するとしよう。 そのときに「校長が壇上に上がった。」でもいいけど、敬意を込めようと思ったら「校長先生が壇上に上がられた」って書くんじゃないかな。 まあ、確かに(書かないけど) 当然、筆者もその時代に生きていた人だから、身分の高い人が登場人物で出てくるときは、敬語を用いることで敬意を表現したんだ。 ◯地の文(ナレーター、「」じゃないところ)で敬語が用いられる → 作者から登場人物への敬意 「 」の中=話している人からの敬意 じゃあ「」の中は誰からの敬意なの?

古文の敬語はこれで完璧!「誰から誰に」敬意の方向を徹底解説 | 大学受験プロ

さっきからいるけど、 あなた誰? そうだ! 名を名乗りなさい。 僕は…。大津名物、 鬼の寒念仏だ!! すごいだろー! 驚いただろー! ※鬼の寒念仏とは、江戸時代に滋賀県の大津の追分、三井寺辺りで売られていた大津絵の画題の一つです。 えっ?知らないよー。 そもそも滋賀の名物って、 言われても~。 これと言って特徴がないのが 滋賀の特徴だって、 ミルクボーイが言ってたしね。 ひどい! !皆で滋賀を 馬鹿にして!倉橋先生! 滋賀の良いところ、 琵琶湖以外で言ってあげて。 ……。 【伊庭可笑作北尾政演画『大津名物』(天明元年刊)を参考に挿入画を作成】

これもさっきの小説に出てくる校長先生の例で考えてみよう。 例えば、他の登場人物であるA先生が、卒業式の司会で「校長先生が壇上に上がられます。」と言うシーンがあるとしようか。 この「」の中も当然、作者である在川さんが書いたんだけれど、「」の発言はA先生のものだよね。 だから 「」の中で敬語が使われる場合、その敬語は話している人が敬語を使っていることになる んだ。 つまり、「」中では、敬意の出所は「話し手」になるということだね。 ということは、 その「校長先生が壇上に上がられます。」の敬語は、A先生から校長先生に向けられた敬意ってこと? その通り。 ここから大切なことが見えてくるよ。 「」中の敬語が誰から誰への敬意かを答えるためには、その「」は誰が話した言葉なのかをしっかり読み取っていなければならない 、ということなんだ。 敬語と文章の読解は切っても切れない関係にあるということだね。 ◯「」の中で敬語が用いられる →話し手(登場人物)から別の登場人物への敬意 練習問題 説明はこれくらいにして、実際に練習してみようか。 前回と同じ文章を使って「誰からの敬意なのか」を考えてみよう。 ◯次の下線部の敬語は誰から誰への敬意を表しているか答えよ。 1、聖、喜びて、日頃のおぼつかなさなど のたまふ 。 2、(男が言った、)「嫗ども・・寺に尊き業(わざ)すなる、見せ たてまつら む。」 1は「」じゃない地の文で敬語が使われているね。だから即「作者からの敬意」で決まりだ。 作者からの敬意の場合は、けっこう見分けるのが簡単 かも! 古文の敬語はこれで完璧!「誰から誰に」敬意の方向を徹底解説 | 大学受験プロ. 一方、2は「」の中で敬語が使われているね。だから「」の内容を話している人、ここでは「男」が敬意の出所になるよ。 今回は練習問題だから(「男が」)と主語を補っているけど、 文章中に書かれていないことも時々あるから、文脈から誰の発言かを推測しないといけない 。 なるほど、こっちはちょっと難しそう・・ はじめはちょっとややこしく感じるかもしれないけど、そのうち慣れてくるから大丈夫! 「地の文→作者からの敬意」は、今からでもすぐに使える 知識だからしっかり覚えておこう。 ◯答え 1、作者から聖への敬意 2、男から嫗への敬意 まとめ ・文法問題では、 「誰から誰への敬意か」 という敬意の方向が問われる ・ 地の文 (「」ではない文)で使われる敬語は、 作者から登場人物に対して 敬意を表している ・ 「」の中 で使われる敬語は、「」を 話している人(登場人物)から別の登場人物へ 敬意を表している さて、これで敬語の基本知識はバッチリだね。 次回は、これまで学んだことを使って、敬語の応用編に挑戦しよう。 ここが理解できれば敬語はもう怖くないよ。 応用編、理解できるかな・・ できる限り分かりやすく説明していくから、大丈夫だよ!

古典の尊敬語、謙譲語、丁寧語の、敬意の方向がわかりません💦謙譲語は客体(動作をしてい - Clear

・地の文:作者 ・会話文:話し手 ② 問われている敬語は「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」のうちどれか? ・尊敬語の場合:主語を確認 ・謙譲語の場合:目的語を確認 ・丁寧語の場合:聞き手・読み手 これで、 ① 「誰から」 ② 「誰へ」 を判別できます。 「敬意の方向」は、定期テストでも入試本番でも古文のありとあらゆる試験で頻繁に問われます。 なので必ずマスターするようにしてください。 また、こちらの記事で 古文の勉強法 を解説しています。古文の点数を伸ばしていきたい方は、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。

子どもの勉強から大人の学び直しまで ハイクオリティーな授業が見放題 この動画の要点まとめ ポイント 敬意の方向「誰から」「誰に」敬意を表している? これでわかる! ポイントの解説授業 黒須 宣行 先生 大手予備校にて、基礎から難関私大対策まで幅広い講座を担当。教師歴30年以上の大ベテラン。豊富な知識・経験に裏打ちされた授業は、独特な親しみやすい人柄もあいまって人気を博している。 友達にシェアしよう!

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