年齢的にもおかしくない? あしび様の母って早逝したんだよね? それに、ネタバレになるけど、あせび様の母は過去、若宮や藤波様の父である王に見初められていた。王とは別の男と内通して入内がポシャったけどね。そしてあせび様はそのときの子ども。実の父親はわからない。そんな女を大事な内親王の教育係にするだろうか?いくら王が未練たらたらだったとしてもそりゃないでしょう。 そういう設定の説得力のなさが随所にみられて、読んでいて気持ちが悪い。 八咫烏の世界観は楽しいけど、登場人物や設定の作り込みがユルユル。デザインは好きだけど土台がいい加減な建築物みたい。足下がグラグラしてる感覚。 ちっとも登場しない若宮さまはどんな素敵な方なのかしら、と、それだけを希望に読んでいく。 第5章、やっと、やっと若宮さま登場。 登場したと思ったら…なぜか、厨二病みたいな口調で謎解きをはじめた。 2時間ドラマのラストシーンのように。コナン君のように。じっちゃんの名にかけての金田一はじめのように。 若宮さま、名探偵だった。 …えええ?? これは意外!平安風異世界ファンタジードロドロ女の園後宮物語を読んでいると思ったら、実は推理小説だった! ああ、そうか、だから松本清張賞受賞作か…そうか…松本清張だもん…そうかー そう思いなおして振り返ってみれば、崖からの転落死とか親世代からの因縁とか、推理ドラマっぽいわ。 推理モノなら、登場人物が駒みたいな扱いなのもよくあること。 不自然さや違和感山盛りなのは推理小説お得意のミスリードでした。 って、スゲェな、これ。 変則的な推理小説だと思えば、腑に落ちなかったアレコレも、そっかー!と思う。 そして終章。 …うん、これか、これが書きたかったのね! 第一巻「烏に単は似合わない」感想 ※ネタバレ注意 - 八咫烏の棲家. 粗が目立つ作品ではあるけど、終章がすごく気に入ったのでハズレではなかった、と思います。 しかしこれは賛否がわかれるだろうな。 ダメなひとはホントにダメだとおもう。 続編もう買っちゃったのでこれから読みますが、どうなることやら。 続編の感想↓ 烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ2 阿部智里 八咫烏シリーズ感想 烏に単は似合わない 八咫烏1 烏は主を選ばない 八咫烏2 黄金の烏 八咫烏3 空棺の烏 八咫烏4 玉依姫 八咫烏5 弥栄の烏 八咫烏6 第1部完結巻

  1. 第一巻「烏に単は似合わない」感想 ※ネタバレ注意 - 八咫烏の棲家
  2. 烏に単は似合わない、コミカライズを一気読みしました‼️ハマった📚|taemame|note
  3. 『楽園の烏』雪哉はなぜ、博陸候雪斎という悪役然とした人物になってしまったのか?(読んで悶々としてる人向け)|taemame|note

第一巻「烏に単は似合わない」感想 ※ネタバレ注意 - 八咫烏の棲家

Twitterで8月末まで無料と知って、一気読みしました。 以下、当然の如くネタバレします。 読んでない人は、回れ右してください! キャラ造形もそれぞれ個性的だし、絢爛豪華な宮中など、描写に力が入っていて読みごたえあり! 絵に迫力がありすぎて怖いくらいのところも… そしてなんといっても、怒涛の展開からのどんでん返し! 駆け引き、策略、嘘、キャラの印象がそれぞれどんどん変わっていって、マンガ表現というスピード感のせいか、ついてけない!と思いつつも一気読み。 そして最後の結末に(マジか…)となり、もう一周。二周目に読むともろもろの意味が全然違って感じられるとは、ミステリーの要素も兼ね備えてる。外界と連絡が取りづらい、密室っぽさもあるし。 これは小説も読まねば、と図書館で二冊、急いで予約。 小説版の『烏に単は似合わない』『烏は主を選ばない』も一気読みしました。 面白い❗️ マンガでは駆け足だった描写も伏線も、しっかり味わい、二冊目を読んだらまた、一冊目を読み返したくなる無限ループ⁉️ で、『烏に単は似合わない』、しっかり気持ちを整理したいと思います。すごすぎて頭、混乱してるから。 ていうか、もろ核心から話すよ?ネタバレご注意! 最大のちゃぶ台返し⁉️東の二の姫「あせび」この子が『信用ならない語り手』だったとは!という衝撃💥 美人だけど自信が無さそうで、無垢なあせびちゃんのシンデレラストーリーだと思って読むじゃないですか?応援しながら。イジメられてもバカにされてもがんばって、若宮から選ばれれば報われるよ、みたいな気持ちでさ。春のイメージだし、あせびが桜の君なんでしょ?って。 読後。「あせびサイコパス女じゃん。こわっ⁉️」 そして二周目読むのに突入。あせびがどれだけ故意的だったか、嘘をついている、演じているかをチェックせずにはいられなかったのですが。 姉の双葉、西のますほの薄を下男に襲わせたのは、故意だと確定なわけですよね。そうすると、だな。 この子、本当は皆を蹴落として、入内する気満々だったんですよね?最初から。 冒頭の子供の時の出会い、『紫の衣』で、若宮だってことに気づいてたんじゃないかな? 烏に単は似合わない、コミカライズを一気読みしました‼️ハマった📚|taemame|note. 宿下がりしたい、なんて弱音を吐くのも、そう言えば古参の侍女うこぎや、内親王の藤波や、侍女の早桃が、協力してくれるのを内心期待してのこと。忖度を誘導してるんだよね。そう、読者としても「この子の恋を応援したい」と思わせられながら読んじゃうんだもん。そしてそれは、うこぎなどには付き合いの長い分、阿吽の呼吸で作用するのでしょう。藤波に関しても、あせびの母親の浮雲が教育係だった、あせびとも古馴染みということなので、洗脳に似たような状態で、ああいう行動を取ったように思えます。 下男に母親の事を聞くために呼びつけた、というのもあらかじめ用意した言い訳だったのかー⁉️ よく考えたら、下男に聞いても、しょうがない話題だよね?下男もあせび姫と契る気で夜に忍んで来たわけだしね。明らかに勘違いさせてるよね。だからこそ、早桃はヤバさに気づいたってことよね。 早桃目線で見たあせびは、さぞ怖かったことでしょう。 だってこれ、不祥事がバレた時に「秘書が勝手にやったことです」と、とかげの尻尾切りする悪徳政治家みたいなもんじゃん⁉️ そして気になるのが、あせびの母親がどんな人だったのか?ということ。 この先は、辻褄を合わせたい私の勝手な憶測ですが。 あせびの父親は、髪の色が特徴的な下男らしい。 それは恋だったのか?策略だったのか?

烏に単は似合わない、コミカライズを一気読みしました‼️ハマった📚|Taemame|Note

書店で表紙に惹かれ手に取った。 中身をパラパラ~とめくる。 お、平安王朝ものか?御簾とか円座とか出てくるぞ。八咫烏…平安時代っぽいファンタジーか?これは買いだな! んんん…?最年少松本清張賞受賞作品?平安ファンタジーなのに松本清張? うーん…まあいっか。買おう!

※ネタバレを含みますので、 まだ読まれていない方は閲覧されないようにご注意下さい。 ようやく、感想を書くに至った第一巻「烏に単は似合わない」 2012年に単行本が出版され、その後、文庫本が発売されました。 私が読んだのは、文庫本の方。 第五巻まで既に文庫本が出版されてましたので、 およそ6年もの歳月を経て、この小説に出会ったわけです。 作品紹介のページ でも書きましたが、 そこまで期待していなかったためか、 その衝撃は計り知れないものでした。 第一巻は、前半はファンタジー+歴史小説、 中盤以降は推理小説の要素がプラスされてくるような感じですね。 前半は、四家の姫達の華やかな桃花宮での生活が描かれ、 大半が東家の姫であるあせびの視点で物語が進んでいく。 この、あせびちゃんが何といっても、かわいい。 世間知らずな箱入り娘。楽器以外は何も知らない。 それを毎回他の三家の姫に馬鹿にされる。 「あせびちゃん、頑張って!

イラストレーター:吹屋フロ 「BE・BOY GOLD」誌(ビーボーイ編集部)にて江戸時代の剣客たちを主人公にした『仇椿ゆがみて歯車』を連載。 そのほかの作品としてWeb雑誌「となりのヤングジャンプ」(集英社)上にて連載していた『パンティトラップ』等がある。 キャラクターらしさを引き出した生き生きとした魅力的な表情と、物語の行間、その一瞬までを描ききる丁寧な作品づくりを行っている。 『八咫烏シリーズ』はじめての方向けQ&A Q1. そもそも八咫烏って何? 日本神話における導きの神であり、太陽の化身ともされる三本足のカラスのことを、八咫烏(ヤタガラス)と呼びました。この物語の中では、三本足の烏の姿と、人間と同じ姿とを行き来できる存在です。 Q2. 『楽園の烏』雪哉はなぜ、博陸候雪斎という悪役然とした人物になってしまったのか?(読んで悶々としてる人向け)|taemame|note. どれから読めばいいの? 作品の刊行順としては 『烏に単は似合わない』『烏は主を選ばない』『黄金の烏』『空棺の烏』『玉依姫』 となります。 このうち、最初の二作品『単は似合わない』と『主を選ばない』は、作中世界の同じ時系列を違う視点から描いたものです。 この二作品に関しては刊行順で読むのもOKですが、少年マンガ的な冒険譚、カッコイイ戦闘が見たい人は『烏は主を選ばない』から、 ひたひたと近づいてくる謎と、美しい姫君同士の火花の散らし合いが見たい人は『単は似合わない』から読んでもOKです。 どちらから読んでも、そこで描かれたシーンを別の角度から描いているもう片方の作品が読みたくなること間違いなし! Q3. マンガは好きだけど小説は苦手… もったいない!マンガ好きなあなたなら絶対ハマれる物語です! 例えば…文字で読んでいるはずなのに、振るわれた武器や羽が空を切る音まで聞こえてきそうな戦闘アクション描写や、小気味の良いキャラクター同士の掛け合い。文字で描かれるものでありながら、そこで描かれる世界はとても「絵になる」のです。 イラスト=吹屋フロ 文=eBookJapan ▲トップへ

『楽園の烏』雪哉はなぜ、博陸候雪斎という悪役然とした人物になってしまったのか?(読んで悶々としてる人向け)|Taemame|Note

山水画のような高い山々がそびえる中に暮らす八咫烏たちですが、政治経済すべての中心となる 「中央」は、一つの大きな山となっています。 中央だけでもこの広さ、さらに東西南北それぞれの貴族たちの領地が広がる山内は、存外広い世界なのが分かります。 地図の下部にある中央門を越えた先はもう宮中となり、身分が高い八咫烏たちの世界となります。 物語でキャラクターたちが主な時間を過ごす建物達は、中央の中でもさらに重要な建物が集まる、大門からはじまる山頂の部分に集まっています。 是非物語を読み進めつつ、隣に地図を広げてみて下さい! 吹屋フロのイラストで魅せる! シリーズ各巻紹介 女同士の宮廷バトルもの 烏に単は似合わない【新カバー版】 770円(税込) 「戦い」は、男だけの仕事じゃない――?

烏は主を選ばない(1) あらすじ・内容 シリーズ累計150万部超! 大人気小説「八咫烏(やたがらす)シリーズ」比翼の漫画化! 「山内(やまうち)」と呼ばれる異世界で、人の姿に転身できる「八咫烏」達が織りなす物語。日嗣の御子の座についた若宮に一年の期限付きで仕えることになった少年、雪哉。だが若宮は「うつけ」と呼ばれるとんでもない人で…。圧倒的スケールの世界観と緻密な筆致でおくる異世界ファンタジー!

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