私達は、成功事例のよい所を見て、その真似をしようとしますが、その割に失敗からは学ぶことをしません。失敗の経験は社会的に共有されにくいのです。原因を検討し学ぶことより、私達がとかく責任追究を優先しがちだからです。結果として似たような失敗がくり返されます。 私達は、目に見えるハコモノや、名前のつく投資案件(ハードウェア)に目をうばわれがちですが、それだけでは成功の保証はありません。「市場をつくり出す」ということは、ユーザーのビヘイビア(ソフトウェア)を変えるということ、つまり「文化を創り出す」ことにほかなりません。しかし、そのためにはまず、価値の提供者自身の考え方や行動様式も変わっていかねばなりません。これもまた地方の文化を創生することにつながります。 本講座では、具体的な事例をとりあげながら、失敗を避けるための着眼点や、文化が成立し定着するための要件と、そのためのプログラムの策定・推進のあり方を学習します。

  1. 地方活性化の新規事業が大失敗する3つの要因 | 地方創生のリアル | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

地方活性化の新規事業が大失敗する3つの要因 | 地方創生のリアル | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

この記事を書いた人 最新の記事 大阪生まれ 神戸大学大学院経営学研究科修了(MBA) 大学卒業後地方銀行勤務。ほぼ全ての支店で法人担当を任され、約10年 4ヶ店の銀行支店長とし全ての支店を業績表彰店舗に導くことに成功。その後リレーション推進部地域創生室を経験し、大阪大学産学共創本部特任研究員として大学発ベンチャーの創生に関わる。東京にてボードメンバーとしてベンチャー参画した経験も有す。 一方で、中小企業支援をライフワークとし、テイクオフパートナーズを立上げ。銀行での経験やベンチャー経験、MBAの知識をもとに、個社別のコンサルタントや経営関連講演を行うことで事業サポートを行っている。 銀行の枠組みを超えた企業サポート手法のひとつとして、購入型のみならず金融型も含めたクラウドファンディングを公的金融機関や補助金助成金と組み合わせるなどのファイナンスサポートも行なっている。 また、起業志向学生のサポーターとして大学発ベンチャー創生にも携わり、新しい事業創出の一助を担うことを目標としている。

エコブラ塾長・阿部 「特産品至上主義」という落とし穴 エコブラ塾長・阿部 実は、相談に来てくれた人達は皆 「地域の特産品」 を売ろうとしてたんです。 ニャオ・ブランドー 特産品?静岡県のしらすみたいなものかニャ? エコブラ塾長・阿部 ニャオ・ブランドー だったら問題ないニャ? そこでしか食べられないものなんだから、売れるに決まってるニャ? 町も人気出るニャ? エコブラ塾長・阿部 ところがそうもいかないんですよ。 ニャオ・ブランドー エコブラ塾長・阿部 ここで重要なポイントは2つあります。 エコブラ塾長・阿部 まずひとつ目が 「特産品という勘違い」 エコブラ塾長・阿部 そして二つ目が 「モノが売れればいいという勘違い」 です。 ニャオ・ブランドー どういう事ニャ? 詳しく教えてほしいニャ。 エコブラ塾長・阿部 それは「特産品」と呼べるのか? エコブラ塾長・阿部 まずひとつめの 「特産品という勘違い」 についてです。 エコブラ塾長・阿部 まあ、一言で言ってしまえば、 「特産品でないものを特産品と勘違いしている」 という事です。 ニャオ・ブランドー どういう事かニャ? エコブラ塾長・阿部 例えばニャオさん、ニャオさんの好きな美味しいしらすが日本のどこでもたくさん獲れるものだったらどうでしょう? それこそニャオさんのお家のとなりの川でも獲れたら? 少なくとも今よりはしらすに対する価値は低くなりませんか? ニャオ・ブランドー うーん、同じくらい美味しいなら… 確かにそうなるかもしれないニャ。 エコブラ塾長・阿部 ですよね? どこでも手に入るものには、あまり特別感を感じませんよね? ニャオ・ブランドー 確かにそうかもニャ。 そういえば昔、大富豪のスピードニャゴンから 「フェラーリは需要より1台少なく作る」 って聞いた事あるニャ。 だから希少価値が高まって、より人気が出るって事らしいニャ。 エコブラ塾長・阿部 まさにおっしゃる通り。 ブランドの重要な要素として「希少価値」は外せません。 エコブラ塾長・阿部 ダイヤモンドはただの石。なのになぜあんなに高い値段で取引されるのかと言えば、欲しい人に対して提供できる数が限られている、つまり希少価値があるからです。 ダイヤモンドがその辺を掘ったらざくざく出てくる状況だったら、誰も高いお金出して買わないでしょう? ニャオ・ブランドー エコブラ塾長・阿部 多くの人は 「ウチの特産品は●●なんです。だからこれを売りたいんです」 っておっしゃいますが、もしその特産品が 「他でも手に入れる事ができるもの」 だとすると、消費者目線でそれを買いたくなるかどうかとなると難しい。 ニャオ・ブランドー 「そこでなきゃ手に入らない」 という要素が重要なんだという事ニャ。 エコブラ塾長・阿部 その通りです。 この時点で多くの人は「特産品」を勘違いしてしまっています。 エコブラ塾長・阿部 実はたいして人気がある訳でもないのに、自分たちが勝手に「特産品」だと勘違いしていたり。 エコブラ塾長・阿部 逆に気付いてないだけで非常に希少価値のあるものが存在しているのに、それに気付けていない。 という状況も起こりうるのです。 ニャオ・ブランドー もったいないニャ。 エコブラ塾長・阿部 ホントそうですよね。 そしてニャオさんのお言葉にもうひとつ付け足すとするならば、 「希少」と「希少価値」は別物なんだ という事も言えるのです。 ニャオ・ブランドー 珍しければ売れるのか?

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