「 エッジ 」とは、突き詰めて解釈すると「 (収益と確率を考慮した)期待値 」のことです。 ▼エッジ(期待値)の計算方法 (利益 × 勝つ確率)+(損失 × 負ける確率) 期待値がプラスであれば、運の要素で一時的に負けることがあっても、回数を重ねるたびに、期待値通りの利益が得られます。 期待値がマイナスということは、運がよく一時的に勝てることがあっても、何度も勝負を重ねていくと、長期的には負けることを意味します。 ケリーの公式はまず第一に「期待値プラスである」ことが前提 です。 オッズとは?

<後編>資産を最大限に増やすオプティマルFの求め方とは? - 日経225先物トレード日誌

システムA 利益 848, 776円 勝率 41. 94% 最大損失 -126, 798円 PF 2. 311 期待値 13, 689円 システムB 利益 467, 419円 勝率 54. 84% 最大損失 -53, 413円 PF 1. 502 期待値 7, 539円 実はケリー基準を用いてリスクを考慮したロット管理をすると、「システムB」の方が資金が増えるスピードが速いという結果になります。 「システムB」は最大損失幅が「53413」、最適f値が「0. 37」となり、証拠金10万円あたり0. 69BTCのロットとなるので、1BTC/1トレードにおける期待値7, 539円から、1回のトレードの収益見込みは5, 201円となります。 一方、「システムA」は最大損失幅が「126798」、最適f値が「0. 35」となり、証拠金10万円あたり0.

システムトレード(非)入門 オプティマルF (2) Excelで計算する

ケリー基準(ケリーの公式)とは、 複利収益率が最も高くなる「最適な投資サイズ」を算出する方法 です。 古くからギャンブルの世界では知られた手法でしたが、株式投資の世界でも応用可能であり、投資サイズの意思決定に使えます。 わかりやすく言うと、A社の株式に投資する時、全資産の何パーセントの資金量を投じるのが最も適切か?を判定してくれる計算式のことです。 真実は定かではありませんが、 著名投資家のウォーレン・バフェットや、ピムコ創始者・債券王として有名なビル・グロスが使っている とも言われています。 私自身、ケリー基準(ケリーの公式)について深く学んでいるわけではなく、理解が曖昧な部分があると思います。 しかし今回は、私が学んだことをベースに、数学が苦手な方でもケリー基準(ケリーの公式)を使えるよう、可能な限り難しい数式を使わずに説明します。 もし、「間違っているよ」という意見がありましたらコメントにてお伝えいただけると嬉しく思います。 前置きが少し長くなりますが、 ケリー基準がどういったものか? ケリー基準の計算方法 の順に解説していきます。 ケリー基準(ケリーの公式)とは?

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05刻みで1までの数字を入れておきます。 これでオプティマルfを計算する準備ができました、 実際の計算には収束計算が必要なので、 Excelのソルバーを使った方法とVBAを使った方法を解説します。 ソルバーを使う方法 Excelのデータタブ→分析→ソルバーで、ソルバーを表示して、 目的セルを$F$3に、 目標値は最大を選択して、 変化させるセルは$D$3を選択します、 それで実行すると、D3のセルにオプティマルfが計算されます。 VBAを使った方法 Excelの開発タブ→Visual Basicで、Visual Basicエディタを起動して、 以下のコードを打ち込みます、 Option Explicit Sub opt() Range("h4") Do Until = "" Range("d3") = (, 1) = Range("g3") (1) Loop End Sub これで実行すると、 I4からI23までに0. 05刻みのfの値が計算できます、 これをグラフにすれば、グラフの一番高いところがオプティマルfです。
マネーマネジメント入門編① マネーマネジメント入門編② の続きです。 不確実性があって、かつ期待値がプラスの賭けを複数回(あるいは無限回)続ける場合、最適な賭け方は「固定比率方式」であることがわかりました。 では、最適な固定比率、はどうやって決めればよいのでしょうか。 実はこれには数学的な最適解がすでに証明されています。 それが、「ケリーの公式」です。 たとえば単純なコイン投げで、表が出れば賭け金が倍、裏が出れば賭け金がゼロになる賭けを考えてみましょう。 ただし、コインはちょっとイカサマで重心?が偏っていて(笑)、表が出る確率が55%だとします。 この場合、 勝った時に得られる金額と負けた時に失う金額が同額 なので、以下の 「ケリーの第一公式」 に当てはめて最適な賭け金の比率を導き出すことができます。 賭け金の比率 = ( 勝率 × 2 ) - 1 上の例を当てはめると、 = ( 0.55 × 2 ) - 1 = 0.1 ということで、全資金の10%を賭けるのが、もっとも資金を最大化する固定比率だということになります。 ではでは、最初に提示した問題では、資金の何%を賭けるのが正しかったのでしょうか?

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