こんにちは。 今回は、物質が「気体」「液体」「固体」と姿を変えていく 「状態変化」 の仕組みについて触れたいと思います。 暮らしの中でも、同じ部屋にあるのに、固体のものもあれば液体のものもありますね。そして空気はもちろん気体になります。 また、同じようにコンロにかけて加熱しても、溶けて液体になるものもあれば、溶けずに固まったままのものもありますね。 このような状態の違いは、 物質の性質に違いがある ために出来るものです。 今回は、特に「状態変化」が起きる理由と、物質によってどうして差が出来るかに着目していきます! ※ここでは、話を単純化するため、純粋な分子でできた物質に絞って話を進めます。 分子間力と熱運動 「状態変化」 をイメージしやすくするために、 「分子間力」 と 「熱運動」 という2つの言葉を考えてみましょう! 一言で説明するなら、 「分子間力」 は分子同士が くっつこうとする力(引力) 「熱運動」 は分子同士が 離れようとする力(斥力) です。 この2つの関係によって、分子がくっついたり、離れたりします。 これが、気体や液体など状態が変わる原因になります。 分子間力とは?

  1. 【高校化学】物質の状態「物質の三態と分子間力」 | TEKIBO
  2. 科学、物質(水)の固体、液体、気体変化の問題 -水の状態変化の説明と- 化学 | 教えて!goo
  3. 気化とは - コトバンク
  4. 高等学校化学II/物質の三態 - Wikibooks

【高校化学】物質の状態「物質の三態と分子間力」 | Tekibo

「 分子間力 」は、分子どうしが くっつこうとする力(引力) ! 分子自体は電荷を持たないので、分子間力は 弱い力 ! 「 熱運動 」は、分子どうしが 離れようとする力(斥力) ! 熱が加えられるほど分子は激しく動く! 分子の状態「固体」「液体」「気体」は分子の くっつき度 を表す! 熱運動の大きさも、分子が動ける範囲も、気体>液体>固体なので、 体積は気体>液体>固体となる! 加熱 で進む状態変化は、 エネルギーの高い状態 になるために熱を吸収する 吸熱反応 ! 冷却 で進む状態変化は、 余分なエネルギー を熱として放出するため 発熱反応 ! 最後までお読み頂きありがとうございました!

科学、物質(水)の固体、液体、気体変化の問題 -水の状態変化の説明と- 化学 | 教えて!Goo

固体が気体になることを昇華といいますが、気体が固体になることを何と言いますか? あまり身近にはない現象に思えます。典型的と言える現象はありますか?

気化とは - コトバンク

熱とは、分子の運動エネルギー では、もう1つのKeyword 「熱運動」 について考えてみましょう。 熱 は以前少し触れましたが、 丁寧に言えば、 粒子が「乱雑に」動く運動エネルギー です。 分子の場合も同じく、「分子が熱を持つ」=「分子が乱雑に動く運動エネルギーを持つ」ということになります。 この「分子の熱による乱雑な動き」を 「熱運動」 と呼びます。 熱をたくさん持つと、熱運動は激しくなり、分子は離れようとする 分子がより たくさんの熱 を持てば、その分運動エネルギーが大きくなる(速度が大きくなる)ので、 分子の熱運動も強く激しくなる わけです。 そのため、周りにある分子とくっついていると激しく運動できないので、分子同士は離れようとします。 分子の状態 「固体」「液体」「気体」 では、「分子間力」「熱運動」がそれぞれの状態(固体、液体、気体)とどのような関係があるのか考えてみましょう! 「固体」「液体」「気体」とは何か? 分子の「くっつき度」が違う 「分子間力」は分子どうしが引き付け合う力、「熱運動」は分子どうしが遠ざけ合う力なので、 両方のバランスによって、分子がどの程度くっつけるか( くっつき度)が変わります。 「固体」「液体」「気体」など 分子の状態 が変わる(状態変化が起こる)のは、分子のくっつき度が変わるからです。 では、それぞれの状態とくっつき度について、詳しく見ていきましょう! 気化とは - コトバンク. 「固体」:分子がくっついてその場を動けない 温度が低く、 熱が少ない ときは、分子の 熱運動は穏やか なので、余り離れようとしません。 そのため、分子は分子間力によって、お互いくっついて「おしくらまんじゅう」状態を作ります。 分子はぎゅうぎゅうにくっついているため、小さな熱運動だけでは別の場所に移動することができません。 このように、 分子どうしがくっついて身動きが取れない状態 が 「固体」 です。 固体が簡単には変形しないのは、分子(粒子)の身動きが取れず、同じ場所にとどまり続けるからなんですね。 「液体」:分子は動けるが、遠くには行けない では、温度が高くなり、 分子の熱運動が大きくなる と、どうなるでしょうか?

高等学校化学Ii/物質の三態 - Wikibooks

状態変化の種類 以下に、状態変化の種類と名称をまとめます! 加熱による状態変化 まずは、加熱によって熱運動が大きくなり、分子が自由になる変化から。 固体→液体への変化を 「融解」 と呼びます。 「融」も「解」も「とける」と読むので、覚えやすいと思います。 液体→気体への変化を 「蒸発」 と呼びます。 分子が「発」射されて遠くへ放たれるイメージですね。 固体→気体への変化を 「昇華」 と呼びます。 2ランクアップなので「華」やかです。笑 冷却による状態変化 次に、冷却によって熱運動が小さくなり、分子が束縛される変化です。 気体→液体への変化を 「凝縮」 と呼びます。 体積が急激に「縮」んでしまうと覚えましょう。 液体→固体への変化を 「凝固」 と呼びます。 「固」体になって「固」まる変化です。 気体→固体への変化を 「昇華」 と呼びます。 2ランクダウンも、同じく「華」やかなので同じ名前がついています。 状態変化と熱の出入り 最後に、状態変化が起こるときに特別に生じる 熱の出入り について触れます! 熱の出入りは、入試の計算問題でも定番なので、ここができれば点数アップになります!

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「気化」の解説 気化 きか vaporization 液体が 気体 に,または 固体 が直接に気体に変る 現象 。 液体 の 表面 からの気化を 蒸発 , 内部 からの気化を 沸騰 といって区別する。固体の表面からの気化は 昇華 と呼ばれる。与えられた 温度 において,気化は周辺の気相の 蒸気圧 が 飽和蒸気圧 または 昇華圧 になるまで進行して 平衡 に達する。気化するには熱を要し,その 潜熱 は 気化熱 と呼ばれ,温度によって異なる。気化熱は液体では 蒸発熱 ,固体では 昇華熱 とも呼ばれる。微視的には,気化は凝集状態 (液体と固体) にあって熱運動している多数の 粒子 ( 分子 や 原子) のなかで統計的ゆらぎによって大きい運動エネルギーを得た少数個の粒子が,周囲の粒子からの凝集力にうちかち,表面から飛出して気体となる現象である。その凝集力の強さを表わす気化熱は温度が高くなるほど小さくなる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 栄養・生化学辞典 「気化」の解説 気化 ある 物質 が液体から気体へと変化すること.

Sitemap | xingcai138.com, 2024

[email protected]