「あぅっ!」 「勢いで春姫に助けを求めたのでしょうが、 まずはそう言う問題について考えないと ダメですよ?そもそも桜花様は救援に 向かうことを了承してるのですか?」 「そ、それは・・・」 ふむぅ。本当に勢いで来ちゃいましたか。 うん。それだけ春姫が頼れる友人だと言うことですね! 「散々言いましたけど、正直に言うなら 春姫がダンジョンに行って命様のお手伝いを することに関しては問題無いのですよ?」 イシュタル様には中層に採取に行くって 言って友達の命様に護衛をお願いする って形にすれば良いのですから。 襲撃に備えて戦闘娼婦の方を二人くらい 連れていく必要がありますけど。 その費用くらいは春姫が払っても良いですし? 先生には敵わない無料で読む. 旦那様からも採取とかは自由にして良いと 言われてます。もし春姫が居ないときに 旦那様が来たらアイシャ様やイシュタル様が 旦那様をお迎えしますし。 ・・・最近イシュタル様が旦那様に近いと 思うんですよ。色々考えることもあるので しょうし、正妻様も認めてますから春姫 には何とも言えませんけども。 「えっ?そうなんですか? !」 そうなんです!なんかもやっとするんです! って今は違うお話でしたね。 えーっと・・・そうそう、救助です。 「ついでに戦闘娼婦の皆様にも「知り合い だから見かけたら助けてあげて下さい」って お願いする程度ならお金も掛かりません」 こちらはあくまでついでのお願いですからね。 「な、ならソレを何とか!」 「う~んそうですね。とりあえずコレは お願いしておきましょうか」 これで誰が損するわけでも無いですしね。 それに命様の頼みですから、少しくらい 応用は利かせますよ! ただコレ以上は難しいかもしれません。 そもそも今の命様の行動は、桜花様の決断を否定してしまってます。 それがタケミカヅチファミリアとして どのような扱いになるのかがわからないと 最悪仲違いしてしまいますからね。 まさか仲違いしてファミリアを追放されたり したら・・・命様をイシュタルファミリアに 誘うわけにもいきませんし。 リリルカ様にお願いしてソーマファミリアに 入れて貰えれば良いのですけどねぇ。 ま、まぁ流石にそこまでは考えすぎですよね。 まずは目先の事を片付けちゃいましょう! 「ではその怪物進呈をした相手の特徴を 出来るだけ詳しく教えて貰えますか?」 とは言え所詮は13階層ですからねぇ。 レベル3が一人でも居れば100や 200程度の魔物なら楽勝ですけど。 もしレベル2しか居なかったらちょっと 危ないかも知れませんよねぇ。 「えっと、特徴と言うか・・・」 「あれ?何も知らないとかですか?」 ソレじゃ救助も何もないですよ?

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!」」 あ、頭は・・・ある。 今のはナニ?!刃が頭を突き抜けた? いえ、斬られたのよね! 「・・・ティオナっ!」 「うん!ティオネもっ? !」 やっぱりティオナも感じたか・・・ 今のは筆頭様が私たちにわざと見せる 「見えるけど避けれない攻撃」の軌道と、 ソレを喰らった時に感じる「間違いなく死ぬ」 と言う明瞭なイメージ! 「二人とも急に身構えてどうしたんだい? ・・・まさかオッタルがまだ何かを 仕掛けて来るとか?」 だ、団長は気付いていない? と言う事は私たちだけに殺意を見せた? 「ティオネ、不味いかも」 「・・・えぇ、そうね」 「?? ?」 いや、実際私たちは何もしてないから 何が不味いってわけでもないんだけど。 ・・・「騒がしい。故に矯正」って言って 地獄を見せるのが筆頭様よ! あ、謝る?何に?ミノを問答無用で 殺さなかったこと? いやいやいや、ソレは私たち悪く ないわよね? アルファ様には敵わない- 漫画・無料試し読みなら、電子書籍ストア ブックライブ. オッタルを、オッタルを殺ってくださいっ!

さぁ数多の管理者を葬り、世界の境界を 斬り裂いた剣撃の極致を受けろ。 【剥奪剣界】 そして、世界の理をも刻む一撃を見ろ。 【至上の剣は我が手に在りて】 ――――――――――――――――― ……オッタルが舞台を設えたとは言え、 目の前で行われるベル少年とミノタウロスの 戦いは互いに本気で、互いに命懸け。 冒険者になったときの初心を思い出す ような戦いだ。 しかしそろそろ終局。互いに最後の力を 振り絞っての一撃になるだろう。 ・・・ティオネとティオナか周囲を 異常に警戒しているけど何かあるのかな? 僕の親指には何も・・・な、何だ?! 疼きどころじゃない激痛?! 「うぉぇぉぉぉ・・・えっ?」 「ヴォォォォォ・・・ガァ? !」 「「「「「はっ?」」」」」 「「き、来た!」」 来た?何が?周囲の壁とミノタウロスが 輪切りになった?何だ、何が起こっている?! ―――――――――――――――――― 「な、何が? !」 『し、神力が掻き消された? !』 どういう事?!いきなり画面が消された? まさか私の干渉を弾いたと言うの?! げ、現地はどうなってるの? アノ子は無事?オッタルとアレンは? な、何が起こったというのよ! ――――――――――――――――――― ミノタウロスが周囲の壁ごと輪切りにされた? 何だ?誰に斬られた?ロキファミリアか? いや、奴等も慌てている? 「オッタル!撤退だっ!」 「アレン?何か知ってるのか? !」 確かに最低限の目的は果たしたとは言え ココでの妨害なんぞ認めるわけには・・・ 「恐らく筆頭殿だ!しかも明らかに 敵意をもった攻撃をしてきた!」 「筆頭?ヤツの一番弟子か? 先生には敵わない 無料. !」 ならばコレは単独で37階層の壁を 大規模破壊すると言う見えない剣撃?! 「恐らくこちらの数が多い上に状況が不明瞭 だから、俺やロキファミリアのアマゾネスに 警告を与えた上で壁とミノタウロスだけを 刻んだんだろう!」 警告?そんなモノを受けていたのか? なるほど、だからさっきから様子が・・・ と言うよりも状況が不明瞭だから切り刻む っておかしいだろ! 「説明や解説は後でしてやる!わざわざ 警告をしてくるってことはさっさと 帰れば追撃は無い・・・と思う」 自信なさげだな! 「垂れ流したいなら残れ!」 「よし、退くぞっ!」 事情は後で聞かせてもらうが、ソレも 後があったらの話だからな! 演劇の幕切れには慌ただしいが、 フレイヤ様の許可を得る前にヤツの 一番弟子を敵に回す気は無い。 いずれ死合を望むことになりそうだがな。 ―――――――――――――――――――― 「だ、団長?

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