黄砂が体に及ぼす影響 2013. 05. 黄砂は人体に影響あるか—花粉症など悪化する恐れも | 公益社団法人 静岡県薬剤師会 公式サイト. 07(火)放送 今日のドクター 日本耳鼻咽喉科学会 福井県地方部会 鈴木 弟先生 病気説明 黄砂とは東アジアの砂漠や乾燥地域の砂が上空に巻き上げられ、風に乗って日本に降り注ぐもので、春先頃から大量に飛散するようになります。黄砂は上空を飛んでいる間に硫化水素や工業汚染物質、2. 5μm以下の微小粒子状物質いわゆるPM2. 5、カビや細菌などが付着する事で砂自体よりも、これらの有害物質が体に影響を与え呼吸器の疾患やアレルギー症状、ひどくなると心疾患のリスクを増やす可能性もあると考えられています。ですから体への影響も考え、黄砂の飛散状況など意識するようにしてください。 意外と知らない? 対処法 花粉症を悪化させる事があります 黄砂には様々な有害物質が付着しており調査の結果、花粉症患者の多くは黄砂が飛散すると症状が悪くなると感じている事が分かっています。また咳や鼻水などの花粉症症状だけでなく皮膚に触れることで過敏に反応しやすい人は、皮膚が荒れるなどの症状も出ます。もちろん花粉症などの症状が無い方でも、黄砂に付着した物質によって体に悪影響が出ることは十分考えられますので、黄砂の飛散情報をチェックしたり、花粉対策のもので構いませんのでマスクやメガネで対策をすると良いでしょう。 有害物質の特定が難しく検査で調べることが出来ません 黄砂によるアレルギーは黄砂に付着した有害物質によって引き起こされていると考えられますので、有害物質の特定が難しいため検査をしても調べることは出来ません。ですから黄砂によるものなのかどうかは、黄砂の飛散状況や外出状況、症状の出方など問診によって決めることになります。黄砂によるアレルギーの可能性があった場合は症状によって鼻炎薬や目薬、喘息の治療など花粉症と同じような治療を行う事になります。 まとめ 黄砂は4月・5月に一番多く飛散していますが一年中黄砂による影響は考えられますし、これからも花粉は多く飛散しますので、黄砂や花粉の飛散状況をしっかり把握しアレルギーの出る方はしっかりと対策をすると良いでしょう。

  1. 黄砂は人体に影響あるか—花粉症など悪化する恐れも | 公益社団法人 静岡県薬剤師会 公式サイト
  2. 黄砂に注意すべき理由 人体への影響とそのメカニズムとは - ライブドアニュース

黄砂は人体に影響あるか—花粉症など悪化する恐れも | 公益社団法人 静岡県薬剤師会 公式サイト

36才の女性。黄砂が飛来すると、洗濯物や車などが汚れて困っています。体にも悪い影響があるのでしょうか。 黄砂は中国のタクラマカン砂漠やゴビ砂漠、黄土高原の細かな鉱物粒子が強風によって巻き上げられ、上空の風に乗って飛来する現象です。砂の粒子が小さいほど遠くまで運ばれ、日本では「土降る」として俳句の季語にもなっているように、春先から初夏にかけ、東アジアを経由する低気圧の通過に伴って観測されます。気象庁によると、昨年、日本で黄砂が観測された日数は22日で、観測日数は増加傾向です。 黄砂による影響は、洗濯物や車などが汚れることは知られていますが、花粉症やぜんそくの症状を悪化させるとの指摘もあります。黄砂に付着した微生物やカビの死骸(しがい)、環境汚染物質などが関係しているとみられ、花粉と黄砂を一緒に吸い込むと、花粉の飛散量が少なくても症状が重くなったり、花粉症でなかった人が突然発症する可能性もあります。黄砂がひどい日は外出を控えるか、外出の際はマスクの着用を心掛けてください。 環境省と気象庁による「黄砂情報提供ホームページ」や、気象庁による「黄砂情報(実況図)」が公開されていますので参考になさってください。 黄砂情報提供ホームページ 黄砂情報(実況図) (社)静岡県薬剤師会・医薬品情報管理センター所長 大石順子

黄砂に注意すべき理由 人体への影響とそのメカニズムとは - ライブドアニュース

大気汚染がひどいときはなるべく外出を控えましょう 。とくに体への影響が出やすいとされる高齢者や子どもは、どうしても外出しなくてはいけない場合は、マスクをするなどの対策も検討しましょう。 取材協力: 中島映至さん 宇宙航空研究開発機構(JAXA)第一宇宙技術部門地球観測研究センター(EORC)センター長(2014年取材時:東京大学大気海洋研究所 教授) 鶴田治雄さん 一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC) 研究開発部特任主席研究員(2014年取材時:東京大学大気海洋研究所 特任研究員) 上田佳代さん 京都大学大学院工学研究科准教授(2014年取材時:国立環境研究所 環境健康研究センター主任研究員) イラスト: くぼこまき

5などの非常に微小な粒子から10~12 µmの大きなものまで含まれます。大きなものが多ければ、ザラザラして肌への物理的刺激となります」(大西先生) 不調の原因が黄砂にあると気づいていない人も多いといいます。「黄砂飛来の多い3~5月は、症状の似ている花粉飛散の時期と重なります。微小な粒子のみのダスト(PM2. 5)の場合あまり視界が悪くならないため、黄砂・大気汚染物質と気づかずに症状が出ることも考えられます」(大西先生) 黄砂から身を守るには 「あまり神経質になり過ぎる必要はありませんが、黄砂日や空がかすむ日に不調を感じる人は、対策を取るといいでしょう。たとえば黄砂飛来が予測される日は、外にふとんや洗濯物を干さない、空気清浄機を使う、外出時はマスクをする、帰宅したらお風呂に入るなど、一般的な花粉症対策と同じです。 マスクは自分の顔にフィットするものを選び、隙間ができないよう装着します。隙間があると、いくらフィルターの性能が良くてもかえって隙間からの流入が多くなります」(大西先生)最近の報告では、黄砂に微小なマイクロプラスチックが混じることもあるようです。大気の様子や気象情報などを活用して対処しましょう。 外部サイト ライブドアニュースを読もう!

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