ちょっとしたプチ家出(夜には帰るレベルですけど)をしたり、廃工場……はなかったので廃屋をのぞきに行ったりと、"七日間戦争ごっこ"をしたものです。 (当然のように、そこから宗田理先生の原作小説も読みまくりました! いきなり誘拐事件の話が始まって、「映画といろいろ違うじゃん! でも、面白い!! 」と夢中になっちゃいましたね」) あと、これはもう完全に余談ですが、友だちと映画館に見に行った映画の2つ目は、1990年ごろに行われたOVA『ロードス島戦記』の上映会で、3つ目は1991年8月17日より公開された『アルスラーン戦記』(同時上映は『サイレントメビウス』。僕は彩弧由貴派でした)でした。 ……今さらだけど、全部角川書店関連の映画じゃねえかと、"三つ子の魂百まで"感がありますね(苦笑)。でも、僕と同世代の40歳前後の方には、似たような思い出がある方もいるのではないでしょうか? 帰るんだったら、さっさと帰れェ! (裏声) 約30年たっても覚えている、『ぼくらの七日間戦争』の鮮烈さ "インチキな大人に宣戦布告"というキャッチコピーと、当時『三井のリハウス』のCMで話題になっていた宮沢りえさんの初主演作品となることなど、さまざまな点から注目を集めた映画『ぼくらの七日間戦争』。 でも、子どもだった自分にとっては、そういった周辺情報よりも、"子どもが大人と戦う"&"家出をして秘密基地的な廃工場に立てこもる"というワクワク感がすごかったです。 そんな『ぼくらの七日間戦争』のあらすじがこちら。 『ぼくらの七日間戦争』 青葉中学1年A組の生徒8人が、ある日突然、姿を消した!? あわてふためく大人達。しかし彼らは町外れの廃工場に立てこもっていた。 先生達は連れ戻そうとするが、生徒達は奇想天外な作戦でこれを撃退する。ついに怒った大人達は機動隊を出動させるが…。 果たしてこの勝負、どちらが勝つか? 『ぼくらの七日間戦争』|感想・レビュー - 読書メーター. 迎え撃つ子供達の運命は? 史上最大のイタズラが今こそ爆発する! いやあ、やっぱり子ども心ながらにワクワクしたのは間違いじゃなかったほど、楽しそうなあらすじですよね。 今回、久々に映画を見直しましたが、さすがに十年ぶり以上に見ることもあり、忘れている部分もありましたが、多くの場面をセリフのイントネーション込みで覚えていたのは、我ながらさすがというべきか。それだけ『ぼくらの七日間戦争』がすごかったというべきか……。 男性教師の「前髪うっとおしいだろう」からの「オン・ザ・眉毛!」と、女生徒の前髪を切る場面。 下水道探検をしたときに、壁のぬるぬるを触ったときの「なんだぁ、これぇ。気味悪りぃ」&「エイリアンの子どもがいたんだよ!」発言。 そして、すれちがいから安永がカナリアを連れ、廃工場を去ろうとする雨のシーン。TM NETWORKの挿入歌『GIRLFRIEND』が流れる中、安永から"ガリ勉"呼ばわりされた優等生の中尾が放つ「帰るんだったらさっさと帰れェ(裏声)。僕はたとえ1人になってもここに残る!」という名場面。 正直、自分も運動が苦手なガリ勉タイプだったこともあり、今も昔も中尾に感情移入しちゃうんですよね。 また、佐野史郎さんや大地康雄さん、倉田保昭さんらが演じるイヤ~な学校教師のインパクトもすごい!

『ぼくらの七日間戦争』|感想・レビュー - 読書メーター

当時も「服装の乱れは心の乱れ!」なんて正論すぎる正論にもやもやしましたが、何度見直しても強敵感&むかむかしてしまうラスボス感がただよっていて、たまりません。 ネタバレになるので後半の内容は伏せますが、戦車(エレーナ)に関するギミックの楽しさや、大人と戦う時のイタズラ心に満ちたトラップ(水鉄砲にキンカンを入れての「ゴー・トゥー・ヘル!」とか、当時流行りました。ちょっと危険だけど。笑)は、今見直しても楽しいですし、むしろ大人になった今だからこそ、細かいところまで目が行って楽しめました。 かつて子どものころに映画を見た僕のような世代はもちろん、角川つばさ文庫『ぼくらの七日間戦争』などで原作小説に触れた若い世代の方も、ぜひこの機会に実写映画版『ぼくらの七日間戦争』でワクワク感を楽しみ、その未来を描くアニメ映画『 ぼくらの7日間戦争 』(2019年12月13日上映)を楽しんでいただければと思います! あらためて、宮沢りえさんがチャーミングすぎた……! 11名の少年少女はみんな魅力的ですが、やっぱり宮沢りえさんが演じる中山ひとみさんに目がいっちゃいますね。 活発そうな白いTシャツやジーパン、体育の授業時のブルマ姿など、いたるところで感じられる健康美もさることながら、ちょっと男勝りでチャキチャキなところがいいんですよね。 クラスメイトに男子生徒を連れ戻してこいと詰め寄られた時の「学級委員学級委員って、私はあなたたちも小間使いじゃないのよ!」と啖呵をきるシーンとか、めちゃくちゃスカッとします!
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