「ルビンの壺が割れた」という小説をご紹介します。 「衝撃のラスト」というフレーズは本の定番の宣伝文句ですが、この本以上の衝撃のラストはありませんでした。 二人が顔を見合わせているように見えるけれど、一つの壺にも見える。これは「ルビンの壺」と呼ばれる錯視の画像です。 「ルビンの壺が割れた」はまさにこの「Aだと思っていたらBだった」という感覚がそのまま小説になったような本です。 結末については賛否両論あります。「ルール違反だ」「それをやっちゃあおしまいよ」的な声が多くあるのはたしかに事実ですが、僕は大好きです。 オチ、本当にまったく予想できませんでした。これは予想してなかった。 怖すぎて寒気がして、なんだか笑いが止まらなくなります。 ストーリーが怖いのはもちろん、作者はどういうメンタルをしてたらこんな話が書けるのか。。 ストーリーは二人の男女の文通という形がとられています。 ひたすら交互に文通が進むだけ。 そこで二人の過去が少しづつ明らかになっていきます。不気味な気配がするも何も決定的な手掛かりは見つからないまま進んでいきます。 そして最後の10ページで「ルビンの壺」が割れます。Aだと思っていたらBだったというフレームをぶち壊してきます。 ぜひ読んでみてください。

ルビンの壺が割れた ネタバレ

うーん、売れりゃいいという短絡的な発想か、いや新たなマーケティングの方向性? (無料期間を設けてネットで読めてSNSで話題にさせる)などなど作品以外のところに思いを馳せてしまったよ。 物語はまさにそのSNSが蔓延する社会ゆえのお話で、ネットを通じて書簡(メール?メッセージ?

ルビンの壺が割れた ネタバレ 最後の一文

Posted by ブクログ 2021年06月10日 読み終わったあと混乱が止まらない!!!どういうこと?面白すぎる、、けど面白いつて言葉で表すのが適切なのか?? いろんな人の感想を見てみたい! このレビューは参考になりましたか? 2020年08月18日 とにかく読んで欲しい!! 最後、今までの青春時代を覆す、まさかの展開で、スカッ・ゾクッ 的な感情が入り交じった余韻に浸った。 構成が、メールのやり取りで最後まで展開されるから、主観の重要さがよく分かる。 これは再読決定!! 2021年05月03日 ずっと気になっていたものを書店で見かけて購入。 衝撃の展開ということで、細部まで読み込むもののミステリーというよりも後半の怒涛の展開での印象変化がメイン。 分類不能という書評の通りの何とも区別し難い作品でした。 二人の背景を知った上で読み返すと、それぞれの行動にもバックボーンが透けて見え、ルビンの壺... 『ルビンの壺が割れた』終始感じる違和感と、その結末!深夜に読んで鳥肌ぞわり… | ぶちおの部屋. 続きを読む 2021年04月17日 結婚直前で別れた男女のメッセージのやり取りのみで進行していく形が湊かなえと重なった。 前半は元カノに執着する男の話かと思ったが、後半からの怒涛の展開が凄い。 それぞれの表と裏、ルビンの壺のように印象がガラリと変わる… スピード感と大どんでん返しが良かった。 ラストの一文でスカッとしたいところだが、嫌... 続きを読む 2021年04月04日 読み進めるにつれて登場人物のイメージがどんどん変化していくし話の展開も予想してない展開ばかりで、止めるタイミングがなく一気に読んでしまった。 感想をみると好き嫌いがかなり分かれるのかなと思うが個人的には凄く面白かった! 2020年08月31日 呆然。読み終わった後はただ呆然と余韻に浸っていた。なんだこの小説はと言わざるを得ないほどに今まで体験したことのない感情にさせられた。 いわゆる「書簡体小説」であり(フェイスブックのメッセージのやり取りだが)、そういう意味では井上ひさしの「12人の手紙」は読んでいたが、それとはまた別物と感じさせられ... 続きを読む 2020年08月21日 フェイスブックのメッセージのやりとりで物語が進んでいく。その1通ごとに今まで見えなかったことが明らかになる。 それはまさに『ルビンの壺』のようである。今まで見えていたものとは違うものが見えてくる。しかし物語はひとつに繋がっている。そのルビンの壺が割れた時に感じることは人によって違うのではないかと... 続きを読む 2021年07月30日 良い作品であるのにもかかわらず、広告で煽りすぎな点が作品を埋もれさせてしまっている気がするというのはどの本でも周知の事実だと思いますがこの本は特にそうです。とても不気味でした。好きとは違いますが、この気持ち悪さが何か良い。お金を持ち逃げ自殺した彼についての考察を交わしたいと思いました。 2021年07月28日 ストーリーはさておき、メールベースというのが斬新。 このジャンルは小説でよいのか?

ルビンの壺が割れた 解説

『ルビンの壺が割れた』宿野かほる【よむタメ!vol. 1054】 - YouTube

ルビンの壺が割れた

紙の本 驚きの 2017/09/11 20:32 4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。 投稿者: kuni - この投稿者のレビュー一覧を見る 宿野かほるさんの "ルビンの壺が割れた" 最近読んだ小説は5時に夢中!

ルビンの壺が割れた ネタバレ最後のオチ

最近読んだ小説、『ルビンの壺が割れた』 タイトルと内容の一致には素晴らしいなあと感じたし、このような話を作り出す宿野かほるさんには拍手を送りたいと思う、、 けれど、 なんと言っても、読み終わったあとがとにかく気持ち悪すぎる!得体の知れない気持ち悪さ! ひたすら「ああ、嫌なもの見たなあ、人間こわいなあ、、、」と打ちのめされる 読者をそういう気持ちにさせたいと思って書いたのなら、余計に、宿野さんはすごいと思う 読み進める程に登場人物に感情移入をすることはなかなかできず、終始ただ誰かのメールのやり取りをみせてもらっている気分だった このSNSを使ってストーカーのような事をする人って実際に何人か会ったことがあるし、何ならされたこともある、、 「ええ、そんなことまでするの? !」と、そういう風な事をしている人を見た時は心から引いてしまった記憶がある この男に似た気質の男にもあったことがある、心底気持ち悪かったな、、吐き気がするし忘れたい だから私にとっては、いかにも現実にありそうな展開で怖かった 2回読むとさらに怖いとレビューされていたので読もうとしたけど、数ページ読んで気持ち悪すぎて辞めてしまった これから読もうと思っている方には、お口直し用の『星の王子様』系の本を用意してから、読みはじめる事を勧めたいな、、 読む価値は有ると思うけど、この本を友人に薦められるかと聞かれると、私のような気持ちになってほしく無いから恐らく勧めはしないと思う😂

(30代女性) その小さなヒビにあなたは気付けるか。 (Twitter投稿) もう一度読みたくなる、もう二度と読みたくない物語 (10代女性) 頼むから、記憶を消してもう一度読ませてくれ。 (10代女性) 「嘘」はないのに、騙される。 (10代男性) 帯もカバーも見てはいけない。あらすじやレビューも見るべきではない。そして今すぐ本を開き、読み始めた方がいい。それが今年最も凄い小説を味わう最良の方法だ。 (20代男性) あなたは何も知るべきではない。何も知りたがるべきではない。 (20代男性) 最初から最後まで、昔恋人同士だった二人の物語であることは変わらないのに。 (30代女性) 2人の横顔、その表情は見えない (Twitter投稿) 30年かけた。君を追いかけることに。30年かけた。あなたを忘れるために。 (30代女性) この世でいちばん衝撃的な電子メール (10代女性) 二度読み、推奨 (20代女性) 時折思い浮かぶ遠い過去 切ないノスタルジックな思い出に 心の旅で見つけた真実とは... (40代男性) キャッチコピーができない作品。その一言に尽きるでしょう。読むためにある、そんな作品に出会えたあなたは本当に幸運です。あなたが用意するのは、読むための最適な環境とあなたの好みの飲み物を一杯だけです。さて、準備はできましたか? (10代女性) 「事実は小説よりも奇なり」って嘘っぱちだ! ルビンの壺が割れた ネタバレ. (30代女性) まずは読め、全てはそれからだ (10代男性) ふたりは同じものを見ていた ー はずだった。 (Twitter投稿) あなたにも運命の再会があるかもしれません。 (40代男性) 『読む前と読んだ後では圧倒的に世界が違う』私は何を読んでいたのだろう。途中で本がすり替えられたのではないか。そう疑ってしまう。 (10代女性) 私は見つけた。三十年前、結婚式当日、式場に来なかった貴女を。 (20代女性) 文学のトリックアート 反転する度、世界は変わる! (30代男性) 次に表紙をめくる時、違う世界が見えている。 (20代男性) 読前、情報不要 読後、言語化不可能 (Twitter投稿) こんなにも心と体が震えるラブレターがあっただろうか (20代女性) この小説の結末は『既読スルー』して下さい (40代男性) 壺にも顔にももう見えない。 (20代女性) 読んだあと、読んでなかった時の自分に後悔します。 (20代女性) これはド壺にハマルビン (10代男性) 読者さま 内容を語れないことをお許し下さい。ですが、ぜひお読み下さい。 (30代男性) 全てを、疑え (10代女性) 知れば知るほど、見えなくなる。 (20代女性) きみがわるい。 (10代女性) 今自分が何を読んだのか、それさえもわからなくなる。魅了されるとはこのことか。 (20代女性) 「壺」と「顔」を同時に見ることはできないのだ。 (10代女性) あなたの想像力こそ、一番の「共犯者」になる。 (40代男性) 最初からちゃんと見えていたはずなんだ、一つの壷も二つの顔も。 (50代女性) 欺くは華、真実は毒 (30代女性) ほんのちょっとの下心と あの日のことを確かめたくて 昔の恋人の名をネットで 検索したことありますか?

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