胚培養士掲示板 卵子や精子に関する質問、培養室についてのご質問に当院胚培養士がお答え致します。 投稿はこちらから

胚凍結保存 採卵周期の着床環境が不十分な場合や、OHSSの危険性が高い場合、余剰胚がある場合は胚を凍結保存することがあります。 当クリニックでは、生存率の高い急速ガラス化法(Vitrification)を採用しております。 凍結保存期間は凍結日から1年間です。以下のような場合、廃棄となります。 ご夫婦の同意で廃棄を希望された場合 婚姻関係を解消された場合 妻の年齢が45歳を超えた場合 夫婦のいずれかあるいは両方が死亡した場合 夫婦の一方への連絡がつかない場合 不慮の事故(天災、火事など)により、胚は破損した場合 凍結日より一年が経過した時点で、保存期間更新の希望がない場合 取り違え防止策 卵子や精子の取り違えを防ぐために、当クリニックでは「ダブルチェック」の徹底や「色分け」による判別を行っています。 また、採卵や胚移植の入室時や、胚移植の際のモニターでの名前チェックなど、患者さんご自身にも確認をしていただき、徹底した防止策を取っております。

ご質問ありがとうございます。 胚のグレード、分割に関してはあくまで妊娠率の指標であり胎児への影響をあらわすものではありません。 3日目5細胞であれば約一日遅れている状態かと考えられます。染色体異常に関しては年齢因子が大きく影響されます。36歳で染色体異常の割合は35%程度です。 良い結果になることをお祈りしております。 みかん様から 現在40歳で、約4年半治療をしております。 一年前に染色体スクリーニング検査が出来る院に転院しました。 一年で合計10個検査に出しましたが、全て異常有りで結果がかえってきました。 これ以上採卵を続けても可能性は殆どなく、諦めた方が良いでしょうか? 胚盤胞 グレード悪い 原因. 諦める目安の個数はあるのでしょうか? 先の見えない治療で身体的、経済的、精神的に大きな負担になっていることお察し致します。 40歳での染色体異常の可能性は60%程度です。決して低くない値です。当院での2018年度40-42歳での妊娠率は23%程度、また流産率も23%程度です。43歳になると妊娠率は6%程度、流産率は50%程度まで上がります。年齢的にはまだ可能性は十分あるかとは思いますが、どのあたりで終結されるかはご夫婦二人で話し合って頂き、最終的に納得のいく形を探していかれることが良いのではないかと思われます。 なな様から ご質問させて下さい。20代、初回治療です。 先日体外受精にて凍結を行いました。 6個凍結のうち、5日目の朝に4B C、4CBとなったものがあり、それが良いのではと言われました。 他の結果を見ると、5日目の夕に4BA、6日目朝に4BC2つ、4BBとなっています、 素人ですが、自分的に5日目の4BAが良いのではと考えるのですが、いかがでしょうか? それぞれの妊娠率も分かる範囲で教えていただけると助かります。 当院では原則朝のみの観察、凍結を行っております。朝の発育と夕方の発育での妊娠率の差がわかりかねます。申し訳ありませんが通っておられる施設にお聞きください。 当院での朝凍結の胚盤胞の妊娠率は5日目4BA 50-60%、4CB, 4BC 30-40%、6日目 4BB、4BC 20-30%です。 rdsllm様から 他院で治療を受けているものです。 先程、培養3日目の初期胚を2個移植しましたが、朝解凍してから、分割が進んでないということを培養師さんから聞きました。 この場合、移植しても、分割して、着床にたどる可能性ってありますか?

培養 受精卵をインキュベーターの中で培養し、定期的に成長の様子を観察します。 タイムラプスインキュベーター インキュベーターは胚にとって適した環境で培養するための装置です。従来のインキュベーターの場合、胚を顕微鏡で観察するためにインキュベーターから外へ出す必要があり、その際の環境変化によって胚へストレスを与えてしまっていました。 タイムラプスインキュベーターは、胚を外に出すことなく観察する事ができるインキュベーターです。内蔵されたカメラと顕微鏡を用いて一定間隔で写真撮影を行います。 撮影した写真を繋ぎ合わせることで動画のように胚の成長を観察することができます。 安定した環境下で培養できる事に加えて、胚の発育過程を正確に把握することが可能となり、移植する胚の優先順位をつけやすくなる等の利点があります。 胚の評価(グレード分け) 初期胚(2 or 3日目)のグレード分類 当クリニックでは、初期胚はG3b以上かつ、割球が6分割以上を凍結や移植の対象としています。 胚盤胞(5 or 6日目)のグレード分類 胚盤胞はBL3BC以上を凍結や移植の対象としています。 6.

胚盤胞まで育つまで卵膜は逆に必要だと思うので今回残念でなりません。 初期胚のアシステッドハッチングは当院でも行っております。アシステッドハッチングの方法は施設により異なるためはっきりはわかりかねますが、当院では3/1ほど卵殻を薄くしております。全てを切り取るわけではありませんので胚盤胞発育には影響はないと考えております。 7 / 30 « 先頭 «... 5 6 7 8 9... 20 30... » 最後 »

当院では3日目の初期胚に関しては6細胞グレード3以上での妊娠率の差は大きくかわりません。ただ発育は速い方が良いかと思われますので10細胞が良いのではないでしょうか。 るみみ様から 初めまして。他院で2人目治療をしております36歳です。 34歳の時初採卵をし、一人目を授かりました。(マイルド法5個採卵。2個未熟卵。1つ受精・胚盤胞5日目5AA) 2人目治療時には貯卵がないので採卵からスタート。 マイルド法9個採卵。9個中6個受精(体外3、顕微3)。6個の受精卵のうち胚盤胞には3つなりました。(体外のものが2(5日目5AA、4AA)、顕微のものが1(5日目4AB) <ご質問> ①一人目の時受精率が悪かったので精子の状態が悪くなかったのですが今回半分顕微にしました。しかし実際胚盤胞まで育ったのは体外由来の方が多かったです。今後採卵することがあったら精子の状態が良かったら顕微ではなく体外にした方が胚盤胞まで育つのでしょうか? ②戻すのは一般的にどの順番になりますか?36歳5日目5AA,4AA、4ABの妊娠率はどれくらいですか? ③移植をもう少し先にするか悩んでおります。移植時の年齢も若い方がいいとかありますか?(3か月ほどなら変わらないですか?) よろしくお願い致します。 ①当院では受精法での胚の発育の違いはないと考えております。たまたま状態が良かったのだと思われます。 ②施設により異なるかと思われますが、状態の良いグレードからの移植になるかと思われます。 ③採卵時は年齢が若い方が良いと思われますが、移植ではそこまで影響はないかと思われます。 ☆もも☆様から 初めまして。27歳AMH0.

採卵 採卵とは、卵巣にある卵胞という卵子が入った袋に膣側から針を刺し、卵胞液とともに卵子を回収する処置です。回収した卵子は、精子と受精させるまでの間、インキュベーター(女性の卵管内に近い環境に設定された装置)の中で培養します。 ■卵胞液から回収した卵子 3. 採精・精子の調整 採卵当日に精子を採取していただき(=採精)、ご持参いただきます。 精液中にある死滅精子や細菌、白血球など受精の妨げになるものを取り除き(密度勾配遠心分離)、運動性の高い精子を回収することで(Swim-up法)受精しやすい状態に調整します。 精子の処理方法 精子凍結 出張など何らかの理由で採卵当日に精液採取ができない方や、当日の精液の所見が非常に悪い可能性のある方は、事前に精子を凍結保存しておき、採卵当日に融解して受精に用います。 凍結保存期間は凍結日より1年間です。 融解後の生存率は50-70%程度のため、一部の精子は凍結・融解による損傷を受け、治療に用いることが不可能となる場合があります。 また、凍結精子を用いた治療により、先天異常の発生率が上昇したという報告はありません。 4. 受精 受精方法は、精子の処理・調整をおこなった後の運動精子濃度から決定されます。 運動精子濃度が1000万/ml以上の場合、卵子に精子をふりかけて受精させる一般体外受精法(Conventional IVF)となり、1000万/ml未満の場合、顕微鏡下で精子を卵子に直接注入する顕微授精法(ICSI)となります。 また、1000万/ml以上の場合でも、以前に一般体外受精で受精しなかった場合(受精障害)や、以前に一度顕微授精法が適用された場合は、基本的にはその後は顕微授精法が適用となります。 一般体外受精(Conventional IVF) 一般不妊治療(タイミング法や人工授精)では妊娠されなかった場合や、卵管の閉塞など卵管性の不妊などの場合に行います。処理後運動精子数が一定基準値を上回った場合に適応となります。 顕微授精(ICSI) 一般体外受精を行うのに必要な数の運動精子を得られない場合(男性不妊)や、一般体外受精では受精しなかった場合(受精障害)に行います。 受精させた後はインキュベーターで培養し、翌日、受精しているかどうか観察をおこないます。 正常な受精卵には、父親由来と母親由来の前核が合計2つ見られます。 2前核 体外受精翌日の受精卵 未受精卵 5.

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