新築時の予防 新築時の予防は基本、ハウスメーカーや各種業者さんにお任せするしかありませんが、しっかりと把握しておくべきポイントを確認しましょう。 ハウスメーカーに、どのような防蟻処理をしているか、細かく確認しておきく。 保証期間はもちろんですが、どの部分にどのような処理をしているのかを確認しましょう。 理由は2つです。 1つの理由が、大手のハウスメーカーなら防蟻処理をしていないことは無いでしょうが、念のための確認です。 万が一実施していない場合は、自身で業者さんに依頼することになります。 もう1つが、5~9年後シロアリのメンテナンスをする時に、業者さんに説明した方が正確でスムーズだからです。 メモをしておき、しっかりと保管しておきましょう。 床下点検口が複数個所設置されているか確認しましょう 床下の点検口は、今後の床下メンテナンス時に必要な穴です。特にシロアリの発見や今後の防蟻処理に必要になってきます。 点検口を作らないメーカーは無いと思いますが、事前に点検口の数や、家具の下敷きになってしまわないようにハウスメーカーと場所の確認をしっかりと行っておきましょう。 新築時にシロアリ対策を行うべきかどうかは下記ページにまとめています。 4-2. 新築後の予防 新築後の予防がとても重要です。 予防のためにはどうしてもお金がかかりますので、新築後には少しずつ貯蓄をしていきましょう。 7~8年ごとにシロアリ予防のメンテナンスを入れましょう。 メーカーのシロアリ保証期間は何もしなくても良いと思います。 メーカーは防蟻処理の薬剤の効果が持続できる期間を保証しているからです。 ただ、本記事3章に記載したとおり、10年以上何もしないと、被害を受ける確率がどんどん上がっていきます。 最低でも7~8年に1回ペースでメンテナンス業者に依頼をしてください。 繰り返しますが、木造だろうが鉄骨メーカーだろうが、実施すべきだと思います。 メンテナンス料金の目安:15万円前後(住宅や土地の大きさによります) シロアリ以外の住宅メンテナンスに関しては下記ページをご参照下さい。 5. その他のシロアリ注意点 その他のシロアリに関する注意点を3つ紹介します。 5-1. 築3年で大和シロアリの被害に合いました。 シロアリ被害について、教えて下さい。 - 教えて! 住まいの先生 - Yahoo!不動産. アメリカからの輸入家具に注意 近年、アメリカカンザイシロアリという、アメリカのシロアリ被害が増えてきています。 特にアメリカからの輸入家具に紛れ込んでいて、日本で繁殖する事例が増えてきているようです。 通常、シロアリは床下で繁殖しますが、このアメリカカンザイシロアリは空を飛ぶシロアリですので、通常の防蟻処理では防げません。 輸入家具を購入の時は十分に注意してください。 5-2.

  1. 築3年で大和シロアリの被害に合いました。 シロアリ被害について、教えて下さい。 - 教えて! 住まいの先生 - Yahoo!不動産

築3年で大和シロアリの被害に合いました。 シロアリ被害について、教えて下さい。 - 教えて! 住まいの先生 - Yahoo!不動産

シロアリの予防や保証などの基本的な情報 その他のシロアリ情報をリスト化します。 シロアリの直接的な予防は、木材に薬を染み込ませる(または塗る)方法と、土壌に薬を散布して侵入されない方法があるが、どちらも併用しているハウスメーカー・工務店が多い。 (換気、調湿などのシロアリが増殖しにくい環境を作る間接予防は別にある) シロアリ予防の薬剤は5年を境に効果が急速に衰えていく。 シロアリ予防の保証は5年がほとんど。 被害は確率の問題なので、どんな状況下においても「大丈夫」ということは言い切れないし、メンテナンスフリーにできるということは有り得ない。 建築会社の施工方法によってはシロアリの被害確率を若干下げることはできますが、被害を「0」にすることはできないことを覚えておきましょう。 シロアリ以外の住宅の保証に関して知りたい方は下記ページをご参照下さい。 3. シロアリの被害確率の目安は? では実際にシロアリの被害確率はどれくらいなのでしょう。 実は国土交通省がシロアリに関して非常に詳しく調査しています。 ※とても良い調査資料がインターネットで公開されていたのですが、2020年5月現在、残念ながら調査書はリンクが切れてしまっています。 資料によると、シロアリの被害確率は以下の形になります。 新築年数10年未満の被害発生率は、ほぼ0% 新築年数は10年以上になると被害発生率は4~6%に上昇 20~30年以上になると被害発生率は10~30%以上に急激に上昇 つまり、5~9年に1回、業者様に依頼してシロアリ予防のメンテナンスを入れることが、確率から考えると安心なラインではないでしょうか。 もちろん、建築会社や施工方法によって被害確率は上下することは確かですが、絶対に「0%」になることは無く、年月が経てればどんどん被害確率が上がっていくことは間違いありません。 営業マンの「大丈夫」という言葉に安心せずに、資金計画の段階で将来のシロアリ予防の費用も考えていくのが良いでしょう。 4. 具体的なシロアリ対策 シロアリ対策の正しい考え方を元に、では実際に どんなシロアリ対策を施していけば良いか 説明していきます。 まず、対策は2つに分類する必要があります。 新築時の予防 新築後の予防 家を建てる時と、建てた後、それぞれで考えていく必要があるんですね。 では、一つずつ考えていきましょう。 4-1.

雨漏りは早急に修理をする 最近の家作りでは雨漏り対策も十分ではありますので、自然に雨漏りをすることは考えにくいですが、何かしらの事故で雨漏りする可能性はあります。 その際は、早急に修理をして下さい。 特に湿気を好むのがシロアリです。 5-3. 床下はいつも清潔にしておく 点検口があれば、誰でも床下を除くことができると思います。 たまには覗いて、いつも清潔にしておきましょう。 特に木片や紙などはシロアリの好物ですので、床下に放置することは絶対にやめて下さいね。 6. まとめ シロアリは正しい知識を持って接すれば、怖くはありません。 それに、過度に敏感になってしまい、余計な投資をする必要もなくなるでしょう。 営業マンや業者さんの「大丈夫ですよ」には決して騙されないように、しっかりと予防を行いましょう。 シロアリ対策も含め、住宅を建てた建築会社にメンテナンスを任せるのも良いと思いますが、金額が高くなるケースがほとんどですので、リーズナブルなメンテナンス会社を探して計画的に行うのが良いでしょう。 なお、建築会社選びで失敗しないためには、失敗の原因をしっかりと把握しておく必要があります。 ぜひこちらの記事もご参照下さい。 最後までご愛読いただき有難うございました。

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