生後間もない子猫を迎えた方の中には、大人になっても飼い猫が耳や指をチュパチュパと吸ってくるということもあるのではないでしょうか。 そうした猫の「吸い癖」は一見、とてもかわいく見えるものですよね。 しかし、中には吸い癖を治させた方がよい場合もあります。 そこで今回は猫に吸い癖がついてしまう理由や対処法などを詳しくご説明していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 そもそもどうして吸い癖が見られるの? 母猫がいる環境で育てば、子猫の吸い癖は自然に見られなくなることが多いものです。 子猫が生後2ヶ月ほどになると、母猫の母乳は出なくなります。 そうなると、子猫の食事も母乳から離乳食に変わっていくので、母猫のお乳に興味を示さなくなり、吸い癖もなくなっていくのが自然なのです。 母猫の方も子猫に乳離れをさせるため、生後2ヶ月頃から乳首を吸われるのを嫌がり、威嚇をすることが普通です。 こうして自然に離乳ができていくと、大人になっても吸い癖がない猫に育ちやすくなります。 けれど、反対に小さい頃、母猫と別れてしまった場合や母猫の愛情を思いっきり感じられなかった子は、乳離れが自然にできにくくなり、愛情不足なってしまうといわれています。 特に、猫界のルールを学ぶ、生後2~3ヶ月の間に人の手のみで育てられた猫は離乳がうまく行われず、吸い癖が残る可能性が高くなります。 そのため、飼い主さんが母猫の代わりに乳離れをさせてあげることが大切です。 飼い主さんに吸い付くときの猫の気持ちとは? 猫がチュパチュパ毛布や手を吸う理由と注意点 | ねこちゃんホンポ. 飼い主さんの耳や指に吸い付くとき、飼い猫がどんな気持ちでいるのか気になる方も多いのではないでしょうか。 この時、猫は母猫を思い出していることが多いもの。 飼い主さんの温かい温もりに母猫のあたたかさを重ね合わせています。 また、毛布やぬいぐるみなどをチュパチュパ吸うときも同じで、吸い付くものに母猫の面影を重ねているといえるでしょう。 吸い癖が見られるときの猫はこのようにまったりとした気持ちでいるため、甘えモードになっていることも少なくありません。 吸い癖は治した方がいいの? 猫の気持ちを知ると、吸い癖は治さなくてもいいのでは?と思う方もいるかと思います。 もちろん、飼い主さんが吸い癖をかわいいと思い、一生受け止められるのであれば治す必要はありません。 また、完全に大人になりきる前の子猫が見せる吸い癖も、自然にやめてくれる可能性があるため、しばらく様子を見ておいてもよいでしょう。 しかし、飼い主さんがいつも同じように吸い癖に応えてあげられないときや、大人になっても吸い癖が治らない場合は対処法を検討していくことも大切です。 なぜならば、飼い猫の吸い癖を気分で受け止めたり、放置したりしてしまうと猫は十分に甘えられないため、ストレスを感じてしまうからです。 吸い癖が見られる猫は特に、飼い主さんを母猫代わりだと思っているので、十分に甘えられないと寂しさを感じてしまいます。 そして、構ってもらえない寂しさが募ると、ストレスから粗相や噛みつきなどの問題行動を引き起こしてしまう場合もあるのです。 さらに飼い主さんにとって、猫の吸い癖が大きな負担になることも。 あまりにも頻繁に吸われすぎると飼い主さんの皮膚が炎症を起こしてしまうことがあります。 そして、猫から人に移る人獣共通感染症もあるので、健康を重視する方は吸い癖を治させられるように検討していくことも大切です。 ウールサッキングの可能性もチェックしよう!

猫がチュパチュパ毛布や手を吸う理由と注意点 | ねこちゃんホンポ

purple7 ¥ 1, 380 (2021/07/11 22:32時点) 【効果★★】嫌がるにおいを付ける 柑橘系のにおいで一定期間は近づきませんが、 時間がたつと効果は薄れる よう。定期的に「におい付け」しないといけないのが、残念なところ。 実際の様子はこちら。 ゆずの皮を取って… ぬいぐるみにこすりつけて… あきらかにいやそうな表情!

飼い猫が布やタオルへ必要以上に吸い付く場合も対処法を検討した方がよいでしょう。 その際は、猫が布やひもを食べてしまっていないかもチェックしましょう。 飼い猫が布やひもを口にしてしまう行動は「ウールサッキング」と呼ばれます。 ウールサッキングは生後3ヶ月頃から発症することが多く、大人になるにつれて自然に治っていく場合もあるのですが、中には成猫になっても自然にやめられないことがあります。 ウールサッキングは布以外に紙や段ボール、テープなどを口にすることもあり、放置しておくことはとても危険です。 なぜならば、ウールサッキングをしてしまうと、飲みこんだ異物が腸につまって腸閉塞を引き起こしてしまう場合が高くなるからです。 また、飲みこんだときに窒息してしまったり、布についていた菌が原因で体調を崩してしまったりするケースも少なくないといわれています。 ちなみにこうしたウールサッキングはシャムやバーミーズに多いともされているので、そうした猫種を飼っている方は、よりチェックの目を光らせておくことも大切です。 吸い癖を治す方法とは? では、具体的にどうやって飼い猫の吸い癖を治していったらよいのかを、これから詳しくご説明いたします。 1. ブラッシングなどで安心感を与える チュパチュパと飼い主さんの耳や指を吸う猫の中には、そうすることで安心感を得ている子も少なくありません。 そうした子の場合は、吸いつかなくても安心感を感じられるということを学ばせてあげることが大切です。 例えば、ブラッシングを通して飼い猫を安心させてあげるのもOK。 この方法は、普段からブラッシング好きな子にとっては効果的なはずです。 飼い猫が吸い付きたそうだと思った場合は、吸い付かれる前にブラッシングをしてみましょう。 吸い付かなくても飼い主さんに甘えられることが分かれば、次第に猫の吸い癖も治まっていくようになるはずです。 2. おもちゃで気をそらそう ストレスなく吸い癖を治したいと思っている方は、飼い猫の気をそらすことで対処していきましょう。 飼い猫に吸い付かれそうになったら、ねこじゃらしなどを使って猫の気分を変えるのがおすすめ。 甘えモードから一転して、遊びモードになった猫は吸い付くことを忘れ、遊びを楽しんでくれるはずです。 こうした方法は、ストレスを与えずに吸い癖を治せるというメリットもあります。 飼い主さんが忙しいときは電動おもちゃを活用するのもありなので、ぜひ試してみてくださいね。 3.

Sitemap | xingcai138.com, 2024

[email protected]