暮らし 2019年2月28日 木曜 午後6:00 宮崎の森林に「ミステリーサークル」が出現 これは杉の成長や強度を調べるための試験林の一部 中心部は高密度に、外側は低密度に植えたが「想定外」の現象も… 宮崎県日南市の森林に"ミステリーサークル"が出現し、話題になっている。 宮崎南部森林管理署 この記事の画像(6枚) 森林が描く不思議な2つの円形の模様。 実はこれは、日南市一帯に分布する杉の成長や強度を調べるための"試験林"の一部だ。 しかしこの模様には、よりミステリーサークルに見えてしまう「想定外」の自然の力もあったという。 どうしてこのような模様が出来上がったのか?そして、何が「想定外」なのか? この試験林を管理する、宮崎南部森林管理署の野邊忠司次長に話を聞いた。 ミステリーサークルを確認したのは3年前 ――この試験林の目的は? 飫肥杉(オビスギ)で有名な宮崎県南那珂地域では、弁甲材(造船用材)という独特の木材を生産してきましたが、船のFRP(繊維強化プラスチック)化などにより弁甲材の需要は減少し、建築用材の生産へと移行してきました。 このような中、1973年度に設定されたのが、この「試験林」です。 植栽密度の違いによる成長や材質の違いを検証し、飫肥杉の建築用材生産に向けた効率的な施業(植林、育林など)体系を確立することを目的として設定されたものです。 ――どのようにして飫肥杉を植えていった? 試験林は、半径の異なる10個の同心円状の、円の中心から10度の放射線との交点に36本のスギを植栽し、1ヘクタール当たりの密度が377本から1万27本となるように植林しています。 ――377本から1万27本と、密度に幅がある理由は? 中心ほど密になり、外に行くほど間隔が広くなっているためです。 ――何本、植えた? 1つの円が360本で、円が2つで合計720本です。 1周36本ずつ植えた結果、木の高さは、中心部の木が約15. 【ナニコレ珍百景】に【場所は宮崎県日南市。杉林のミステリーサークル「林分密度試験地」】が登場! | 横尾さん!僕、泳いでますか? | 兵庫県加古川市の地域情報サイト. 3メートルなのに対し、外側の木は20. 6メートルとなっており、その差が5. 3メートルになっています。 また、木の胸の高さの直径は、中心部の木が14センチなのに対し、外側の木は39センチとなっており、その差が25センチになりました。 ――ミステリーサークルのような模様ができたのはいつ頃? ドローンが導入される以前は、試験地の対面の市道から遠方にしか見ることができなかったところですので、鮮明には確認できませんでした。 当署にドローンが導入されたのが3年前であることから、その時点ではっきりと確認することができました。 "密度管理理論"とは異なり「想定外」 試験林として、同心円状に密度を変えて飫肥杉を植えたことでこのような模様になったことはわかったが、「想定外」についても聞いてみた。 ――このようなかたちになったのは「想定外」、どういうこと?

  1. 【ナニコレ珍百景】に【場所は宮崎県日南市。杉林のミステリーサークル「林分密度試験地」】が登場! | 横尾さん!僕、泳いでますか? | 兵庫県加古川市の地域情報サイト

【ナニコレ珍百景】に【場所は宮崎県日南市。杉林のミステリーサークル「林分密度試験地」】が登場! | 横尾さん!僕、泳いでますか? | 兵庫県加古川市の地域情報サイト

アマミホシゾラフグの雄がつくった二重円の産卵床=20日、瀬戸内町清水(興克樹さん提供) 奄美大島と加計呂麻島の間にある大島海峡で、アマミホシゾラフグが繁殖期を迎えている。雄が海底に直径2メートルの二重円の産卵床をつくり、神秘的な光景が広がる。奄美海洋生物研究会の興克樹会長(50)=奄美市名瀬=が20日撮影した。 2014年に確認された新種で体長約15センチ。産卵床は、繁殖期の5~7月、雌を引きつけたり、卵を潮の流れから守ったりするため、雄がひれで砂地をかき分けてつくる。 興会長によると、産卵床は水深28メートルの海底で見つかり、雌が雄に寄り添って産卵していた。雄は卵がふ化するまでの6日間、産卵床を守るという。 沖縄でも捕獲例があるが、産卵床が確認されているのは穏やかな海域が多い奄美大島近海だけ。興さんは「地元ダイバーにミステリーサークルと呼ばれ、観光客の人気も高い。海底が荒らさることがないよう見守っていきたい」と話した。

2019/3/8 6:00 (2019/3/8 12:04 更新) 拡大 飫肥杉が同心円状に並び、「ミステリーサークル」と呼ばれるようになった試験林=宮崎県日南市北郷町(本社ヘリから) 宮崎県日南市北郷町の山林に植えられた飫肥杉(おびすぎ)が、45年の年月を経て二つの「ミステリーサークル」に成長-。 実はこれ、住宅に適した木材を効率よく育てる研究の一環。管理する林野庁の宮崎南部森林管理署によると、同心円状に並んだのは、隣り合う杉の距離を一定間隔で広げながら植えたため。一つの円は、飫肥杉計360本で直径69メートル。 1974年3月に苗植えした。50年後に試験を終了し順次伐採する予定だったものの、昨年からインターネットを通じて知名度が急上昇。同署はホームページで資料を公開し、研究の延長を決めたという。 =2019/03/08付 西日本新聞朝刊= 怒ってます コロナ 82 人共感 102 人もっと知りたい ちょっと聞いて 謎 12118 2183 人もっと知りたい

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