フジテレビの月9枠TVドラマの続編を映画化。ダー子らは新たな獲物(お魚ちゃん)を香港マフィアの女帝、通称「氷姫」に決めて詐欺を仕掛けるが、過去にだまされた赤星が復讐のため邪魔に入り…。 ウソつきは誰?最後笑うのは? (ネタバレ感想考察↓) 個人的なキャラクターランキングです。 ※キャラクター名(キャスト/出演者) ネタバレ感想『コンフィデンスマンJP ロマンス編』考察や評価レビュー この先は ネタバレありの感想考察 です。他の映画は おすすめ映画ジャンル別 も参考にしてください。 私の評価 ★★★★★ 72 /100(60が平均) [レビューサイト評価↑] TVドラマ続編・監督とキャスト 『コンフィデンスマンJP』は、 2018年にフジテレビ「月9」で放送されたテレビドラマ です。今回のロマンス編はその続編となる劇場版です。TVから継続して 監督を務めた田中亮 は、本作が映画デビュー作となります。 主演の長澤まさみ は、TVと映画の両方で人気の女優です。同年『 マスカレードホテル 』『 キングダム 』にも出演し、 報知映画賞 、 ブルーリボン賞 で主演女優賞を受賞してます。 ダー子と共に詐欺師を演じる 東出昌大、小日向文世、前田敦子 の他、テレビドラマ版から 江口洋介 、小手伸也、以外にもカメオ出演だらけです。映画版から登場の、三浦春馬、竹内結子、織田梨沙もいい感じで「だましだまされ」ます! 香港財閥の女帝ランリウが獲物?氷姫とは? ラン・リウ(劉藍)は、香港の大財閥「射手座集団(サジタリウスグループ)」総帥で女帝や氷姫の異名 を持ちます。リストラが不当と非難され、香港では大規模デモで似顔絵を焼かれます。その報道を見たダー子は獲物を彼女に定めます。 この先の記述は事実とダー子らの仕掛けが混ざっている可能性があります。なお本物のラン・リウはメディア嫌いで表舞台に顔を出しませんが、その 素顔に関しては後の章 で解説します。 8年前に父が引退後、ラン・リウはあとを継ぎ、裏社会も使って司法や警察も金で手なづけてます。個人資産は数千億円で、宝飾品コレクションは博物館レベル。 伝説の宝石パープルダイヤも所有 してるといううわさ。 10年前、四大財閥の御曹司コウカイトウ(孔海東)と政略結婚したが、商才ない怠け者とわかり離別。コウは自由を好むので財閥を飛び出し、食堂オーナーとして町で暮らしてます。モナコとボクちゃんは彼から氷姫の情報収集します。 ランリウの母は父の3番目の妻で、日本人のホステスでした。ランリウも12歳まで博多で育ちました。お抱え占い師にビジネスの相談をしますが、その1人は最近水死体で発見されてます。 写真は、コウが結婚式で隠し撮りした1枚だけ です。 占い師として潜入する作戦は成功?

ランリウは氷姫の異名どおり、恋や浮いた話もなく側近にも頼れる者がいないため、お抱え占い師に相談しながらビジネスをすすめてます。所有の競走馬のデビュー戦は観戦に来るため、ダー子とモナコは祈祷師として待ちぶせし印象づけます。 ランリウ側もすぐ採用せず、ある男にダー子らの調査をさせた後に屋敷へ呼んで試します。 ある男とはジェシー (三浦春馬)で、かつてダー子と恋仲だった恋愛詐欺師です。 リチャードらはモナコの前でジェシーを「スタア」 と印象づけます。 ダー子らはジェシーのおかげで採用されます。ジェシーはランリウの信頼を深めるためにダー子らを採用させました。ダー子らは、南アフリカのダイヤモンド鉱山からの偽宝石や、福岡の商業施設を お告げとしてすすめ高額を手に入れ ようとします。 しかし ランリウは全く動かず失敗 に終わります。全編観たあとで考えると、 コウカイトウ(正体はリチャード)の存在と彼から得た氷姫の情報は、モナコとジェシーをだますため だけのものです。 ランリウが本当にほしいものとは?運命の人は誰? 恋愛詐欺師ジェシーもランリウの心を開きかけるが失敗つづきです。そこでジェシーはダー子に「恋人」になっての詐欺を提案します。ダー子はジェシーに聞いたランの元家庭教師から、 ランが本当にほしいのは「愛」 であるとつきとめます。 ダー子が「お心の大きな鉛の弾が幸福をさまたげている」とお告げすると、ランは「(ダー子)が祈祷師より男を選んだ理由」を聞きます。ダー子の「ただ全てを捨ててもいいと思ったから」を聞いたランは、真の想い人のことを話します。 ランは12歳のパーティーで知りあったコウカイトウを想い続け て結婚しました。しかしその後、両財閥が決定的に対立したため離婚させられ、 コウからのかけ落ち提案を断ったランリウは、今でも後悔 しながら苦しんでいます。 後にダー子とランリウ(竹内結子)はグルだと判明するので、この時の ランによる告白は、ジェシーとモナコに聞かせるだけが目的の会話 です。ダー子がこの時もらった 写真を、コウからの封書に入れた演出は視聴者へのネタバレ と感じました。 ダー子とジェシーが共同で仕掛けた詐欺とは? ジェシーはあらかじめ調査したランの元家庭教師の情報をダー子に教え「ランの運命の人がコウカイトウ」である事実をボクちゃんとリチャードにも知らせます。そしてダー子らは、ランとコウカイトウ両者に駆け落ちを求める手紙を出します。 慎重なランは、バンクーバーへ飛ぶ前にコウカイトウの真意を確認しに行き、コウが金髪美女に「ランの所なんて行くはずない」と話してるのを聞きます。傷心の ランはジェシーの所へ向かうが、ジェシーに片想いしてたダー子に撃たれ ます。 ランは命を救ってくれたジェシーに病院で「世界へ連れて行ってほしい」と告白します。しかし目覚めたランは、消えたジェシーと病院が詐欺だったと気づきます。眠ったのは、 看護師に変装したダー子が運んだ睡眠薬コーヒーのせい です。 眠ったランの首から 「パープルダイヤ」を盗んだダー子とジェシー は、ランリウだけでなくボクちゃんやモナコらもだまして逃亡します。ジェシーとダー子の計画は、金髪美女にコウカイトウを高飛びさせなかった部分からです。 しかし 真相は、その部分すらジェシーをだまして30億円を出させるための演出 だったのです。 ジェシーとモナコの正体は?

ひどいヤツだけど好きなんだ。だからどこにも行くな! なかなか行けるじゃん、恋愛詐欺も。嘘でもうれしかった。でももう少し早く言ってほしかったかな。 みんなバイバイ! ダー子がヘリに乗ろうとすると赤星(江口洋介)が乗っていた。 ヘリコプターは赤星のもので、ジェシーは赤星と組んでいたのだった。 パープルダイヤを赤星に渡すジェシー。 部屋の雑誌にわざとヘリポートの住所を残したのもジェシーだった。 ジェシーは赤星の指示でいちばん初めからダー子を騙していた。 ダー子たちを捕まえるだけでなく、金を取り返そうと持ちかけたジェシー。 そしてなんとモナコがジェシーのスパイだった! なぜか涙するモナコ。 まんまとしてやったり。赤星はダー子たちを騙せたことに嬉々とする。 そこになぜか警察を引き連れてランがやってくる。 私を騙すとはいい度胸だ。生きて香港から出られると思うな。 二丁拳銃を突きつけ合う赤星、ラン、ダー子。 ヘリに乗り込み逃げるジェシーと赤星。 警察に捕まったダー子たち。 「なぜヘリに乗らなかったのか」とモナコに問うボクちゃん。 騙されたのはやっぱり… パープルダイヤを手に入れた赤星は、悪徳美術家( 石黒賢)に鑑定させるが、それは偽物だった。 赤星とジェシーは慌ててランの家に行くがそこはもぬけの殻。子供達を連れた男がやってくる。ラン・リウはどこだ? と聞くと、ラン・リウの家はあっちだ、と別の邸宅を指差す。 結局すべてはダー子が仕組んだ大掛かりな仕掛けだったのだ。 【コンフィデンスマンJPロマンス編】のネタバレ 物語は5か月前に遡る。 男に騙されて自殺未遂をするダー子の子猫ちゃん・鈴木さん(前田敦子)。騙したのはジェシー(三浦春馬)だった。 ダー子はジェシーをおサカナちゃんに決めるが、ジェシーにはたいした財産はない。裏に赤星がいる。 復讐するためにダー子たちを探し、詐欺師を見つけてはリンチをしている赤星(江口洋介)への仕返しもこめて、ジェシーを利用して赤星から金をせしめることにした。 コウはリチャード( 小日向文世)、金髪女は鈴木さん(前田敦子)だった。 結局、赤星はコウを説得した30億円をダー子たちに奪われたことになる。 前回(連ドラ1話)と合わせると50億の損害。俺の金を返せ! とジェシーに八つ当たりする赤星。 波止場の旗にはダー子からのラブレターが仕込まれていた。 ダー子の家では30億円を前に盛大なパーティが開催されていた。 みんなを騙していたのにここにいてもいいのか?

といたたまれないモナコをみんなはあたたかく受け入れる。 新たな客がやってくる。 私のスタア! とダー子が呼ぶのはラン・リウ(竹内結子)。彼女こそがダー子憧れの詐欺師だったのだ。 赤星さんって素敵よねー、というスタアに、でしょでしょ、とダー子。 一方、赤星はダー子からのラブレターを読んでいる。 赤星が手にするパープルダイヤには©︎ダー子と刻まれていた。それはダー子が偽物宝石作りの天才( 小栗旬)に頼んでいたもの。もう笑うしかない赤星。逃げるジェシー。 ダー子の部屋では、犬の名前が栄介に決定。リチャードがボクちゃんの告白をからかうと「クソ演技だ! 」と嫌がるボクちゃん。 ダー子は自分とボクちゃんの指に赤い糸をつけていた。 路上で掃除をする食堂の女(芳本美代子)。黒塗りの車が迎えにくる。彼女こそが本物のラン・リウ。右目に入ったパープルダイヤがキラリと光る。 【コンフィデンスマンJPロマンス編】の感想 【コンフィデンスマンJPロマンス編】の感想です。三浦春馬のジェシーは今回恋愛詐欺師役。 訃報なんて嘘、本当のコンフィデンスマンだったらよかったのに…、という切ない声が多く上がりました。 三浦春馬のジェシーが最高! 訃報が嘘だと言ってほしい! コンフィデンスマンのジェシーほんと最高なの。カッコよくてちょっとチャラくてちょっと悪くて色気があって。三浦春馬くん、いい俳優になったなぁって思ったんだよ映画見たとき。 今日見るのが辛い人も、いつかでいいから見て欲しいな。 #コンフィデンスマンJP — るるる (@rururungrung) July 18, 2020 三浦春馬さんの突然の訃報、本当に驚きました。 ネットニュースのプッシュ通知が来たとき、目を疑いつつ何度も何度も名前を確認してからニュースを読みました。 映画では結果的にダー子に騙されましたが、それまでたくさんの人を華麗に騙してきたジェシー=三浦春馬。 この訃報こそ「嘘」であって欲しい、騙して欲しかった。だってコンフィデンスマンなんだから…。 三浦春馬さんは、映画第2弾【コンフィデンスマンJPプリンセス編】にもジェシー役で出演しているので、映画の中ではまだ見たことのない三浦春馬さんに出会うことができます。 三浦春馬さん、これまでたくさんの作品で楽しませていただいてありがとうございます。 ご冥福をお祈りします。 【コンフィデンスマンJPロマンス編】のまとめ 初の映画でのコン・ゲーム。いかがだったでしょうか?

一方、演技はおおげさすぎて、カメラ目線も多いので気になる人はいるかもしれません。ただ、特にダー子やボクちゃん、リチャード、赤星はそもそもマンガ的なコメディ寄りなので、そういうキャラだと思えば許せる範囲です。 東出昌大の「棒読み」が、詐欺師を演じきれないボクちゃんの演技としては一流 になってて皮肉です。トリックや仕掛けに後だしのずるさも感じたけど、 モナコやジェシーをだますための言動がそのまま視聴者をだます演出 になってるのは上手すぎ。 翌年2020年には続編『コンフィデンスマンJP プリンセス編』が公開予定なので、まただまされるのが楽しみです。そしてどんな豪華キャストが、どんな風にだまされるのか期待したいです!

【コンフィデンスマンJPロマンス編】の視聴率とネタバレ! 三浦春馬のジェシーが最高だった! 【コンフィデンスマンJP】の映画化第1作が地上波で初めて放送されました。 長澤まさみを騙す三浦春馬がカッコイイ! 突然の訃報に「本当に騙して欲しかった」の切ない声! 今回は、 【コンフィデンスマンJPロマンス編】の視聴率とあらすじ、ネタバレ、感想について! ドラマ【コンフィデンスマンJP】、映画【コンフィデンスマンJPロマンス編】 の 動画 はFODプレミアム で配信中! 【コンフィデンスマンJPロマンス編】の視聴率 【コンフィデンスマンJPロマンス編】の視聴率は11. 7% (世帯・関東地区)でした。 【コンフィデンスマンJPロマンス編】のあらすじ ダー子は過去の恋の思い出を思い起こしていた。 イケメン( 三浦春馬)との何気ない甘い日常…。 恋はいつだって自分を欺くことから始まり、他人を欺くことで終わる。 これが世間でいうロマンスというものである -オスカー・ワイルド- 目が覚めたダー子は、退屈でたまらない。ちょび髭(瀧川英治)から子猫を集めるように言われる。 遊園地でケチャップ詐欺をするギンコ( 桜井ユキ)とキンコ(岡田義徳)。 ヒーローショーに出演していたボクちゃんがそれを発見する。 一方、リチャードは理花(佐津川愛美)とプールサイドにいる。理花は詐欺を教えてくれとねだる。 赤星栄介( 江口洋介)は熱海チーターズのイベントのことを思い出していた。 20億と金以上に大事なもの"プライド"を奪ったダー子たちに復讐を企む。 ニュースを見ていたダー子は、個人資産数千億円という香港財閥の女帝ラン・リウ(氷姫)を次のおサカナちゃんに決める。 新メンバー・モナコ登場! ダー子がオープンエアのカフェで、モナコと知り合う。モナコが彼氏と電話しながら席を外したとき、男( 遠山俊也)がモナコの犬は珍しい目の色をしているから100万円で譲ってくれという。 モナコは彼と別れることになって…というが、ダー子は彼女が詐欺師でぺディグリーペット詐欺(ペットを助けることを装う詐欺)だと見抜いていた。 リチャードとボクちゃんに次のおサカナ「ラン・リウ」に決定と発表する。ダー子はモナコを弟子にして、犬も連れてきていた。 モナコを仲間に入れるのを反対するボクちゃんだが多数決で負ける。 ダー子のおサカナちゃん、ラン・リウとは?

と問い詰める。 一度くらい本心を打ち明けろよ。 僕らは最低の人間だけど、やっちゃいけないのは愛を弄ぶことだとボクちゃん。 その頃ジェシーはランを落とせそうになるが、ランはやけどに触れられると拒む。 ジェシーは再びダー子のもとへ。狙いはパープルダイヤだと明かす。 数百億の価値はあるから山分けしてもいい、手を組もうと持ちかける。あのときみたいに恋人同士になってもう一度やらないか。君が必要なんだ。 孤独で寂しがり屋の本当の君をボクちゃんやリチャードは知っているのか? ジェシーはダー子に口説き文句を連発しつつ、ランには好きな人がいると吹き込む。拳銃の包みを渡す。 ジェシーの言う通り、ダー子はランの運命の人を突き止めようとランに最接近。 ランの初恋の相手は12歳のときに出会った王子様。 それはなんと別れた夫のコウ・カイトウだった。 結婚できたものの、コウは無能。ランとコウの家同士がビジネス上で対立。強制的に離婚させられた。 神秘的な力を失っても愛をとったダー子にアドバイスを求めたランにダー子は愛を恐るな、という。 ダー子はコウとランにそれぞれ手紙を送り、駆け落ちをそそのかし、カナダのバンクーバー行きのチケットを送る。 駆け落ちの当日、ランはパープルダイヤのネックレスをつけて空港に出かけるが、飛行機には乗らなかった。 その頃コウはほかの女といつものように酒を飲んでいた。ショックを受けるラン。 帰り道、待っていたジェシーは「おいで」と手を広げる。 泣きながらジェシーのもとに走るラン。その前に立ちはだかるダー子。拳銃を撃つ。 銃弾はランをかばったジェシーにあたり、ジェシーは血まみれで倒れる。泣き崩れるラン。 入院したジェシーを看病するラン。幸い傷は浅く、命はとりとめた。ランはジェシーとともに生きる決心をする。コーヒーを持っていった看護師はダー子だった。 ダー子(長澤まさみ)とジェシー(三浦春馬)はグル! 病室で寝てしまったランが目覚めるとジェシーの姿はない。ジェシーはダー子と街に出ていた。2人は共犯だったのだ。 ダー子とジェシーの行方がわからなくなった。 ニセの病院を使ってランを騙したダー子とジェシーはランを眠らせている間にパープルダイヤを奪ったんだろう、とリチャード。 雑誌にメモされていた住所を発見した五十嵐が調べるとそれはヘリポート。2人で高飛びする気だろうと言う。 ダー子を引き止められるのはボクちゃんしかいない、と訴えるモナコ。 一同はヘリポートに急ぐ。 みんなまんまと騙されたでしょ。みんなお人好し過ぎるからこっちについたの。 ダー子とジェシーは空港に行くというコウに金を積んで説得した。 ボクちゃんが思いをぶつける。 自分の心に聞いてくれ、本当に愛してるのは誰なのか。 好きなんだよ、お前が!

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