先ほど老化は皮膚がたるむことだけでは無いと言いました。 — 上まぶたの内側老化もあるという話でしたね。 そうです、だから②の場合でもラインはしたてなくても緩んだ脂肪などの処理が必要なんです — なるほど、眉毛の下を切って引き上げる方法ではそれはできないですものね。 そういうことです。だから基本的に眉毛下切開は出番がないですね。 — 目玉に近いところですが大丈夫ですか? 眼瞼下垂は自力で治せるのか?放置は危険? | つかはらクリニック院長のブログ. ははは、目玉には全く関係ない、あくまで皮膚の話(笑)。当然視力とかにも無関係ですよ。 — わかりました。ところで切ってたるみを取り去るということがとても大変そうに思うのですが・・・。 そう思うでしょ?実際は皆さんが思っているより全然大したこと無い、楽です。部分麻酔で片側二十分程度のことです。麻酔と注射針を工夫していますから麻酔の痛みも3秒位です。本当に大したこと無いんです。 — そうなんですね。 手術後はどうですか? 少し冷やして休んで、帰りにはメイクしていただけるよう縫い方も工夫しています。帰りに寄り道などしても第三者には分からないですね。洗顔、入浴まったくかまいません。 術後の痛みもありません。 ②③は抜糸が有りますが糸もほとんど他人には目立ちません。抜糸も痛くないですよ。 — 大変かと思ったらそうでもない? 抜糸の時に皆さんの感想を聞くと手術前に抱いていたのとのギャップに驚いたとおっしゃいますね。長く切ることに躊躇していてやっとの思いで受ける方も多いのですが、もっと早く受ければ良かったと思われるようです。 — そうなんですね。実際どれくらいの年齢の方がこういった上まぶたのたるみ取りを受けられますか。 上まぶたのたるみ取りは三十代の方から受けられています。もちろん上限は無し、九十代のご婦人も普通に受けられています。年齢層が上がるほど①→②→③の選択が増えますね。 — たるみが多くなるからそうなりますよね。 実はこの目の上のたるみ取りには人気のアフターメニューがあるんですよ。 — アフターメニューですか?何だかデザートみたいですね? (笑) そう「目尻プチ」と言ってとっても美味しいメニューです(笑)。上まぶたのたるみを取ると目元が若返ります。これだけで終了しても十分ハッピーになってもらえるのですが、この数カ月後にさらに贅沢に目元を若返らせるのがこの目尻プチです。 — えっ!さらに若返る?どういうことでしょうか?

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種類で言うと① ハイテク無切開 ② ハイテクプチ切開 ③ ハイテク切開 という三つになります。 — 順番に解説していただけますか? ① のハイテク無切開は メスを使わず糸で止める方法 です。メスは一切使わず二重のラインを利用して「たるみを畳み込むテクニック」になります。どうしても切りたくないとか、切る手術を受けたくても時間的な余裕がない方などの選択肢になります。若い人が二重まぶたにするのにロング・ライフテクニックというメスを使わない方法がありますがそれの応用です。ハイテク無切開はたるみが多い方用にラインを止める位置や強さがいろいろと工夫されています。 — ①はメスを使わないと。 ② のハイテクプチ切開は、今あるラインにたるみが覆いかぶさっているけれど「ライン自体はしっかりしている」方に向きます。ですから被ったたるみ部分を取り去って時計を逆戻りさせたようなイメージです。もちろんたるみを取り去るだけでは無くゆるんだ脂肪組織などの処理もします。ゆるんだ脂肪組織をそのままにしておくとボテッとしたゆるんだまぶたのままになってしまいますからね。 — ②は実際にたるみを取り去るのですから切るわけですね。 そうです。①は切らずにたるみを畳み込むだけ。②③は実際にたるみを取り去ります。ですから若返り度は抜群ですよ。やはり基本は伸びて余った皮膚は取り去るのが一番効果的です。 — 切らないと出来ないことがある、それには大きなメリットが有るのですね。③は? ③ のハイテク切開は上まぶたのたるみを取り去りながら 「ラインのお仕立て直し」 ができるテクニックです。①②③の三種の中では③を受けられる方が一番多いですね。 — ラインの仕立直しと言いますと? 先ほどの②は「ライン自体はしっかりしている」方に向く方法と言いました。実はまぶたが老化してくると二重のライン自体も老化してきます。二重になる力が緩んだり、ぼやけたり、浅くなったりしてライン自体が老化してくる。ですから年齢が増すほどライン自体がゆるんできます。そういった方のラインの補正をしながらたるみを取り去るのです。③はラインをもっと広くするなど自由度が高い方法です。 — 狙いはよくわかりました。 眉毛のすぐ下でたるみを切り取る手術方法もあると聞いたことが有りますが? ありますよ、大昔からね。中国では結構やりますね。中国人は眉毛ごと取り去ったりする場合もあります。民族性の違いですかね。しかし日本人には二重のラインで切開するほうが絶対向きますね。 — どうしてですか?

患者様から、「アイプチ(人工的にまぶたを一重から二重にするための化粧品)を使っていると眼瞼下垂になるか?悪化するか?」というご質問を受けることがあります。 アイプチなどの目を二重にするものを20〜30年使用した方で、皮膚が伸びてしまっている患者様が以前いらっしゃいました。皮膚が伸びてしまったことが原因で、眼瞼下垂の症状が出ていたケースでした。 ただ、個人的な見解としては、10年程度のアイプチ使用で眼瞼下垂の症状が出るというのはごく稀なことだと思います。 アイプチで眼瞼下垂の手術で二重が作りにくくなる!? 患者様の中には長期間使用していなくても、アイプチの使用でまぶたの皮膚が硬くなっている方がいらっしゃいます。 これはアイプチの成分などが原因というよりも、毎日付けたり取ったりという行動を繰り返しているうちに、皮膚に慢性の炎症が起きて硬くなっていることが原因に考えられます。 実は、このように皮膚が硬くなっている場合、眼瞼下垂手術をした際に二重を作りにくくなるというデメリットがあります。 眼瞼下垂手術を考えている方には、皮膚が硬くならないようにアイプチの使用を控えるなど心がけていただきたいと思います。 眼瞼下垂手術が推奨される方はどんなタイプ?

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