長澤まさみが演じる天才的な頭脳をもつダー子ら、3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)が欲望にまみれた人間から大金をだまし取る痛快エンタメ作品『コンフィデンスマンJP』。手掛けるのは、『リーガルハイ』『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなど、次々と大ヒット作を生み出してきた脚本家・古沢良太。その映画版となる『ロマンス編』が、5月17日に公開。ダー子を演じる長澤まさみ、ボクちゃん役の東出昌大、五十嵐役の小手伸也に話を訊いた。 取材/ミルクマン斉藤 写真/バンリ 「私自身、まだダー子のすべてを知らない」(長澤まさみ) ──今おこなわれたお三方の撮影を見ていても、ばっちりコンビネーションができあがってますねえ。 小手「そうですか? 本来ならここは小日向さんがいるべきなんですけど」 長澤「そんなことないよ、大丈夫!」 ──小手さん演じる五十嵐は、ずっとダー子ラブですもんね。 小手「僕は常にダー子ラブですよ。ダー子ラブが大変なことになって、もう」 東出「今日も役衣装でインタビュー受けてるから、喋ってるのが小手さんなのか五十嵐なのか分からなくなっちゃう(笑)」 小手「最近、自分のなかでも同化現象が起こっていて。ちょっと長澤さんを好きになってきちゃってる」 長澤「・・・え?」 東出「なんで引く顔するかなぁ(笑)」 左から、東出昌大、長澤まさみ、ちょっと後方に小手伸也 ──テレビシリーズからずっと楽しく拝見してますが、2018年のドラマのなかで一番面白かったんじゃないでしょうか? 長澤「うれしい! コンフィデンスマンJP:すっかりだまされた? 映画大ヒットで続編決定 脚本家・古沢良太が明かすその構想とは? - MANTANWEB(まんたんウェブ). ありがとうございます」 ──で、ドラマの最終回での予告から待ちに待った映画版です。で、ずっと気になっていたのが、「これ、どういう順番で撮っているんだろう?」ということなんです。 東出「ドラマのときは、いくつかのエピソードを同時進行で撮ってましたね」 ──1話完結で、そのなかで時制の交錯、というかトリックがあって。しかも1話ごとに違う人格を演る、というただでさえ演技プランが難しい作品だと思うのですが、みなさんどうしているんですか? 東出「うーん、頑張るとしか言いようがないですよね(一同爆笑)。でも、台本を4、5冊鞄に入れて移動するというのは、連ドラのなかでも異例ですよね」 長澤「うんうん、たしかにそういう感じだったよね」 東出「古沢さんの台本が、各話ごとに起承転結が違うところにあって、かつ毎回面白くて。あまり話がゴッチャになることも、この話のどこを撮っているんだ?

コンフィデンスマンJp:すっかりだまされた? 映画大ヒットで続編決定 脚本家・古沢良太が明かすその構想とは? - Mantanweb(まんたんウェブ)

本当の君を理解しているのは誰? 人が人に強く惹かれる時、それは普段は表に出していない本当の自分を言い当てられたり、理解してもらえたと感じた時であることが多いものです。ダー子を詐欺の仲間に引き込みたいジェシーは『あの二人(ぼくちゃんとリチャード)は、本当の君を理解しているのかな?』と言って、ダー子の心を揺さぶります。 『本当の君』と言葉にすることがポイントです。 そして、追い打ちをかけます。『孤独で、人見知りで、寂しがり屋で…いつも悲しい。そのどうにもならない心の大きな穴を、必死に金で埋めてはしゃいでいる。それが本当の君だ』と。人は誰であっても、孤独で寂しがり屋な一面があります。ですから、この『孤独』『寂しい』というキーワードは、万人に刺さる言葉でもあるのです。だからこそ、断定的な言い方も可能であり、詐欺師の計算づくの台詞と言えます。 この恋愛詐欺師のテクニックは、女性が好きな男性の心を掴みたい時にも応用できます。なぜなら、男だって孤独だし、寂しいと感じる気持ちは同じだから。 男性は、女性ほど寂しさを感じませんので、使うのであれば『孤独』がお勧め。仕事の悩みを一人で抱え込む事が多い男性に『リーダーは、孤独だよね』と言えば、男心はグラグラ揺れますので、是非お試しください! 君の孤独を埋めさせて欲しい ジェシーは、本心を見抜かれ動揺しているダー子を後ろから抱きしめます。そして『君を見ていると、涙が出る』言い、『俺がその心の穴を埋めるよ・・・埋めさせてくれ』と続け、とどめを刺します。ポイントはやや上から目線で『埋めるよ』と言った後に、『埋めさせてくれ』と懇願しているところ。男と女は上下関係を固定せず、常に危うさはらませておくことが、ときめきを持続させる秘訣です。 女性が応用する場合には、いわゆる女の武器と言われる『涙』を使うこと。自分の為にではなく、彼の為に涙を流す。そして、『私ならあなたの孤独を埋められる』の後に、『埋められないかな?』や『埋めさせて欲しいの』等、可愛げのある懇願系にすると効果的です。 実際このシーンは、恋愛詐欺師のジェシーが全身全霊でダー子を落としにかかっている見せ場で、三浦春馬さんの色気が爆発しており、冷静に分析する余裕はないかもしれません。その時は、余計なことは考えずに、映画に没頭してください。それだけできっと、恋愛脳になれるはずですから。 連載 ドラマに学ぶ恋愛テクニック 報われない恋の処方箋、ドラマ『おっさんずラブ』に学ぶ!

公開中の映画「コンフィデンスマンJP」(田中亮監督)は、2018年4月期に放送された"月9"ドラマ「コンフィデンスマンJP」の映画化だ。ドラマから引き続き、人気脚本家の古沢良太さんが映画の脚本を執筆した。シリーズは、信用詐欺師すなわちコンフィデンスマンが、さまざまな業界を舞台に、欲望にまみれた人間たちから大金をだまし取るという内容だが、そんな信用詐欺(コンゲーム)をネタにした作品を書くにはコツがあるのだろうか。また、続編の構想は? 古沢さんを直撃した。*本文中に物語の核心に触れる部分がありますので、ご注意ください。 ◇ボクちゃんのダー子への思いは真実の愛?

Sitemap | xingcai138.com, 2024

[email protected]