それではこの石鎚山の大天狗・石鎚山法起坊は誰なのでしょうか? 実は石鎚山法起坊は、石鎚山を開いた役小角その人であると言われていて、石鎚山真言宗総本山の極楽寺の「石鎚山法起坊大天狗ご縁起」にもそのように書かれています。この縁起には「法起坊大天狗は、ご開山の祖『役の行者の天狗名』であり、沢山の眷属(けんぞく)と共にお山を守護しご参拝の方々のお願いを御本尊石鎚大権現様にお伝えくださり、又、大権現様のお慈悲を人々に与えるお使い役をしていただいております」と記されているのです。 役小角は、伝承では弟子であった韓国広足(からくにのひろたり)の讒言によって伊豆に流罪となり、赦された後に箕面(大阪府)の天井ヶ岳で亡くなったとされていますが、天狗となってこの石鎚山を住処としたということになります。 天狗、特に霊山を住処とする大天狗はその多くが山岳信仰や修験道と関係がありますが、まさにその修験道の開祖と言われる役小角の天狗ですから、日本の八天狗、48天狗においても別格とされるのはうなづける話です。 スポンサードリンク

他所の神社に寄るなよと言っているのだ。 「あ〜なるほど。 はい、どこにも寄らずに帰ります。」 そんな会話をしながら、 ようやく辿り着いた神門。 よく見ると成就社の社務所はまだ開いています。 それでもまず先に成就社で 無事下山できたことのお礼を申し上げた後、 行きで真言をいただいた役行者様にも 感謝の気持ちをお伝えしました。 役行者様とは、二言、三言、 お話しして立ち去ろうとしたのですが、 途切れ目なくお話をして来られます。 (実はこちらの役行者様に 僕は弟子入りさせていただいています。) 社務所が閉まる時間が気になった僕は、 大変失礼ながら、 第八感に意識を集中することをやめて、 「役行者様、すいません!

ありがとうございます。」 と、慌てて言い直したり。(・Θ・;) 「"何をしに来られるんですか? "」 なんて、するりと口を滑らせては、 「あ、すいません、いや、 わざわざ来てくださるなんて嬉しいです…。」 と、慌てて取り繕ったり。(;゚∇゚) 挙句の果てには、 「人間がお参りすることや祈ることは 神様の"餌"になるんですよね?」 なんて、想像を絶するようなことを言って、 平謝りに謝ったり。 Σヽ(`д´;)ノ ヒョエ〜〜〜!! 次から次へとトンデモ発言をしてしまう自分に とうとう嫌気が差してきた頃、 その方は、こう仰いました。 … お前はたくさんの知識、言葉を持っている。 性根は同じでも、 違う言葉、行動を選んでしまっては、 大きく道は異なってくるのだ。 … お前の心からの言葉を使って 行動しなさいよ。 どうやらその視えない存在のお方が、 この気付きを与えてくださるために 敢えて僕が言葉選びを間違えるよう 仕向けらておられたようでした。 いやはや…。 正直、自分はどうなっちゃったのかと 取り乱すところでした(苦笑) とは言え、僕に視る稽古をつけるため、 度々我が家にお越し頂けることになったそのお方。 (どうやら神棚の神様である天草四郎さんが、 事前に話を付けてくださっていたようです。) 成就社の社務所で天狗に因んだものを 戴いて帰りなさいと仰います。 そこに憑るから、と。 そこで僕は、その視えないお方が 天狗様であるということを初めて知りました。 そうなんです! 石鎚山で下山する時、 これまでも度々お話させていただいていたのは、 石鎚山のこの天狗様だったのです!! いつかお会いしたいと思っていた天狗様に 実はもうすでに会っていて、 お話までさせていただいていたとは!! 静かな感動を覚えながら、 石鎚山遥拝の鳥居に差し掛かった、その時。 … (いかん!間に合わん!) え〜い、今からお前に飛び乗るぞ! そう言うが早いか、 バサバサバサっと音がして、 とっさに僕は頭上の木々を見上げました。 っ!!! するとその瞬間、今まで経験したことのない 眩暈に襲われました。 … 気持ち悪くはないか? 「いや、めちゃめちゃ気持ち悪いです…。」 それでも少し歩くと その気持ち悪さ(違和感)にも 少しずつ慣れていきました。 … どうだ?気持ち悪くないか? 「はい、大丈夫そうです。」 … 帰りはどこの神社にも寄るなよ。 「え!成就社でお礼を言うのもダメですか?」 … バカを言うな。 成就社に寄るのは当たり前じゃ!

いらっしゃいませこんばんは。 >>ひょっとして『天狗経』にそのまま定められてますか? >>石槌山のロープウェイにある天狗番付では前頭筆頭扱いらしいのでちょっと質問してみました 申し訳ございません。 私も「天狗経」本体を直接見たわけではないため、何ともいうことが出来ません。 ただ私が調べたところでは 「天狗経」は名の通り「お経」のようなもので、有名な天狗を羅列してあるだけの物のようで、 「八大天狗」と法起坊の記述は「雑説嚢話」という物にあるそうです。 また、 高尾山総合インフォメーション「高尾山天狗伝説を追う」 など他多数にて八大天狗と法起坊の記述がある、 ネット上だが信憑性が高い情報だと思われる それに役行者だし別格だよね で、記述したとものだったと記憶しております。

Sitemap | xingcai138.com, 2024

[email protected]