(江藤愛)日本ではですね、12月14日。2ヶ月後ですね。 (町山智浩)『少女は自転車にのって』。是非ご覧になっていただいて、いろいろ考えていただきたいと思います。 日本もこういうこと、ありました。ついこの間まで。つい最近までこういうものだったんですよ。女性の立場とか。 (山里亮太)ってことは、変えられるってことですよね。 (江藤愛)はい。サウジアラビア初の女性監督の作品、『少女は自転車にのって』を今日は町山さんに紹介していただきました。日本では12月14日公開です。町山さん、今日はありがとうございました。 (山里亮太)ありがとうございました。 (町山)どうもでした! <書き起こしおわり> Posted at 2018. 4. 29 アルバトロス

  1. 少女は自転車に乗って
  2. 少女は自転車に乗って 母親
  3. 少女は自転車に乗って 解説
  4. 少女は自転車に乗って 感想

少女は自転車に乗って

0 サウジ版「赤毛のアン」って感じ? 【イスラーム映画レビュー!】「少女は自転車に乗って」 - YouTube. 2020年6月25日 PCから投稿 鑑賞方法:DVD/BD 2013年岩波ホール公開だって。あぁ、そんな感じ。 この映画を観て一番印象的だったのはストーリーではなく、 イスラム文化圏の生活模様でした。 知識では多少は聞いていましたが、 例えばワジダのお父さんが第二夫人探しているとか、 ワジダの通う女子校のクラスメートが結婚しているだとか、 人を区別する物差しとして「部族」があるとか。 今までの自分が見てきたことのない文化、習慣に 衝撃を受けたのでした。 そんな厳格なイスラム教社会でも ワジダのようなおてんばが抑圧されない位に 変わりつつあるのかな、とも知ることができました。 4. 0 暗唱してやる・・・ 2019年7月20日 PCから投稿 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル 男女別学。小学生の頃から別教育になっているだけでなく、いまだ男尊女卑の精神がうかがえる。女が自転車に乗ると子供を産めなくなる!みたいな感じ。大人たちはママをはじめ、そのコーランの世界を受け入れているが、ワジダは自然に振る舞い、それが他国から見ると楽しい。 校長先生も恋人がいるとの噂もある中、ワジダはコーラン暗唱コンクールの優勝賞金が800リヤルだと知り、猛勉強を始める。しかも現代的で、ゲームソフトを使うという珍しさも興味深いところ。見事に優勝したワジダ。しかし、賞金を何に使うか聞かれて「自転車を買います」と言ったところ、「パレスチナに寄付しなさい」と校長の鶴の一声。諦めてたところにママが自転車を買ってくれたのだ。 サウジアラビアを舞台にした平和的な映画だったが、それだけ。もっと中東情勢にも絡んだところを見たかったかな・・・ 5. 0 自転車に乗って「向こう側」まで! 2019年7月20日 iPhoneアプリから投稿 鑑賞方法:映画館 幸せ うっわぁ…むちゃくちゃ良い。ホンマに良い。何なの?この、今まで経験したことの無い別質の感動!って言うくらい好き!明確に「名作」と言える名作だった。 ハイファ・アル=マンスールは、このあと「メアリーの全て」を撮ります。いや、分かる。彼女に撮らせた製作陣の判断。もっと撮って欲しくなります。とにかく感動してしまった。 「宗教」が人々を管理支配するための道具となった時、多様性の否定が始まり、暴力に行き着けば、殺し合いが始まる。 女性の権利の話が主題ですが、ムスリムが多様性を許容しない様には、軽い絶望感。こんな生き方、無いから。無い無い無い、絶対に無い。 少女の努力と希望は支配側に砕かれるけど、生き方を変え始めようとする母親が再生してくれる。自転車に乗って、向こう側まで。進め!進め!って応援したくなる、最高を超える最高の傑作だった、オレ的には!

少女は自転車に乗って 母親

見せ方自体は単調気味 背景ありきで素晴らしい映画 ラストは良かった

少女は自転車に乗って 解説

(町山智浩)いやー、サウジアラビアっていうのは、だから普通そういう酷いことをしているとアメリカが圧力をかけるんですね。他の国がね。先進国が。 誰もサウジアラビアに圧力、かけられないんですよ。 (江藤愛)なんでですか? (町山智浩) 石油があるから。 (江藤愛)わかりやすいですね。 (町山智浩)もう石油売ってもらっているもんだから、文句言えないんですよ。酷いことをいくらしてても、それ止めろ!とか、経済制裁するとかできないんですよ。 (山里亮太)そっかー。石油あげないぞ!って言われたら終わりってことですもんね。 (町山智浩)そうなんですよ。 (山里亮太)その中で苦しんでいる人たちが、なんとかそれを伝えるために作った映画として見ると、またいろいろわかってくるっていう。 (町山智浩)そうなんですよ。で、しかも本当にかわいくて楽しい映画でもあるところが上手いんですね。しかもこの女の子はどうやって自転車を買うか?っていうのも、その女学校の中で経典であるコーランの暗記大会っていうのがあるんですよ。それに優勝するとすごい賞金がもらえるんで、コーランを一生懸命勉強するっていう非常に皮肉な展開なんですよ。 (山里・江藤)はー! (町山智浩)どうやって勉強するかっていうと、 プレイステーションでするんですよ。 (町山智浩) プレイステーションのソフトでコーラン勉強ソフトっていうのがあって、それで一生懸命勉強するんですけど。 (江藤愛)実際にあるんですか?そういうのは。 (町山智浩)実際にあるみたいですよ。 だから生活とか何もかも、日本やアメリカと同じなのに女性差別だけが異常なんですよ。 (江藤愛)それ、女性差別残すことによって何かプラスのことってあるんですか?

少女は自転車に乗って 感想

(町山智浩)黒いすっぽりかぶるのの下だったら、何を着てもいいっていうことになってるんですね。 (江藤愛)それを見せなければいいんですか? (町山智浩)見せなければいいんです。それも悲しいんですけど。 (江藤愛)せっかくおしゃれしてるのに、とは思いますけど。 (町山智浩)そう。せっかくおしゃれしてるのにね。でね、この映画ね、『自転車に乗る』って言って『自転車に乗っちゃいけないわよ』ってお母さんに言われて、なぜだろう?って思うんですけど。 これは厳しい戒律で自転車に乗っちゃいけないことになってるんですよ。 (山里亮太)あ、自転車危ないからとかじゃなくて。決まりでなんですか。 サウジアラビアでは女性は自転車に乗ってはいけない (町山智浩)決まりなんですよ。 で、自動車の運転もしちゃいけないんですね。サウジアラビアでは女の人は。 (山里亮太)ええー!? (江藤愛)女の人だけ?男の人は自転車もOK? 少女は自転車に乗って 解説. (町山智浩)女の人だけ。自転車、男の子は乗っているわけですから。 でね、この間土曜日に、26日ですけども。サウジアラビアで女の人たちがこの法律に対する抗議として、一斉に自動車を運転するっていう運動が起こったんですよ。 (山里亮太)へー!つい最近のことなんだ。 (町山智浩) そう。それで60人ぐらい逮捕されたらしいんですけど。 みんなでバーッ!って車運転して、それをビデオ・写メとかで撮ってネットに上げるっていう運動をやったんですね。で、これで逮捕されて大変なことになったんですけども。この『少女は自転車にのって』っていう映画は、この映画そのものを普通に見ていると、ただかわいいだけの映画なんですけど。 実際は恐ろしいことがいっぱい描かれてて、実は怖い!怖い!怖い!映画なんですよ。 (江藤愛)怖い映画。はい。 (町山智浩)怖い映画なんですよ。たとえばこの女の子がラブレターを運んでいるじゃないですか。それで途中でラブレター、見つかっちゃうんですけど。これでラブレターを送った女の人はどうなるかっていうと、 殺される可能性があるんですよ。 (江藤愛)ん?ラブレターを書いただけで? (町山智浩)そうです。結婚前の女の人が男と話したら、もうそれでダメなんですよ。で、名誉殺人っていうんですけど。2008年に起こった事件ですごかったのは、 Facebookをお父さんが見ていたら、Facebookで自分の娘が他の男とチャットをしてることを知ったんで、娘を殺したんですよ。 (山里亮太)えっ!?それは、罪にならないんですか?

少女は自転車に乗ってをみました。原題は、Wadjdaです。 主人公の少女の名前、ワジダです。 この映画ですね、少女が自転車に乗りたい一心で、手に入れるために奔走する話なんですが、なんと驚くべきことに 全編サウジアラビアロケです。かつ、サウジアラビアの俳優さんで撮っています。 当時、サウジアラビアでは、女性は自転車に乗ることが許されませんでした。女の子ももちろんです。そんな中、撮影された本作。 意気込みを感じます。 話を戻すとですね、ワジダ、近所の男の子とちょっとしたことがキッカケで、自転車競争してやるんだから! !という展開になり、自転車を何がなんでも手に入れるために奔走するんですよ。 基本的には子供の目線で描いているんですが、ちょいちょいサウジアラビアの現在の境遇なんかも描いているんです。 とかく、よく出てくるのが車のシーンです。 お母さんは、車で片道3時間かかるところに働きに行っているのですが、サウジアラビアでは当時女性が運転する権利がなかったため、男性のドライバーを雇っています。それにみんなで相乗りして、職場まで向かうのです。 小学校まで送り迎えするシーンでも、女性は一人たりとて運転していない。 こういうところをシーンで見せてくれます。 そんな主人公は小学校へ通っている(女学校かな?)わけですが、みんなと違って、ヒジャブも深くかぶることはせず、頭の髪飾りを少し見せて、靴もコンバース(かな? )で真っ黒の靴は履かない。 そんなワジダを校長は、困ったような顔で見つめています。 そんな学校の中では、女性たちはヒジャブを解いて、過ごしているのですが、学校の中で大工のような人たちの目に入るような場合は、 男性の視界に入らないようにしなくちゃ! 少女は自転車にのって « アルバトロスフィルム. と、建物の影に皆が隠れるのです。でも、ワジダは隠れない。 なんで、隠れないといけないの?

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