他にどんな証拠を集めればいいのか?

慰謝料の相場はいくら? [離婚] All About

「学校で子どもが怪我」というトラブルはよくあることだろう。怪我となれば、当然、治療費や慰謝料の話になり、怪我をさせた子どもやその親の責任、学校側の責任などが問題になる。家庭の問題はもちろん、ご近所トラブルにも詳しいアディーレ法律事務所の篠田恵里香弁護士に学校での子ども同士の怪我について聞いた。 ◆子ども同士がケンカして怪我、責任を負うのは誰? 子ども同士のケンカで怪我となった場合、子ども自身に「自己の行為や責任を理解できる能力(12歳程度が目安)」があれば子ども自身が責任を負います。ただ、子どもには通常支払い能力がありませんので、親が「子どもの監督義務を果たしていない」ことを理由に、子どもに代わって責任を負う流れとなります。 学校側は「生徒が安全に過ごせるよう配慮する義務」を負っていますので、この内容として、生徒たちが怪我をしないよう配慮する義務も負うと考えられます。過去の裁判例では、「ケンカや暴行をしたことのある生徒について指導監督しなかった場合は学校側も責任を負う」趣旨を判決で示したものがあります。たとえ現場に教師がいなかったとしても、ケンカや暴行の可能性を把握しながら適切な措置をとらなかったような場合は、学校側も責任を負うと考えられます。 ◆大怪我で手術…治療費や慰謝料は請求できる?

131)を用いることになります(※)。 ※2020(令和2)年4月1日以降の事故に適用される法定利率3%による係数です。 子供の基礎収入の算出 さらに、子供の場合、現実には収入を得ていないので、 基礎収入には統計数値を利用 します。 具体的には、男子の場合、賃金センサスの「産業計・企業規模計・学歴計・男性全年齢平均賃金(つまり男性労働者の平均)」の数字です。 女子の場合は、「産業計・企業規模計・学歴計・男女計平均賃金(つまり男女を区別しない平均)」の数字です。女子労働者の平均を用いると男女間格差が激しすぎるからです。 例えば、男性の場合、2019(令和元)年の「産業計・企業規模計・学歴計・男性全年齢平均賃金」は、560万9700円となります(※)。 ※「 賃金構造基本統計調査 」|厚生労働省 では、以下の事例の逸失利益を計算してみましょう。 事例 被害者:10歳男子 後遺障害等級:10級(労働能力喪失率27%) 10歳のライプニッツ係数:20. 131 560万9700円 × 27% × 20. 131 = 3049万0795円(後遺障害逸失利益) まとめ 親であれば、子供の被害に心配・不安はつきませんが、わからないままでは、正当な賠償金を受け取る、子供の権利を守ってやることはできません。 交通事故をめぐる法律の専門家である弁護士のアドバイスを受け、子供の心のケアも行い、きちんと対応することこそが、親としてなすべきことではないでしょうか。 是非、一度、弁護士に御相談ください。心配も不安も解消できるはずです。

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