株 自社株買い メリット
「自社株買い」で株価が上がるホントの理由をやさしく解説 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
自社株買いを予想した投資は可能か? 自社株買いのメリットとデメリットについて詳しくお話してきました。 自社株買いが発表された企業の株価は、高い確率で短期的に上昇します。 しかし、投資のタイミングとして一番利益を得られるのは、発表前に株を買っておくことです。 はたして、自社株買いしそうな会社を予想した投資は可能でしょうか? クロサキの考えとしては、不可能ではない。 ただし、投資に絶対はないです。 なぜ不可能ではないといえるのか、その理由をお伝えしましょう。 かんたんに言うと、自社株買いを行う企業には共通点があるからです。 <自社株買いを行う会社の共通点> ★経営者が自社の株価は安いと公言している ★キャッシュリッチで株主還元策を重要視している ★決算内容が悪い ソフトバンクグループの場合だと、孫正義会長はたびたび公の場で自社の株価が安すぎると公言していました。 なので、経営者の発言やIR資料で株主還元策を重要視している会社に注目することで、ある程度の自社株買いを行う企業の予想はできます。 過去に自社株買いを積極的に行っているかを見ることも大切です。 共通点の最後の「決算内容が悪い」に関しては、株価を上げる目的ではなく株価急落の下げ止める意味合いが強いので、十分に注意してください。 ※投資は自己責任でお願いします。
近年、日本の企業では 自社株買い を行うことが増えています。 自分の企業が発行した株を購入するというのには、どのような意味があるのでしょうか? また、投資家にとって何かメリットはあるのでしょうか? 今回は、自社株買いで想定されるメリットを解説したいと思います。 意味を理解できると、株の見方が変わりますよ! 自社株買いは株主へのメリットに繋がる 自社株買い の第一のメリットは、株主への利益配分がアップすることにあります。 株主が受けられる利益の1つに、配当金がありますよね。 ここで、配当金の仕組みを思い出してみて下さい。 配当金は、株主になっている人に分配されますが、その人数が多いほど一人当たりの割合は小さくなりますよね。 株主の中には、配当だけでは物足りないと感じる人もいるでしょう。 ですが、自社株買いをすると、株主の中には発行元の企業もいます。 発行元の企業に関しては、配当金を分配する必要はありませんから、残りの株主だけで利益分を分け合うことになります。 つまり、利益を分け合う母数が減ることは、1人当たりの利益率が高くなりますよね。 これは株主にとって、嬉しい話だと思いませんか? この仕組みが分かると、自社株買いしている企業の見方が変わりますよね。 自社株買いは企業にとっても利益率が高いのがメリット しかし、企業にとって 自社株買い をすることは、財政的な面から見るとメリットよりマイナスになりそうな感じがしませんか? ですが、長い目で見るとマイナスでないのです。 買取った株に関して配当金の支払いは必要ありませんから、支払い総額で言うと通常時より余りがでることになりますよね。 そのため、買い戻したとしてもトータルで判断すると、決してマイナスにはなりません。 また、自社への投資は様々な投資の中でも、一番利益率は高いですから、企業にとって自社に投資するのは大切なことなのです。 みなさんが社長だった場合、このような話を聞くとどう思いますか? 自社株を買った方が、将来的な利益に繋がると思いますよね。 日本企業が自社株買いを積極的に行っているのには、利益率から判断していることも関係しているでしょう。 株というのは、投資家の視点から解説されがちですが、企業側の視点から見るとどうでしょうか? まさに、win-winの関係です。 参考URLトウシル () まとめ 自社株買い というのは、株主、企業の両者にメリットがあることを理解できたでしょうか?