なぜ一流は三流に牛耳られるのか 日大アメフト部監督による暴行指示と事件発覚後の雲隠れ/神戸市や横浜市の教育委員会等によるいじめ調査結果の隠蔽/財務省による森友・加計問題に関する情報の改竄・隠蔽/大手メーカーによる度重なる偽装・粉飾・改竄/日本ボクシング連盟会長による助成金の不正流用や暴力団との交際 ――いいオトナによる下劣な悪事の数々は必然的に起きている! 劣化するオッサン社会の処方箋〜なぜ一流は三流に牛耳られるのか〜 - ビジネス・実用 - 無料で試し読み!DMMブックス(旧電子書籍). ビジネス書大賞2018準大賞受賞作『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 』の著者による、日本社会の閉塞感を打ち破るための画期的な論考! 目次 はじめに ── 本書におけるオッサンの定義 第1章 なぜオッサンは劣化したのか ──失われた「大きなモノガタリ」 第2章 劣化は必然 第3章 中堅・若手がオッサンに対抗する武器 第4章 実は優しくない日本企業 ──人生100年時代を幸福に生きるために 第5章 なぜ年長者は敬われるようになったのか 第6章 サーバントリーダーシップ ──「支配型リーダーシップ」からの脱却 第7章 学び続ける上で重要なのは「経験の質」 第8章 セカンドステージでの挑戦と失敗の重要性 最終章 本書のまとめ

劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか (1/2)

TZIDO SUN /Shutterstock 山口 :エヴァンゲリオンを作ったガイナックスの第1作目なんですけどね。あと、わかりやすい例で言ったら、新約聖書。「オネアミスの翼」もそうなんですけど、どちらも本質的にダメな人がすごい人に変わるという話なんです。 新約聖書でいったら、イエスが生きている時の弟子たちは「イエスの次に偉いのは誰か」ということを口論しているような相当残念な集団。でも、ダメな集団がイエスの死後、炎のような強さを持つ伝道師に一瞬で変わるわけです。生きている意味を持つと人って変われるんですね。さっきの話でいうと、"WHAT"がクリアになると豹変するわけです。 何を言っているのかというと、人の能力を静的にアセスメントすることを欧米でも日本の企業でもやっているけれども、ただ意味を与えてあげるとトレーニングとかしなくても能力はバーンと変わっちゃうものだということ。 なので、文脈依存っていうのは、タスクと個人のパーソナリティーとのフィット、個人としてのリミットとアジェンダの与え方のフィットの2つの意味があります。 Q4 「一流」の人から学べることは? 北野 :「一流」の人って良質な問いにしか興味ないなと思っていて、僕はいわゆる「一流」と呼ばれる人たちと対面する時には、そういう問いを投げ続けることが重要だと考えているのですが、山口さんはどうお考えですか? 山口 :「問いを立てる」というのは、僕も最近思うところですね。 組織の中で問いを立てる人とその答えを出す人っていうと、基本はやっぱりトップが問いを出して、ミドル層以下がそれを解くというのが理想だと思うんですけども、面白いのが評価される人って「解ける人」なんですよね。 ミドル層で優秀な人って、プロブレム・ソルビング(問題解決)に長けた人。問いを立てるのとプロブレム・ソルビングって全然脳の使い方が違うんですよ。だから、そこからトップになる人って問題解決はめちゃくちゃできるんだけども、問いを立てることができない。 現実にいま、企業ってそうなっているんです。 上から下まで問題を解く人たちばかりで、足りないのは問題という状態。 僕は今後のイノベーションは問いから生まれると思っているので、一流の人がどういう角度で問いを立てているのかは、着眼点として非常に良いと思います。 今の職場は「問題を解く人ばかり」。足りないのは問いを立てる人だ。 shutterstock 北野 :良質な問いを立てるためにできることって何なんでしょう?

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Kindle版もあります。 内容(「BOOK」データベースより) ビジネス書大賞2018準大賞受賞作『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 』の著者による、日本社会の閉塞感を打ち破るための画期的な論考! 僕もこの本の著者の『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

社会の害悪「劣化したオッサン」が量産される理由 | 要約の達人 From Flier | ダイヤモンド・オンライン

閉塞する日本社会を活性化するための論考です!

『劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか』 [著]山口周 本書でいう「オッサン」とは「古い価値観に凝り固まり」「過去の成功体験に執着し」「階層序列の意識が強く」「よそ者や異質なものに不寛容」な人のことをいう。 これぞまさしく「生産性」ゼロの人たちだが、そんな「三流」のオッサンに牛耳られ、劣化しているのが、今の日本社会。財務省、大手メーカー、スポーツ界と事例は枚挙にいとまなく、悲しい限りだ。 人材育成コンサルタントの著者によれば、劣化は組織の宿命だという。なぜなら「一流は二流より圧倒的に少なく、二流は三流より圧倒的に少ない」から。つまり、権力を手にする機会は一流より二流が多く、その二流が三流からへつらわれ、周囲の一流を抹殺していく。 なるほど。日頃もやもやと感じている組織社会の不条理を、鮮やかに読み解く著者の手腕に留飲が下がる。 いや、しかし、問題はその先だ。そのような悲しい劣化から抜け出すにはどうしたらいいのか。鍵は「オピニオン」と「エグジット」の二つ。おかしいと思った時に「意見」をいう。状況が変わらない場合は、そこから「退出」する。その自由度を自分に担保していくことが、極めて大事な時代になっているのだ。=朝日新聞2018年10月13日掲載

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