【完結】魔族で魔眼な妹は、勇者な兄とお付き合いしたい! 特殊な瞳を持つキアラはもうずっと、血の繋がらない兄のクロウに恋をしている。 一途にただ彼だけを追いかけて、真っ直ぐに好意を示しても素っ気ないクロウは全く相手にしてくれない。 彼は勇者と謳われる父を目指して自らも剣を取り、定期的に近隣の町へ出向いては人々を守る事を生業としているが、養女としてぬくぬくと大切に育てられたキアラはいつも留守番になる。 そんな中、どれだけ冷たくされても健気に慕うキアラを不憫に思った父が魔法の特訓をしてくれたおかげで、今年はクロウに付いて2人で遠出をすることになった。 少しでも距離が近付いたらいいなと淡い期待で出発したのに、肝心な事は躱すくせに気まぐれで優しさを見せるクロウに不満は募り…。 「妹なんかじゃないよ。私だけを見て!」 盲目的恋する乙女とクールな拗らせ剣士がハッピーエンドを迎えるまでのお話。 中盤シリアス。後半溺愛。 ラブ増量の二章完結しました(*´꒳`*) 三章は週末公開予定です。 感想お待ちしております! ☆=R15 ★=R18 ※ムーンライトノベルにも掲載しています。 素敵過ぎるイラスト:君織様 special sanks 黒葉

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私の兄は妹の私が言うのもなんだけど 有名私大を卒業後、日本を代表する某企業に就職した。 その兄の婚約後、とある居酒屋で彼氏と飲んでいたら 兄の婚約者が友達を引き連れてやってきた。 当時の彼氏のことはまだ家族に紹介してなかったこともあって 見つからないように咄嗟に顔を伏せたので向うにも気付かれず 割と近くの席に腰を下ろした。 盗み聞きするつもりはなかったと言えば嘘になる。 でも彼女の声は元々大きく、よく通る声質なので 「彼が・・・」 というワードが聞こえたときから ああ、兄の事だなと思って聴き耳を立ててしまった。 最初は一緒にいた友達たちと 「おめでとう」 「ありがとう」 「お式の日取りは決まったの?」 「まだ」みたいな話だったが 友達らしい女性が 「でもビックリしたよ。全然今までと違うタイプの男だし」 って言った後の彼女の言葉に愕然とした・・・ (Visited 735 times, 1 visits today)

長編小説『処刑勇者は拷問好き王子を処刑する【人体破壊魔法】特化でサクサク、サクリファイス 第12話「決闘?」|影津(かげつ)|Note

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お兄様は怒りに身を任せて剣を振り下ろしてきた。感嘆すべきは、怒りに身を任せども形式上は決闘を貫く意思があること。でも俺は暑苦しいのが嫌いなんだ。 さっと、身をかわす。今度は横から薙(な)いでくる。使うつもりがなかった剣を逆手(さかて)持ちで握ってこれを防ぐ。我ながら不本意な戦いだ。俺は勇者業をとっくに辞めている。正式に処刑勇者と名乗ろうか。趣味だし。 再び俺に向かってくる切先。突き。俺の漆黒色のマントをかすったけど、この辺は余裕でかわすことができる。 「貴様に、マルセルのマの字も言わせない!」 「えー。あんなに小さくてかわいいのに? マルセ……」 おっと、いけね、首をかすめた。白銀の軌道が眼下を通り過ぎる。 「貴様に愛撫(あいぶ)されては、たまらんわ!」 リフニア国の騎士団長より骨があるのは、実力で分かったが、マルセルのマの字を言えるぐらいの余裕はあった。 「貴様のような外道が! このグスタフの妹に手を出したとあっては、ノスリンジア国の一生の恥!」 結局、自分の身分が汚れるというだけの話か。お兄様もクズ人間だな。 「貴様に妹の屈辱が分かるか? マルセルがはじめから貴様を愛すと思うか? 貴様は右も左も分からぬまま召喚されたにすぎない。そして、回復魔法師という職業の妹に泣きついたのではないか?」 確かに、彼女に癒してもらうことは幸福だ。身も心も快感に浸ることができるし、今でも温もりを思い出すと自身の肌をメスの爪で裂きたくなる。でも、マルセルに泣きついたことなど一度もない。この高慢な男をいい加減黙らせないといけないな。 剣が、今度は斜め上から振り下ろされる。剣をかざすだけでも、受け止めることは簡単だったが。と、そこへ空いた胴を狙ってのまさかの膝蹴り。 鈍痛。俺は今、吐息を吐いたかもしれない。痛いなぁ。ぼーっと自分のことではないように感じる。これは、きっと拷問慣れしているせいだろう。 近距離戦に持ち込まれたなと客観的に思う余裕もある。これじゃあ、お互いに剣が邪魔になって振るえないぞ。ついでに、俺の頬に向かってくる拳がスローモーションで見える。 「さぁ勇者。泣いてもらおうか?」 騎士道精神はどこに行った? やっぱり殴りたくなったか。俺はわざと食らってやる。痛って。熱血漢は、これで更に燃え上がることだろう。お兄様の拳と俺の歯茎がすり合わさって口の中に血の味が広がる。 お兄様は邪悪に歯を剝き出して、俺の銀髪を乱雑に引っ張り上げる。何、人の髪の毛つかんでくれてんの?

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