所感(しょかん)とは、心に感じたことという意味があります。ビジネスにおいては、感想とは少し違った意味として使われる言葉です。感想は単に「感」じたことを「想」うだけなのに対し、所感には「感想に加えて、次回につながる改善案まで伝える」というニュアンスを含んでいます。所感では、何を「感」じたのか、なぜそう思ったのか、どうすればそのように心が揺れ動くのかなど、先の「所」にまで思考を巡らせなければなりません。 ▼こちらもチェック! 第9回 教育研修の大切さとこれからのメンタルヘルス推進室|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト. 人事・上司から一目置かれる「報告書」を書くためのポイント4つ 所感という言葉は、社会に出てから一度は必ず目にすることでしょう。たとえば「単なる感想文ではなく、所感を記入すること。今後の仕事に役立つ日報や報告書を書くように。」などと、ビジネスシーンではよく言われます。また日報や報告書だけではなく、スピーチといった発言の場でも所感を述べる機会があります。 所感の書き方や使い方に、どれほどの自信を持っていますか? 使い方までしっかりマスターしておくと、上司や先輩たちにも「この新人はちゃんと考えているな」という安心感を与えることができるでしょう。例文と一緒に、所感を書く際のポイントを押さえておきましょう。 ビジネスシーンでの所感の書き方・使い方 「次回につながる」「今後の仕事に役立つ」と一口に言っても、漠然とした所感の書き方・使い方では周囲に自分の想いをうまく伝えられません。そこで、次の3つのポイントを押さえておきましょう。 ・結論を最初に持ってくる ・誰のために書くのかを意識する ・シンプルに書く たとえば日報の所感では、「その日の仕事を取り組んでみて、一体どんな気づきが生まれたのか?」という観点で、上司がチェックします。そのため、その日の業務で一番印象に残った出来事を最初に持ってきて、上司に伝えたいことを簡単な言葉で、わかりやすく書きます。では、所感を述べる場面別にもう少しポイントを詳しく見ていきましょう。 所感を述べるシーン1. 日報 日報に所感を書く場合は、「~だと感じました。」「~しようと思います。」といった文章では感想文のような稚拙な文章になってしまいます。業務内容や自身の気づきを深く堀り下げてから、成功・失敗した理由の分析、改善策の提案などを書き出しましょう。 <例文> 先週よりも外回り先を2件増やしたところ、本日1件の新規契約につながりました。単純に数を増やせばよいわけではありませんが、新規契約先から「君は頑張っているみたいだから、これからも応援しているよ」という一言を頂けました。営業のノウハウが身につくまでは、経験も兼ねて外回りの数を意識していきます。 所感を述べるシーン2.

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第9回 教育研修の大切さとこれからのメンタルヘルス推進室(終) セルフケア研修は組織を支える!

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報告書 報告書における所感の書き方では、最初にどんな報告書なのかを簡単に伝えます。その後、研修や出張で学んだことを報告したうえで、今後の仕事に生かせる意見を述べましょう。 接客マナーの一環として、「敬語の使い方講座」の研修に参加いたしました。講師を交えたグループディスカッションでは、「店員の敬語が間違っていても、お客さまが指摘することはめったにない」という話題がとても印象に残っています。どんなに笑顔で接客できていても、知らず知らずのうちにお客さまを不快にさせているのかもしれません。「こちらでよろしかったでしょうか?」「レシートのお返しでございます」と平気で言ってしまうお店づくりにさせないためにも、接客業向けの敬語一覧表を別紙として載せておきました。 所感を述べるシーン3. 朝礼やスピーチ 朝礼やスピーチには、伝えるべきテーマが設定されています。報告書のときと同様に、どんなテーマなのかを最初に話します。次に、テーマに対する事例の報告などを行い、そこから要因の分析や自分の意見を伝えましょう。 朝礼やスピーチの所感で大切なのは、「短い時間でわかりやすく、ゆっくり話すこと」です。時間の指定がある場合を除き、3分間を目安に内容を考えましょう。 本日は「衛生管理」をテーマにスピーチを行います。衛生管理という言葉を聞いて、「手洗い・うがいのことかな」「インフルエンザが流行る時期だし、アルコール消毒しましょうねーって話でしょ」と思いませんでしたか? 今からお伝えするのは、衛生管理の中でも「労働衛生」のお話です。昨年の我が社の残業時間は、平均すると1人あたり1日……。 まとめ 所感は、ただ感じたことを伝える感想とは違った意味合いがあります。出来事を深く掘り下げて、要因の分析と今後の対策をシンプルにまとめることです。「感」じた気持ちを、なぜそのように思ったのか、これからどうすればよいのかという「所」にまで発展させましょう。 ・執筆:石川 広樹(いしかわ ひろき) 1989年生まれ、埼玉県出身。名古屋学芸大学 管理栄養学部 管理栄養学科 卒業。管理栄養士として病院・有料老人ホームの現場を経験してから、司書への転身をはかる。司書資格を取得後に、公立図書館・新聞社の調査資料チームへ。2015年10月1日からは、フリーランスのライターとして活動開始。「暮らし」をテーマにしたコラムを得意としており、AI(人工知能)にも興味あり。

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1.上司・先輩に安心してもらう 上司・先輩は、新人が日々何をして、何ができるようになって、何に困っているのか、とても心配しています。心配しながらも「自分の仕事が忙しくて、新人の状況を把握できない」と悩んでいるのです。日報は、そのような上司・先輩の心配を解消し、安心してもらう手段のひとつです。 2.日報が自分を成長させ、チャンスを生む ア.日報は成長を早める 慣れてくると、前日の日報をコピー・貼り付けをする人がいます。しかし、それは上司・先輩から見て安心材料にはならないばかりでなく、自分の成長につながりません。 昨日より今日、何ができるようになったのか、今日新たに発見した課題は何かと、日報のネタを探しながら過ごすことで、結果的に日々の業務について深く考えるクセがつきます。そして、自分の成長が早まっていくのです。 イ.自分の日報を読んでいる人は想像よりもはるかに多い 新人の日報は、指導担当者や直属の上司だけでなく、上司の上司や人事部長なども読んでいます。日々の日報を見て、「○○さんはコミュニケーションをとるのが上手そうだからこの仕事を任せてみよう」「○○さんは正確な仕事が得意なようだ。このプロジェクトのメンバーに加えてみてはどうだろうか」などといった会話がされたり、それが現実になったりします。

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