男の子 の 自己 肯定 感 を 高める 育て 方
ホーム > 和書 > くらし・料理 > しつけ子育て > 育児 出版社内容情報 第1章 なぜ、日本人の「自己肯定感」はこれほど低いのか 第2章 思春期男子の「自己肯定感」 第3章 男の子の「自己肯定感」の高め方 第4章 男の子のポテンシャルを伸ばす育て方 内容説明 "子どもは垂直に比較する""親子で自分の甲羅のサイズを自覚する""褒めることは、親の価値観を伝えること""知識の詰め込みが創造力につながる"etc.東大合格者数38年連続1位!開成の校長先生が思春期男子のお母さんに今こそ伝えたいこと。 目次 第1章 なぜ、日本人の「自己肯定感」はこれほど低いのか? (「自己肯定=自慢」という文化へ挑む;「○○させていただきます」に見る予定調和の文化 ほか) 第2章 思春期男子の「自己肯定感」(自己肯定感は一定ではなく揺らぐもの;人間は本能的に意識しないと子離れできない ほか) 第3章 男の子の「自己肯定感」の高め方(「これはダメ」より「これがいい」;子どもは垂直に比較する ほか) 第4章 男の子のポテンシャルを伸ばす育て方(AI時代に伸ばすべきポテンシャル;好きなことを「生産」につなげさせる ほか) 著者等紹介 柳沢幸雄 [ヤナギサワユキオ] 1947年生まれ。東京大学名誉教授。開成中学校・高等学校校長。開成高等学校、東京大学工学部化学工学科卒業。71年、システムエンジニアとして日本ユニバック(現・日本ユニシス)に入社。74年退社後、東京大学大学院工学系研究科化学工学専攻修士・博士課程修了。ハーバード大学公衆衛生大学院准教授、併任教授(在任中ベストティーチャーに複数回選出)、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授を経て2011年より現職。シックハウス症候群、化学物質過敏症研究の世界的第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
男の子の「自己肯定感」を高める育て方 / 柳沢 幸雄【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア
小さな成功体験を積ませ、褒めてあげる 積み木やお絵かきなど、大人にとっては簡単にできることでも、子供にとっては大変なことがたくさんありますよね。それを乗り越え、継続することは、子供の立派な成功体験になります。 おしっこを我慢できた、苦手な人参を食べられた、幼稚園で上手に工作を作ることができたなど、小さな達成感が自信になり、その積み重ねが自己肯定感を育みます。成功したときは少し大げさなくらいに褒めてあげましょう。 褒めてあげることで、認められている実感が湧き、パパ・ママにとっても嬉しそうにする我が子を見るのは嬉しいことですよね。 褒めるときは、周囲との比較で褒めるのではなく、その子の能力や成長に焦点を当てて褒めてあげてましょう。結果ばかりに目が向きがちですが、子供がたどってきた、そのプロセスに焦点を当ててあげると、褒めるポイントはたくさんありますよ。 3. 頑張りを認めてあげる ポイントの2につながる話ですが、たとえ成功に結びつかなくても、頑張った過程を認め、しっかりと褒めてあげることも大切です。 そうすることで、親が自分の頑張りを見てくれているのだと安心し、失敗を乗り越え、次の挑戦に向かう勇気や自信を持つことができますよ。何より、頑張った自分の存在を認めてくれる人がいるんだという感情が心の支えになりますよね。 子供が自ら何かに挑戦して頑張ったのに、失敗した姿を見てパパやママがため息をついたり、がっかりしたりするのは、やめましょう。子供は失敗するのが怖くなって新たなことに挑戦したがらなくなってしまうので注意してくださいね。 4. 子供の話を真剣にきいてあげる 子供が何かを話しているときは、途中で口を挟んだり、テレビやスマホを見たりせず、最後まで話を聞いてあげましょう。大人でも同じですが、途中で話をさえぎられると、自分が尊重されていないと感じるものです。 真剣に話を聞くことで、パパ・ママが自分を認めてくれる存在だと感じられ、自己肯定感が芽生えます。 5. 感謝の言葉を伝える言葉「ありがとう」 「ありがとう」は相手の存在価値を認める魔法の言葉です。自己肯定感の低い子供は、「どうせ自分なんて…」と思う傾向にあります。お手伝いや片付けなど、少しでも子供が良いことをしたら「ありがとう!助かったよ」と感謝の言葉を伝えてあげましょう。 「ありがとう」の言葉は、人から必要とされていると感じられ、自然と自分に存在意義を持てるようになります。 子供の自己肯定感を育みたいときにおすすめの本は?