藪から棒とは
(それは藪から棒だった。) without the slightest notice (全く知らせなしに) "bolt" は日本語で「稲妻(いなづま)」のことです。"out of the blue" は「青空から」という意味です。直訳すると「青空から稲妻」となる "bolt out of the blue" は、予想もしないことが起きることを指す表現です。 まとめ 以上、この記事では「藪から棒」について解説しました。 読み方 藪(やぶ)から棒(ぼう) 意味 なんの前触れもなく、突然に物事を行うこと 由来 江戸時代中期の浄瑠璃の『鑓の権三重帷子』の一節より 類義語 寝耳に水、青天の霹靂、足元から鳥が立つなど 英語訳 It was a bolt out of the blue. (それは藪から棒だった。) 「藪から棒」な出来事は、生きていればたくさんあるでしょう。自分が考えてもいなかったことを突かれると、人は少しあせってしまうものです。 そのような突然の出来事が起きた時でも、落ち着いて対応できる人が慕われます。普段から冷静な判断ができるよう心がければ、「藪から棒」な出来事に戸惑うことなく、適切な対応ができるようになるでしょう。
藪から棒 - 語源由来辞典
【例文】 「今月中に1000万を売り上げろだなんて、この会社は藪から棒に何を言い出すんだ」.
ことわざ「藪から棒」の意味と使い方:例文付き – スッキリ
2021. 07. ことわざ「藪から棒」の意味と使い方:例文付き – スッキリ. 18 2020. 07 「藪から棒」意味と読み方 【表記】藪から棒 【読み】やぶからぼう 【ローマ字】YABUKARABOU 【意味】 藪の中から急に棒を突き出す意から、出し抜けにすること。突然に物事を行う様子。 説明 突然予期できなかったことが起きたり、物事のやり方が出し抜けであることをいう。藪の中からいきなり棒が突き出てくるように、唐突に思いがけないことが起こる様子。また、物事の仕方が出し抜けであるさま。「藪から突然棒を突き出す」を略した言葉。 詳細 注釈、由来 【注釈】「藪」は、雑草や低木などが混在し、人が入れないような場所のこと。 【出典元】- 【語源・由来】やぶの中から急に棒を突き出すように、いきなりおこることのたとえ。 「藪から棒」の言い換え、反対、似た言葉 【同義語】 - 【類義語】 青天の霹靂/足下から鳥が立つ/足下から雉が立つ/藪から棒をつき出すよう/寝耳に水/寝耳に擂粉木/窓から槍/足下から煙が出る 【対義語】 ― 【注意】 「藪から蛇」は誤り。 「藪から棒」の例文 【日本語】「今月中に1000万を売り上げろだなんて、この会社は藪から棒に何を言い出すんだ」 【英語】 a bolt from the bule. /Scarborough warning. /A bolt from the blue. /A stick out of a thicket.
日本独特の言い回しである「藪から棒」。一体、英語にするとどのような表現になるのでしょうか? 「藪から棒」は英語の定型フレーズ「out of the blue」 「藪から棒」は英語の定型フレーズ「out of the blue」を使いましょう。英語圏の職場や国際的な環境で仕事をしていると頻繁に耳にするフレーズで、意訳的に「青空から突然の稲妻」というようなニュアンスで使われます。文章の後にシンプルに付け加えて、突然でビックリしたことを表現しましょう。 「out of the blue」は良い意味でも、あまり良くない意味でも、両方のシチュエーションで使うことができます。この点においては、日本語の「藪から棒」のニュアンスと少し異なるかもしれません。 「藪から棒」を使った英語例文 He came up out of the blue and gave me a huge hug. 藪から棒に現れたと思ったら、大きなハグをしてくれた。 My boss said just out of the blue, we should put one of our plants on market. ボスが藪から棒に「工場を売りに出そう」と言い出した。 まとめ 「藪から棒」は見通しの効かない藪から突然棒が出てくると誰もが驚く、という状況から生まれたことわざで、意味は「前触れもなく突然ものごとをする」となります。 使い方の点で注意したいのは「藪から蛇」との使い分けです。「藪から蛇」は「余計な真似をして災難を呼ぶ」となり、「藪から棒」とは意味や使い方が異なります。ビジネスシーンでは、相手に誤解を与えないように正しい表現を用いるように心がけましょう。