運を天に任せる 反対の言葉
image by iStockphoto それでは、「運を天に任せる」を英訳した場合にどうなるかを見ていきましょう。 「I'll let the gods decide my fate」 「運を天に任せる」を意味する英語表現の中で、比較的よく使われる表現のひとつが 「I'll let the gods decide my fate」(アイル レット ザ ゴッズ ディサイド マイ フェイト)ですね。 「gods」は神ですが「天」と同様に絶対的な存在として使われる場合が多いのです。 「let」(lət)は、使役動詞で、「させる」「してもらう」の意味で 「decide」(dɪsάɪd)は動詞で「決める」「決定する」の意味。 「fate」(féɪt)は「運命」「宿命」を意味する名詞です。 ですから、全体で、「私は自分の運命を神にまかせるつもりだ」という意味になります。 次のページを読む
運を天に任せる 反対の言葉
「成り行きに身を委ねる」 「運を天に任せる」と同じ心境を表すことばに「成り行きに身を委ねる」(なりゆきにみをゆだねる)があります。 「成り行き」(なりゆき)とは、「物事の移り変わりの様子や過程」のこと。「成り行きに身を委ねる」で、「自然な移り変わりや流れに自分自身も従っていく」ことです。 「成り行きに身を任せる」とも言いますが、「身を任せる」よりも「身を委ねる」方が、より全面的に従順に流れに従っていく感じを伝えることができるかもしれません。 「運を天に任せる」の対義語は?
運を天に任せる 意味
(全ては神の思し召しです) まとめ 以上、この記事では「運否天賦」について解説しました。 読み方 運否天賦(うんぷてんぷ) 意味 人の運命は天が決めるということ。また、運を天に任せること。 類義語 墜茵落溷 英語訳 All must be as God will. (全ては神の思し召しです) 真珠湾攻撃の際の連合艦隊司令長官であった山本五十六(やまもといそろく)は、運否天賦を好んだ人物でした。つまり、大の博打(ばくち)好きだったのです。 あまりの運の強さに、カジノを出入り禁止になったという逸話も存在しています。 このように、山本五十六は賭け事における運には恵まれていました。しかし、戦争においては、負け知らずというわけにはいきませんでした。ミッドウェー海戦では、大敗を喫してしまい、日本の敗戦のきっかけとなってしまいました。 「運否天賦」ではうまくいかないものもあるものです。