7ポイント増加して19. 2%となった(図1)。日本国内では2012年度まで自然エネルギーの年間発電電力量の割合は約10%程度で推移していたが、特にFIT制度による自然エネルギー発電設備の導入により2010年度と比較して2019度には自然エネルギーの年間発電電力量は約1. 7倍も増加した。最も増加した自然エネルギーは太陽光発電で、国内の年間発電電力量の7. 6%に達し、前年度の6. 7%から約1ポイント増えている。これは水力発電の割合(7. 7%)に匹敵するとともに、エネルギー基本計画の2030年度のエネルギーミックスとして示されている太陽光発電の導入目標にほぼ達している。その結果、2010年度と比べると太陽光発電の年間発電電力量は19倍にもなっており、変動する自然エネルギー(VRE)の割合は太陽光と風力を合わせて8. 4%となった。太陽光以外の自然エネルギー発電(小水力、風力、地熱、バイオマス)の年間発電電力量が占める割合についても徐々に増加している。バイオマス発電の割合は2. 8%まで増加して、年間発電電力量は2010年度と比較して2. 4倍も増加している。海外では一般的に太陽光発電よりも導入が進んでいる風力発電の割合は、日本ではようやく0. 8%で年間発電電力量は太陽光発電の約10分の1にとどまっているが、2010年度と比べると1. 9倍となっている。2019年度の自然エネルギーの発電量を月別にみると2019年5月の割合が最も高く、25. 再生可能エネルギー 企業 ランキング 2019. 4%に達しており、水力が9. 9%に対して太陽光が11. 7%に達している。その結果、2019年度の変動する自然エネルギー(VRE)の割合は12. 4%に達する。 原子力発電は、2014年度の年間発電電力量ゼロから九州、関西、四国での再稼働が進んだ結果、2018年度には6%まで発電電力量が増えていたが、2019年度は微減した。その結果、原発の年間発電量は自然エネルギーによる発電量の3割程度である。 図2に示す通り日本国内の電源構成においては化石燃料の占める割合は大きく、2019年度の年間発電電力量全体の約4分の3にあたる74. 8%に達するが、その割合は年々減少している。2019年度の内訳は天然ガス(LNG)が35. 1%と最も割合が高く減少傾向にはあるが、石炭は28. 2%を占めており横ばいの傾向である(表1)。石炭火力については効率の悪い発電設備をフェイドアウト(全て廃止)する必要があり、政府(経産省)によりその検討が始まったが、高効率の石炭火力発電設備が2030年度以降も残ることになり、長期的にロックインすることが懸念される。パリ協定に整合するエネルギー政策としては、欧州各国のように全ての石炭火力を2030年に向けて如何に早くフェイドアウトできるかが課題である。 図1:日本国内での自然エネルギーおよび原子力の発電電力量の割合のトレンド 出所:資源エネルギー庁の電力調査統計などからISEP作成 図2:日本国内の電源構成(2019年度の年間発電電力量) 出所:資源エネルギー庁「電力調査統計」などからISEPが作成 表1:日本国内の電源構成の推移 電源種別 2017年度 2018年度 2019年度 LNG(天然ガス) 38.

2040年までに、電力の40%が再生可能エネルギーに? 13のリーディングカンパニー | Business Insider Japan

5%増の197. 30億円、営業利益が同2. 6%増の84億円の見通しとなっています。 ⇒ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)の最新の株価はこちら! 2040年までに、電力の40%が再生可能エネルギーに? 13のリーディングカンパニー | Business Insider Japan. ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト) 【エフオン(9514)】 一度は撤退した小売電気事業を今夏から再開 エフオン(9514) は、省エネルギー支援事業とバイオマス発電事業を展開する企業。2009年に小売電気事業から一度撤退したものの、世界的に低炭素社会の実現に向けた取り組みが進んでいることを踏まえ、7月17日に、九州において同事業を再開することを発表。8月1日から、同グループの豊後大野チップセンターに電力供給を開始しています。小売電気事業の再開により、今期は3億円程度の売上増を見込んでいます。これを契機に、電力の外部販売に注力するとしており、今後の販売動向に注目したい企業です。 ⇒エフオン(9514)の最新の株価はこちら! エフオン(9514)チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト) 「再生可能エネルギー」の推進については、政府だけでなく、民間企業も注力しています。例えば、経済同友会は、再生可能エネルギーの比率を現状の17%程度から40%(2030年目標)まで高めるべきとする提言をまとめています。2030年時点の政府目標(エネルギー基本計画より)が22~24%であることを考慮すれば、かなり踏み込んだ内容と言えます。 「再生可能エネルギー」はテーマの性質上、今すぐ大きな変化が現れるというものではありませんが、このように政府と民間の積極姿勢を背景に規制緩和や新規投資などの動きが徐々に活発化していくことが期待できる ので、投資テーマとしても大いに注目しておきたいところです。 【※今週のピックアップ記事はこちら!】 ⇒ 日経平均株価は、25日移動平均線をしっかり上抜ければ「2万4221円」まで上昇も! 値幅調整と時間調整を終え、日本株は「上昇トレンドへ転換」する流れに ⇒ 「連続増配株ランキング」ベスト20![2020年最新版]30期連続増配の「花王」、18期連続増配で利回り3. 6%と高水準の「KDDI」など、おすすめの増配銘柄を紹介!

これをお読みになっている方の中には、エネルギー業界に就職を考えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。 エネルギー業界は他業種よりも競争が少なく、どちらかというと安定しているため人気の業界です。 しかし昨今、再生エネルギーが注目されるなど、エネルギー分野は 大きな転換期 を迎えています。 就職する前に業界について詳しく知っておけば何かと安心というものです。 今回は、エネルギー業界の特徴や平均収入などをご紹介します。 エネルギー業界ランキング一覧 「エネルギー業界」といっても、現在では様々な企業が再生可能エネルギーの分野などに進出しており、一概に定義することは難しい状況です。 ここではわかりやすく、 「電気」「ガス」「石油」 の3分野に絞り、それぞれの業界ランキングを見ていきます。 ※ 以下のデータは、平成27年~28年のもので、各企業の有価証券報告書に基づいて作成しています。 電力業界 売上高&シェアランキング 企業名 売上高 シェア 1位 東京電力HD 6兆0, 699 30% 2位 関西電力 3兆2, 459 16% 3位 中部電力 2兆8, 540 14. 1% 1位の東京電力は 業界内で約3分の1のシェア を誇っており、売上高も2位の中部電力と、およそ倍の数字となっています。 ガス業界 売上高&シェアランキング 東京ガス 1兆8, 846 39. 7% 大阪ガス 1兆3, 220 27. 9% 東邦ガス 4, 798 10. 1% ガス業界は1位の東京ガス・2位の大阪ガスが業界内の約7割のシェアを独占しています。 石油業界 売上高&シェアランキング JXホールディングス 7兆1, 158 35% 出光興業 3兆5, 702 17. 再生可能エネルギー 企業 ランキング 世界. 6% 東燃ゼネラル石油 2兆6278 12.

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