「6月頃に、1本だけすごい勢いでビヨ〜んと伸びた枝がありました。バランスが悪いので、株元から切ってもいいですか?」 (三重県/プク様) 「せっかく出たベーサルシュートを深く切り過ぎて枯らしてしまった」 (兵庫県/hokuto様) 一番花か二番花が終わる頃に、株元から勢い良く太い枝が伸びることがあります。これはベーサルシュート(新梢)と言って、来年の花を付ける大切な枝。だからベーサルシュートは大切に育てなければいけません(株元で切ってしまうなんて、絶対ダメ!

極太ベイサルシュートだけビューンと! | はなはなショップブログ

「つるバラの剪定が一番悩みます。伸ばすと、枝ばかり茂り誘引しにくくなりました」 (富山県/はるちゃん様) 「大きく伸ばすつるバラをどこまで切れば良いかがわからない。株元から新しいシュートが出ないのでどうしたらよいか悩む」 (愛知県/たかみ様) 「つるバラは、思い通りに枝が伸びてくれない上に、思い切りが悪くて、剪定できない」 (山口県/にこにこ様) つるバラの剪定と誘引は、12月〜1月が適期。それまで誘引してあった枝は、できれば全部ほどきましょう。剪定は、ここ1年以内に伸びた枝を中心に、軸にする太い枝だけを残すのが基本。花が咲いていた細かい枝も全部切り、3年ぐらい前の古い枝は株元で切って、世代交代させていきます。さらに軸にする枝の先端も少し切り詰めておきます。どのように仕立てるかにもよりますが、軸にする枝は4本ぐらいあれば、十分に見応えのあるつるバラになります。剪定し終わったら誘引します。頂芽優勢と言って、一番高い枝に栄養分が集中して花芽を付ける性質があるので、枝全体が頂点になるように、できるだけ水平に誘引すれば花数が増えますよ。 ミニバラに剪定は必要? 「ミニバラでも剪定は必要なのでしょうか」 (埼玉県/有田美穂様) 「ミニバラなので、剪定は必要ないと思っています。必要ですか?」 (愛知県/くみ様) 「バラについて何も知識がないのでいつも適当に剪定してしまっています。ミニバラなので意外と適当に切っても丈夫なようです」 (茨城県/ななな様) ミニバラは剪定しなくてもいいと思っている人も多いと思います。確かに、ミニバラは枝も細かいので、一本一本の枝を見極めて剪定するのは面倒だし、難しいですよね。でも枝を整える作業は必要です。まず、花が散り始めたら、5枚葉が1枚つくようにして切り取りましょう(花がら摘み)。房咲きのバラや5枚葉がわかりづらい時は、花首を切り取るだけでも十分ですが、忘れずに行いましょう。花がら摘みをこまめに行うことで、新しい枝を伸ばして次々と花を咲かせてくれます。さらに、冬の落葉期を迎えたら、全体の形を整えるような感覚で、全体の3分の1から2分の1を切り戻しましょう。こうすることで春には元気な枝が出てきますよ。 ベテランになればなるほどバッサリ?! 「鉢植えなのでなるべく小さめに育てるようにこころがけています。最初はこんなに切っても平気?と恐る恐る剪定していましたが、最近はかなり遠慮なく切ってます」 (神奈川県/石井智代様) 「思い切って剪定したら、新しい枝がよく育った」 (三重県/コリン様) 「つるバラの誘引作業を夫婦で一緒に行うのですが、二人で相談して想像した通りに花がきれいに咲いた時は一番うれしいです。夫婦の合作成功だね~って喜び合います」 (三重県/のぞみ様) 枝をバッサリ切るのは、結構勇気がいることですが、何度か繰り返すうちに慣れてきて、怖さも薄れてくるものなんですよね。ベテランになるほど、大胆になるのかもしれません(笑)。チョンチョンっと枝先だけを切るだけでは、細い枝しか出てきません。細い枝や古い枝では花が付きにくくなるだけでなく、株自体も衰 えてきます。そう、やっぱり思い切りが大切!それにしても "のぞみ様" はご夫婦で仲良くつるバラのお世話をしていらっしゃるんですね!思い通りにバラが咲 いた時の喜びはひとしおでしょうし、それがまたやる気にさせてくれますよね。何とも羨ましい限りです。

今と昔ではバラの剪定方法が大きく変わりつつあります。昔は「太い枝は、思い切って根元から切ってください!」でしたが、今は「太い枝は長く切って、背の高い所でたくさん咲かせましょう!」となっています。 バラの寿命は剪定により長くも短くもなります。昔の剪定の技術は「カッティング・ローズ(切バラ)」から進化した剪定となります。この方法は、バラの余分な枝を一切残さず、栄養を残った太い枝に集中させ、立派な花を咲かせる方法です。 切り花ならこれでも良いでしょうが、このやり方では30~50年楽しめるバラが5~10年でダメになってしまいます。剪定と言う技術は、切った場所にたくさんの花を揃えてあげる技術です。毎年、少しずつバラの枝を大きく剪定してあげることにより、枝数が増え、結果、花数が年々と増えていきます。昨年よりも今年、今年よりも来年と年数をかければかけるほどたくさんのバラが楽しめます。 年数をかけて増えた花は切り花にして家の中でも楽しむことをお勧めします。お世話になっている知人や友人に花束を作ってプレゼントすることも夢ではありませんよ。 更新日: 2020年10月07日 初回公開日: 2015年05月21日

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