早く顔を洗って服を着替えなきゃ。 少年準備中… ちゃぶ台のある部屋に来ると慧音先生はすでに朝ごはんの支度をしていた。 「おはようございます、慧音先生」 「ああ、おはよう」 味噌汁の匂いが食欲を誘う。 楽しみだなあ~。 慧音支度中… 「よし、全て準備はそろったな。 それじゃあいただきます。」 「いただきます!」 早速一口食べてみる。 …うん、普通にうまいから感想つけにくいな。 「どうだ?私の料理は口に合うか?」 「はい、おいしいです。」 こんな感想が無難かな。 まあ事実なんだけど。 「…」 「…」 う~む、何とも会話が続かん。 仕方ない、昨日から考えてたことを話すとするか。 「あの~慧音先生?」 「どうした?」 「そうですね、えっと、その~、単刀直入に言います! 僕、力をつけて弾幕ごっこができるようになりたいです! なので僕に弾幕の打ち方や霊力を使えるように特訓してほしいんです! 空いてる時間で構いませんのでお願いできませんか!」 頭を下げる。 そして恐る恐る顔を上げてみると意外なことに慧音先生は怪訝そうな顔をしていた。 そして… 「弾幕ごっこ?何かの遊びか?」 と質問された。 えっと…、慧音先生は弾幕ごっこを知らないのだろうか? いやでも東方永夜抄で慧音先生出てたよね?弾幕バリバリ打ってたよね? やべえ、混乱してきた、どういうことだ? 幻想郷が思ってたのと色々違うんだが. 「慧音先生、質問に質問で返すのは悪いと思います。すみません。 しかしそれでも質問させてください。 幻想郷に弾幕ごっこという決闘法は存在しますか?」 ドキドキ、ドキドキ… 「いや、ない」 のおおおおおおおおおおおん!!!! それ結構大事なことなのに「いや、ない」って幻想郷根本から覆されるじゃないですかやだー。 しかも能力で幻想郷のことを隅々まで知ってる慧音先生だから知らないなんてことはないんだよな~…・ っていうことは幻想郷はいまだに殺し合いなのか? あ~、確かに僕が来ているのは一通り異変が終わった後だしスペルカードルールが廃止になったってこともあり得るか…。 ちょっと待てよ、消えたとしてもそんなすぐに消えるか?痕跡ぐらいは残るような…。ブツブツ…。 「おーい、大丈夫かー。」 「はっ、そうだまずはご飯食べなきゃ!…ってあれ?皿の中身が空っぽ…。」 「何言ってるんだ?さっきごちそうさまと言ってたじゃないか。 さあ、早く皿を片付けて里の集会に行こう。」 「あ、はい、そうですね…」 どうやら僕の体は考え事に没頭していても自動的に動いてくれる造りになってるらしい。 我ながら便利な体だと思う。 「皿は台所の水のところにつけておいてくれ。 皿洗いは私がやっておくから。」 「分かりました、ありがとうございます。」 皿洗いは外の世界でもやっていたので僕がやりますと言おうとしたがよく考えたらやり方が違うため後日里の人に教えてもらって 少しでも力になれるようにしようと思った。 「じゃあ片づけは終わったな。 早速行こう。」 「はい。」 *** 幻想郷の朝はとても爽やかだった。 皆さんも想像してみてくださいよ。 立ち上る朝日、照らされる山々、紫立ちたる雲、少しヒヤリとした空気、時々聞こえる小鳥のさえずり…。 外の世界にいたころは体験したこともなかったです。 っと考えているうちにも広場につきましたね。 人は…130人くらいかな?

あなたが幻想郷に行った場合の能力

その時ざわざわしていた空気が一気に静かになった。 みんなが向いてる方を見てみるといかにも長って感じの杖を突いた白髪の爺さんが出てきた。 「それではこれから里の集会を始める。 まずは畑の野菜じゃが…」 そこから里についてのいろいろな報告、見張り隊の次期隊長についての多数決などがなされた。 そして… 「次で最後じゃが一人の幻想入りした少年を人里で保護することにした。 今から挨拶してもらう。 上がっておいで。」 最後の言葉は僕に向かって放たれた。 やばい、心臓がバクバクする。 大丈夫だ…落ち着け…いけるいける… 自分に励ましの言葉を自分にかけてから台に上がる。 転校生ってこんな気分なんだろうなあ、きっと。 「おはようございます。 外の世界から幻想入りしてきた神谷 航成です。 まだまだ分からないこともありますがこれから覚えていくのでよろしくお願い致します。」 あいさつをし終えた瞬間拍手が起こった。 おそらく歓迎的な意味を含んでいるのだろう。 なにはともあれしくじらずに終えれた。 そう安堵しつつ台から降りる。 「ではこれにて里の集会を終える。 解散!」 長が言うとみんなはそれぞれの自宅に帰って行った…とおもいきやなんと全員がこっちに来た。 たちまち人だかりができる。 みんなどうしたんだろう?いやまあ大体予想はできてますけど。 「ねえねえ!最近の外の世界ってどうなってるの! ?」 「おお、わしも気になるのお。 ぜひ聞かせてくれんか。」 「次の質問は俺だぞ!」 「じゃんけんできめよう!」 うわぁ…、こりゃ長引きそうだ…。 いつくらいに終わるんだろ…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 皆さんこんにちは、酒ノ神です。 いきなりのことで大変申し訳ないのですがこの度、当作品「幻想郷が思ってたのと色々違うんだが」は web小説投稿サイトハーメルンに移行することに致しました。 もし、これからも読んでいただけるのでありましたらよろしくお願いいたします。 幻想郷が思ってたのと色々違うんだが 面白かったですか? あなたが幻想郷に行った場合の能力. 面白いと思ってくれた方、ありがとうございます! こんなん面白ないわぁ! !って方はすみません…。 これからどんどん文章力を上げていきたいと思います…。 でもどちらにせよ読んでくださってありがとうございます! これからもよろしくしてくださる方はよろしくお願いします。

幻想郷が思ってたのと色々違うんだが

いやー、5年間探し続けてきた意味があったよ! よし!じゃあとりあえず境内に入って準備をするかとでもするか! 少年移動&準備中… はい!いきなりですが外の世界の常識を持つものは外の博麗神社に行きます。 そして幻想郷の常識を持つものは幻想郷の神社に行きます。 そして僕は外の世界の常識を持つので外の博麗神社に来ました。 ですがここで一つ問題が生じます。 それが「外の世界の博麗神社に行っただけじゃ幻想入りできない」ということです。 ではどうするのかというとズバリ… ぐっでぐでになるまで酒をあおることなんです! 泥酔状態になったら常識もくそもあったもんじゃありません。 そんなどっちつかずの状態だったら幻想入りできるんじゃね?という結論に至りました。 そんなわけで今日はウィスキーを一本持ってきましたよ! 何も割らずに飲めば泥酔状態になれるはず…! それでは早速行ってみよーーー!!! グビッ…グビッ… あれれ?なんだか意識が朦朧としてきたぞ…? そのまま少年は眠るようにして意識を刈り取られた… *** 目を覚ますと真っ白な天井が見えた。 (ここは一体…)そう思いながら少年は体を起こすとそこには僕の両親がいた。 「! !目を覚ましたか航成!」 「航成!?大丈夫!?なにか怖いことでもされたの! ?」 父と母がそろって安心と心配を混ぜたような顔をして僕に話しかけてきた。 あれ…?そういえば僕は何でここに…? 幻想入り自称者『自称幻想郷の人』 - 幻想伝聞録. そうだ、確か博麗神社を見つけて有頂天になった後幻想入りするために酒を飲んだんだっけ…。 そこから意識がないということはおそらく刺激が強すぎて気を失ったんだろう…。 ?まてよ?ということは僕は幻想入りできずにそのまま戻ってきたということか? 「さあ、航成家へ戻ろう」 「こんなに迷惑をかけた航成には ''お仕置きを与えなくちゃね?'' 」 そういうと見る見るうちに両親の顔が醜くなり声のトーンも低くなって床、壁、天井から赤い液体が流れ出してきた。 いやだ、いやだよ、もうあんな家に戻りたくない。 「「さあ、おいで?」」 二人の手が伸びてくる。 ベッドから飛び降りて外に逃げようとするがドアは頑として開かない。 僕は際に追い詰められる、二人の手は直前まで迫る。 「やめろ、やめろおおおおおおおおーーーーーーー!!!!!!!! !」 「あんた!」 突如として周りの景色が明るくなる。 女の子に覗き込まれている。 どうやらあれは夢だったらしい。 だめだ、あのタイプの夢は何年たとうとも克服できそうにない。 まあ何はともあれ今は夢であったことに感謝しよう。 夢かあ~、良かったあああああああ~~~~~。 よし、これでokと。 そういえばさっきからずっと女の子に覗き込まれてるけどなんでだろう?

[Mixi]一週間以内に幻想郷入りを告知された - 弾幕Stg東方 | Mixiコミュニティ

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幻想入り自称者『自称幻想郷の人』 - 幻想伝聞録

その他の回答(1件) 幻想郷行きたいですけど やっぱり確実に行く方法は死ぬことだとおもいます。 夢の中でも永遠に幻想郷がいいなら、永遠に夢がみれる永眠がいいと思います。 だって幻想郷に行けたとしても、妖怪に食われてしぬだけですからね 5人 がナイス!しています でもいけるとは限らないで、あと今の時代には多分嘘ですが幻想郷は存在していても誰もいないそうですよ

ん?「女の子に覗き込まれてる」? 「ちょっと!何をボケーっとしてんのよ!起きたなら返事ぐらいしたらどうなの!」 って痛い痛い、お願いだからその巫女棒で強く突っつかないで。 あれ?でもよく考えたらなんでこんなことになったんだ?う~ん… とりあえず状況はよくわかんないけど一旦この子に話を聞いてみるか。 そういって少年は立ち上がりこう聞いた。 「えーっとまずは自己紹介から始めるね。 僕の名前は神谷 航成。 高校二年生で17歳だよ。 で、早速質問なんだけどここはどこ?そしてきみは誰?」 そこまでをまくし立てると相手は納得をしたような顔でこう言ってきた。 「ここは幻想郷。 忘れ去られたものが住まう地よ。 そして私の名前は博麗 霊夢、楽園の巫女をやってるわ」 第二話 幻想人との出会い 「ここは幻想郷。 忘れ去られたものが住まう地よ。 そして私の名前は博麗 霊夢、楽園の巫女をやってるわ」 ここって幻想郷っていうんだ、珍しい地名だな。 そしてこの人の名前は博麗霊夢ね、覚えておこう。 って、ん?幻想郷?霊夢? 「じゃあここが幻想郷!? じゃあついに僕は幻想入りを果たしたんだ! !」 「だから幻想郷って言ってるじゃないの…。 で話を進めるけどその口調ぶりからするとあんた以前からここを知ってたみたいね。」 「そうだよ!外の世界ではt…」 「知ってるわ、東方って呼ばれてんでしょ。」 その事実に僕は驚愕する。 「え!?なんで知ってるの! ?」 「そりゃ博麗の巫女だもの、それくらい知ってるわ」 「博麗の巫女ってだけで理由になるんだ…」 「で、ここからが本題だけど…」 そこで霊夢さんは一呼吸置き、真剣な顔になった。 「あなたはここに残る?それとも外の世界に帰る?」 風が吹き木々がざわめく。 僕の答えは―ーーーー 「残るよ。」 それ以外の回答はありえなかった。 「ここ、幻想郷ではあなたも知ってると思うけど妖怪がいるわ。 あいつら、外の世界の人間だとわかったら容赦なく食い殺すわよ。」 「それでもあの時に戻るよりかはこっちのほうがいいさ。」 「…。」 ''あの時''という言葉に対して敢えて追求しなかった霊夢さんは優しいと思った。 さて、霊夢さんはどんな方法で外の世界に追い返そうとするかな? 「そう、分かったわ。」 そんな霊夢さんの返答に僕は拍子抜けする。 「え?結構簡単に了承してくれるんだね? 外の世界の人間が幻想郷に入ってきたら色々と都合が悪いと思ったんだけど」 「ああ、その点については大丈夫よ。 幻想郷側に都合の悪いことしたらまっsーーー」 「り、了解いたしましたーー!

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