試合前というのは、どれだけ準備が念入りであろうとプレッシャーや色んな葛藤に押しつぶされそうになるものではないでしょうか?? そんなシーンで不安をかき消してくれる元気がわいてくる、そんな曲を紹介させていただきます☺︎♪ あのアスリートも聞いている!! チャレンジャーにささぐ 中高、大学などの新入生や、新入社員にとって この頃は毎日が目新しいことばかりで それこそ目の前の「チャレンジ」に打ちひしがれそうになることも多いでしょう。 今回の記事では、ときには壁にぶち当たりながらも 結果を出し続けるアスリートにフォーカスしていきたいと思います。 アスリートが薦める曲、気になりませんか?? そういえば、FIFA女子ワールドカップ2015がカナダで開催されていますよね! 4年前の大会で見事に大会初優勝を決めた"なでしこJAPAN" もう一度その栄冠を勝ち取り、人々を感動させることができるか? こちらも要注目ですね⤴︎⤴︎ "澤穂希"も愛聴するナオトの勇気がわく魔法の一曲 ◼︎ ナオト・インティライミ - Brave 2015/16シーズン Fリーグ公式テーマソング『Brave』 僕ならできるって 思いながら闘って 新しい未来をイメージすればいい あの虹を渡って まだ見ぬその先へ 自分を信じて 始まったばかりさ 出典: テンポの良いリズム感といい、彼自身の透きとおる美声が その歌詞に込められたメッセージ性をより引き立たせていますね! GENERATIONSが体操金の橋本大輝を祝福、試合前に聴く曲の縁 - 芸能 : 日刊スポーツ. この一曲、澤穂希(INAC神戸)が 大会初優勝を果たした2011年女子W杯で何度も救われた曲という。 なでしこJAPANのキャプテンとして当大会の得点王とMVPを獲得し、 2011年のFIFA最優秀選手賞(バロンドール)も受賞した その舞台裏で大活躍した『Brave』 そして驚くべきことに.. 2014年W杯を経験した 長友佑都(インテル・ミラノ)と齋藤学(横浜F・マリノス)の 「試合前に聴く曲」も、同じくナオト・インティライミさんの曲だそうで、 彼の楽曲がいかに人々に勇気を与えているのかが一目瞭然ですね! "錦織圭"を頂点へ導いた奇跡の一曲 ◼︎ ASIAN KUNG-FU GENERATION - ソラニン 映画『ソラニン』のメインテーマ曲 お次は、今すごくHOTなこの人が精神統一するときに聴いている曲を紹介! テニスATP世界ランキング自己最高位は4位。 ツアーシングルでは、日本人最多の9度の優勝を誇る。 この"錦織圭"が2014年の世界選手権・バルセロナオープン 決勝戦直前で聴いていたのが『ソラニン』 アジア人初の優勝を果たしたその偉業を支えたその歌詞とは??

  1. あのアスリートも愛聴!?モチベーションを高めてくれる応援歌・試合前の勝負曲
  2. TOKYO FM アスリートたちのCheer Up SONGS 2016 - TOKYO FM 80.0MHz
  3. GENERATIONSが体操金の橋本大輝を祝福、試合前に聴く曲の縁 - 芸能 : 日刊スポーツ

あのアスリートも愛聴!?モチベーションを高めてくれる応援歌・試合前の勝負曲

羽生結弦選手、小平奈緒選手の金メダルを筆頭にメダルラッシュで盛り上がる平昌! 今回は、日本代表選手が試合前に聴いてモチベーションをあげたり、支えにしている曲をまとめてご紹介!メダルに向けて戦う力となるパワーを感じる曲ばかりです!

Tokyo Fm アスリートたちのCheer Up Songs 2016 - Tokyo Fm 80.0Mhz

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Generationsが体操金の橋本大輝を祝福、試合前に聴く曲の縁 - 芸能 : 日刊スポーツ

Every Boy Every Girl 西野カナの曲は何でも好き。試合前もよく聴く。 山口茜 嵐 voice 自分の名前も入っていて、故郷を思い出させる。 男子 早川賢一 SEKAI NO OWARI Fight Music 試合前に元気が出るので聴く。 トライアスロン 上田藍 小田和正 風の坂道/たしかなこと リラックスモードのとき聴く。 エド・シーラン 田山寛豪 宇多田ヒカル EXPRESS マイア・ヒラサワ 花束を君に もぐらの唄 Boom! ウチの妻がファンで… 迷いがあるときに聴くと気合が入る。 盛り上がる。気持ちを高める曲。 サッカー男子 中島翔哉 back number Bird's sorrow 人生で初めて&唯一行ったことのあるライブがback number。中でもこの曲が特に好き! 室屋成 矢沢永吉 止まらないha~ha 「タオルを投げるあの曲です!アツイのが好きなんで!」試合前は必ず聴く。リオでも勿論聴く! 大島僚太 槇原敬之 僕が一番欲しかったもの バレーボール 宮下遥 RPG 競泳男子 自由形 萩野公介 AKB48 自身で「アイドル好き」と公言。AKBは初期の頃から応援していてファン歴は長い!勿論、「前田敦子のハートソングス」もしっかりチェック。また地元栃木のRadio Berryで番組「Just Do It」のパーソナリティを務める。 水球男子 足立聖弥 E-Girls Anniversary!! TOKYO FM アスリートたちのCheer Up SONGS 2016 - TOKYO FM 80.0MHz. ildren 自転車男子 ケイリン 脇本雄太 BUMP OF CHICKEN HY 天体観測 高校の時から大好き。 スプリント 中川誠一郎 吉井和哉 湘南乃風 加藤ミリヤ 超絶ダイナミック! ドラゴンボールが好きだから(アニメ「ドラゴンボール超」オープニングテーマ)。 自転車女子 オムニアム 塚越さくら 福山雅治 コブクロ トリセツ 桜坂 桜 よく聴いている。共感できる。 自分の名前が入っているので「桜」の曲、優しい曲を聞きます。 新体操 畠山愛理 アリアナ・グランデ テンポのいい明るい曲が好き。 テニス男子 錦織圭 Nujabes 何でも 音楽はなくてはならない。テニス人生にも欠かせないもの!試合の前のルーティーンとして「音楽を聴くこと」はマスト。特に試合前に聴くのはヌジャベスらヒップホップ系!今年、自身初となる【ヌジャベスのコンピレーションアルバム】をリリースしているほど好き。 ONE OK ROCK The Beginning 昨年のJAPAN OPENでは自身の登場曲に。 ASIAN KUNG-FU GENERATION ソラニン 等 エンドコート(コートチェンジ)時の選曲にはよくアジカンの曲が入る。 レスリング 吉田沙保里 NEWS 大のNEWS好き!

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「これまでの苦しい練習やトレーニングは、この日のために積み重ねてきた努力でしょ!? 」と力強く背中を押してくれるような歌詞が印象的です。 この曲を聴けば、これまでの自分の努力を思い出して、「自分なら大丈夫!! 」と自信を持って試合に挑めるはずです! ( 羽根佳祐 )

俺が負けず嫌いだってな!」 《御心のままに、 我が主 ( マイロード ) よ》 俺の命令にシエルが応える。 いつものように簡単に、それは当たり前の事なのだ。 だが、俺は今さっき目覚めたばかりだが、シエルのヤツはそれこそ数え切れぬ程の長き時を、俺が目覚めるのを待ち続けていたのである。 俺の命令に応える声には、隠し切れない歓喜が滲み出ていた。 その気持ちを裏切らない為にも、俺は俺が正しいと思える世界を選択する。 もはや俺に敗北はない。 さて、それではさっさと終らせるとしようじゃないか。 そう考えると同時に、俺は過去へと向けて 時間跳躍 ( タイムワープ ) したのだった。 違う場所に跳んだのだと直感した。 同時に、世界を滅ぼせそうなエネルギーの束が俺に向って迫っている事に気付いた。 だが俺は慌てる事なく、それを丸ごとパクリと飲み込んだ。 意外に美味しい。 時間跳躍 ( タイムワープ ) で消費した程度のエネルギーは回復したようだ。 「何者だ!? 」 驚愕したように叫んだのは、俺の後ろに立つユウキだろう。 どうやら、消え去ったのと同じ時点に戻る予定だったのだが、ほんの少しだけ時間が経過してしまっていたようだ。 だがまあ、初めて使ったにしては誤差とも呼べない程の完璧なタイミングだと言えるだろう。 何しろ、誰一人として怪我一つ負っていない様子だったのだから。 「……リムル、なの?」 恐る恐るという感じに、虹色の髪の美女が問い掛けてきた。 お前こそ誰だよ!? と思わず言いかける。 しかし、その少し抜けたような様子と雰囲気から、その人物がラミリスだろうと思い至った。 「お前はラミリスなのか? それって成長、したのか?」 「もーーー!! 馬鹿馬鹿バカバカぁーーー!! 心配したんだからね!! 」 「そ、そうだぞ! 隠れて脅かそうなどと、人が悪いにも程がある。世界から気配が完全に消えたから、ワタシですら未来に飛ばされたのだと信じてしまったではないか!! 」 「俺達の最大攻撃を簡単に無効化しやがって……それに、その姿は何だ? さっきまでより成長してねーか?」 時間は余り経過していないようだが、俺が消えた事で心配をかけてしまったようだ。 そしてどうやら、俺が今喰ったエネルギーは、ギィ達が全力でユウキに向けて放ったものだったようである。悪い事をしたなと思ったものの、どちらにせよあの程度ではユウキを強化させてしまうだけだっただろうから、大した問題ではないと思う。 というより、俺の姿が何だって?

それに、ヴェルドラはどうなった? 《ここは、果ての世界です。或いは、"時空の果て"とも呼ばれる場所です。ヴェルドラは『虚数空間』に隔離し、完全に保護しておりますのでご安心を》 そうか、ヴェルドラさんは無事なのか。 良かった……って、え? 何にもないだだっ広い世界が、"時空の果て"だって? 確かに、時間も流れていない停止状態だし、空間の広がりを感知する事が出来ないけど……。 《はい。この世界では、時の流れは止まっています。そして空間の広がりは終息し、エントロピーの法則に従い虚無へと至りました》 至りました? まるで見てきたような物言いだな? 《その通りです。ユウキの攻撃により、我々は時空の彼方へと飛ばされました。星の寿命はとっくに尽きておりましたが、世界の崩壊へは至っていませんでした。その事から推測するに、ユウキは世界そのものを崩壊させる事は出来なかったのでしょう。連続時空体としての星を全て破壊した段階で、彼の寿命も尽きたのだと推測します。ですが、それで彼の望みが果たされたのかは判断出来かねます。その後は漂うように宇宙を彷徨い、この宇宙の終わりを見届けたのです》 ――シエルさんが何を言ってるのか、いまいち理解出来ん……。 宇宙の終わりを見届けた? 何を言っているんだ……? というか、そんな状態で生きている訳がないだろう。 吐くならもっとマシな嘘を――と思った所で、シエルさんが嘘を吐かないという事を思い出す。 たまに騙されたりしたが、それは嘘ではなく俺が勘違いした――というか、させられた――だけの話だし。 という事は、本当にここは果ての世界だと言うのか!? 《はい、その通りです。では早速ですが、この後はどう致しますか?》 どうする、とは? 《長き時が経っていますので、『虚無崩壊』のエネルギーが膨大に貯まっています。ヴェルダナーヴァは世界を創造した事で『虚無崩壊』を失ったようですが、リムル様には『虚数空間』があるので問題ありません。『虚数空間』は無限ですので満たされてはおりませんが、世界を何万回でも再構築出来る程度には充填済みなのです。付け加えるならば、リムル様に関わった者全ての記憶を再現し、限りなく当時と近い世界を意図的に生み出す事も可能です。どうされますか?》 えっ……? シエルに問われ、俺は絶句した。 そう、ここが"時空の果て"というならば、ベニマルやシュナ、テンペストの仲間達、ディアブロや悪魔達、ギィや魔王達、ラミリスやミリム、俺の愛した者達は全て、この世界のどこにも存在しないという事なのだと、ようやく理解出来たのだ。 つまり俺は、ユウキに負けたのだ。 「ふざけるな!!

と。 クロエは刀を持っているのに、自分は素手とはこれ如何に? そんな事を思ってしまったが、今更口にしてしまうと、姉の逆鱗に触れるのは間違いない。 ハッキリ言うと、クロエの剣技は超一流であり、並ぶ者なしだとヴェルドラは知っていた。 一度痛い目にあわされていたし、素手では分が悪いと思ったのだ。 互いに 究極能力 ( アルティメットスキル ) を持たなかったからこそ、精神生命体の優位性により当時のクロエの『絶対切断』を無効化出来たのだが、今のクロエの剣技を無効化する事は出来ない。 何しろ、クロエは先程までギィと互角に戦っていたのだから。 非常に不味い――ヴェルドラはそう思ったのだった。 まあ、斬られても痛そうだな、という程度の悩みではあったのだが……。 その時、ヴェルドラの前に一本の剣が突き刺さった。 魔剣" 世界 ( ワルド ) "、この世界最高峰の一振りである。 「おい、それ使えよ」 ヴェルドラが振り向くと、そこには凄絶な美女がいた。 緋色の髪が神々しく流れ、豊かな胸とまろやかなお尻の存在感を、折れそうな程に細い腰のくびれが強調している。 女性型となった、ギィだった。 「ギィ、か?」 「あ? 他に誰がいるんだよ? オレに決まってるだろーが」 ヴェルドラの問いに、面倒そうに答えるギィ。 性別の違いには拘りのないギィにとって、見た目などはどうでも良いのだ。 重要なのは、見た目よりも能力である。 戦闘特化の男性型と異なり、女性型は演算特化だった。 ヴェルダナーヴァが組み込んだ支配回路を解除するには、情報演算処理能力を最大限高める必要があるとギィは考えたのだ。 だから、久しぶりに女性型になった。 ただそれだけの事なのだ。 「では、使わせて貰おう」 「おう。負けんなよ?」 「クアーーーハハハハハ! 愚問である! もう一度、本気となった勇者と戦ってみたいと思っておったのだ。これは良い機会だし、我も本気で相手をしようぞ!」 そんな事を言いながら調子を取り戻したヴェルドラに、「まあ頑張れよ」と返事するギィ。 相手をする時間が勿体無いと考えて。 ギィは意識を切り替え、ヴェルザードを視界に入れた。 (待ってろよ、今直ぐ解放してやるからな) 深く静かに集中し、その能力を研ぎ澄ます。 ギィの『神速演算』が、ただでさえ高い演算能力を励起状態へと引き上げる。 ギィは迷う事なく全てのエネルギーを演算に流用し、ヴェルザードへ向けて『 攻性心核浸食 ( スピリチュアルダイブ ) 』を開始するのだった。

それも、完全なる形で、望みの場所へ……"時空の果て"から、だって……? 在り得ない……そんな、そんな馬鹿げた事が出来る者など、存在するハズがないんだ……。それでは、それではまるで超越神じゃないか――」 そんな事を呟き続けるユウキ。 どうしても現実を認めたくないという様子が見て取れた。 そして―― 突如、剣に全力を込めて俺に向けて斬りかかってきた。 俺は避けるでもなく、左手をそっと前に突き出して剣を摘む。 神速の速さでもって振り下ろされた刃は、俺の人差し指と親指に挟まれて、ピクリとも動かなくなった。 驚愕するユウキを一瞥し、俺は軽く蹴りを放つ。 それをまともに受けて、ユウキは剣―― 星皇竜角剣 ( ヴェルダナーヴァ ) を手放して吹き飛んでいった。 生きてはいるが、戦闘力の大半を失っているだろう。 『虚無崩壊』から生命維持を妨害する負のエネルギーを抽出して、蹴りに混ぜているからだ。 激しく咳き込んでから、ユウキは呆然と俺を見上げた。 「お前は、お前は一体誰なんだ――――!? 」 驚愕と動揺の感情を浮かべて、ユウキが俺に向かって叫んだ。 それを聞き、俺は笑う。 ユウキの滑稽さがおかしくて。 ユウキが余りにも無知過ぎて、笑うしかない。 三上悟。 リムル・テンペスト。 ――それとも、ヴェルダナーヴァだとでも思っているのか? 俺か? 俺が ( ・・ ) 誰か、だって? そんなのは、決まってるだろ。 俺の名は―――――――― 閃光。 目が眩む程の光の奔流が周囲に満たされた。 そして、それを飲み込むような禍々しい闇色の妖気が俺の身体から溢れ出した。 光の奔流は、ラミリスやミリムといった俺の仲間達を優しく包み込む。全ての怪我を癒し、禍々しい闇色の妖気から皆を守るように。 そして、光に守られていない者――ユウキはと言えば……。 「やめろ、来るな! 僕は世界を――」 全力で抵抗しているようだが、何も出来ずに身体を蝕まれているようだ。 「諦めろ。お前はやり過ぎた。悪い事をしたら、反省が必要だろ? せいぜい、悔い改めるといい。俺の中の『虚数空間』で、お前の愚かさと未熟さを。それが、お前に許された全てだ」 俺は冷たく宣言する。 ユウキは最後まで抵抗しようとしていたが、全ては無駄に終った。 能力の全てを 星皇竜角剣 ( ヴェルダナーヴァ ) へと移していたようで、今更出来る事などほとんど無かったのだろうけど。 ――いやだ、僕を閉じ込めるな。これじゃ、これでは僕は……。 ――ユウキ、やはり貴方を最後まで導いてあげる事が出来なかったからかしら?

心の中で絶叫するヴェルドラ。 姉であるヴェルグリンドに、そんな要らぬお世話をしたのは、親友であるリムル以外に考えられないのだ。 一頻りヴェルドラを殴って気が済んだのか、ヴェルグリンドはヴェルザードへと向き直った。 そして、「最高の場面のハズなのに……。お約束と違うではないか……」などとブツブツ呟いているヴェルドラに向けて、言う。 「黙れ、見苦しいぞ。私の弟なら、それ以上馬鹿を晒すなよ。ヴェルドラ、貴様に勇者は任せる。友達の大切な存在なんだろう? 精々、下らぬ失敗をしないようにしろよ。姉上は私が相手をします」 「ですが……」 「くどい! 二度も言わせるつもりか?」 「了解であります、姉上!」 最敬礼しつつ、ヴェルグリンドの言葉を了承するヴェルドラ。 姉に逆らう愚を冒すのは、馬鹿のする事なのだから。 ヴェルドラは殴られた頬をさすりつつ、勇者クロエに取り付いたルシアへと向かったのだった。 それを見やり、ヴェルグリンドはギィに向き直り言う。 「ギィ、貴様なら姉上の支配を解除出来るのだな?」 「ああ、出来るぜ。ただし、戦闘しながらじゃ無理だけどな」 「問題ない。勇者クロエは愚弟に相手をさせる。貴様は姉上の支配の解除に全力を尽くしてくれ」 ヴェルグリンドからの要請を受けて、ギィはほんの少しだけ考え込んだ。 解除は可能だろう。何しろ目の前で支配を行うのを見た事で、その原理は理解出来たから。 問題は、それに要する時間だった。 「いいか、今のオレでは解除に時間が掛かり過ぎる。とっておきの演算特化で解除するから、その間はオレの援護を期待するなよ?

最後まで、本当に手のかかる子だわね。 ――先生……? そう、そうだったのか……ここには、先生も……。 ――そうね。私も一緒に反省してあげます。決して孤独にはしないわ。 ――わかったよ。僕は一体どこで―― その言葉を最後に、ユウキの意識は完全に消えた。 俺が『虚数空間』を閉じたのだ。 脱出は不可能であり、俺が死ぬまで――或いは、死んだ後も――解放される事はないだろう。 そもそもの話、俺に寿命があるのかどうかも疑わしいのだけれども……。 しかし、最後にユウキと話していたのは―― もしそうならば、これは罰ではなく、案外ユウキにとっての救いであったのかも知れないな。 俺は感傷に耽るように、そんな事を思ったのだった。 こうして、最後の戦いは俺の勝利で終ったのだ。 書籍ですが、また重版がかかったそうです。 皆様の応援のお陰です。ありがとうございます!

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