歩美 角交換四間飛車って戦法ありますよね!?あの戦法って相手にたまにやられるとどうすればいいかわかりません! 香介 角交換四間飛車は知らないと受けにくい攻め筋が多いからね。対策してないあっさりやられちゃうよ。 今回は角交換四間飛車の対策を解説していきます。対策として有名な4七銀型から腰掛け銀に組む手順を見ていきましょう。 youtubeもやってます おすすめ記事 Sponsored link 参考棋書:「角交換四間飛車破り 必勝ガイド」 今回の記事はマイナビ出版の「 角交換四間飛車破り 必勝ガイド 」を参考にしたよ。角交換四間飛車の基本の狙い筋からその受け方を丁寧に解説した棋書なんだ。 石田 直裕 マイナビ 2014-09-25 それではここから4七銀型の基礎を見ていきましょう! 角交換四間飛車の基本図 テーマ図 初手からの指し手 ▲7六歩、△3四歩、▲2六歩、△4二飛、▲6八玉、△8八角成、▲同銀、△2二銀、▲4八銀、△6二玉、▲5八金、△7二玉、▲7八玉、△8二玉、▲2五歩、△3三銀、▲7七銀、△7二銀(図1-1) 【図1-1 角交換四間飛車の基本図】 図1-1は、角交換四間飛車の基本図となります。先手は居飛車で矢倉囲いを目指し、後手は角交換した後美濃囲いに組んだところです。まずはこのテーマ図から、角交換四間飛車の狙い筋を見ていきましょう。 角交換四間飛車狙いの逆棒銀! 図1-1からの指し手 ▲8八玉、△2二飛、▲7八金、△2四歩(図1-2) 【図1-2 向かい飛車にして逆襲を狙う】 先手は自然に囲いを組んでいきます。ここで後手からの攻めがあり、向かい飛車に振りなおして△2四歩と突いてきました。これには▲同歩と取るよりないですが、この後の後手の狙いを見ていきましょう。 いきなり振り飛車から攻めがあるんですか!? 角交換四間飛車 対策. 図1-2からの指し手 ▲2四歩、△同銀(図1-3) 【図1-3 逆棒銀の成功】 図1-2から▲同歩、△同銀と進んだ形は「 逆棒銀 」と呼ばれます。ここから後手は銀をズンズン進めていくのが狙いとなりますが、先手はこれを受ける良い手がありません。図1-3の時点ですでに後手優勢となっているのです。 あっさり振り飛車良しとなってしまったね。逆棒銀の様々な攻め筋はこちらの記事でも解説しているよ。 逆棒銀対策の4六歩! 図1-1 からの指し手 ▲4六歩(図1-4) 【図1-4 4六歩から腰掛け銀を狙う】 からは 後手が向かい飛車に振りなおす前に▲4六歩としていく 指し方がおすすめです。ここから先手は腰掛け銀に組むのを狙っていくことになります。 逆棒銀の受け方 まずは図1-4からの逆棒銀で攻めてきたときの受け方を見ていくよ 後手は囲いを固める 図1-4からの指し手 △5二金左、▲4六銀(図2-1) 【図2-1 4六銀型を組む】 後手は美濃囲いを完成させ、先手は銀を上げて4六銀型とします。この形が角交換四間飛車の攻めを受ける形になるのです。 補足 4筋から攻めてきたら?

角交換四間飛車 - Wikipedia

【図2-a 4筋から攻めてくる形】 図2-1から△4四歩、▲8八玉、△4五歩と進みました。先手が4筋の歩を突いたのを逆用して、4筋から攻めてきたわけです。このまま後手に1歩を手持ちにさせてしまうと後手が若干得してしまうように思えます。 【図2-b 角打ちで先手良し】 しかし、図2-aからは▲同歩、△同飛となったときに▲3二角と敵陣に角を打てます。後手はこの桂取りが受けづらく、先手勝勢です。 逆棒銀には3六銀で受ける 図2-1からの指し手 △2二飛、▲6八金右、△2四歩(図2-2) 【図2-2 後手が逆棒銀で攻めてきた】 後手は向かい飛車に振りなおし、逆棒銀で攻めてきました。ここからどのように受ければよいのでしょう? ほんとに後手の攻めを受けられるんでしょうか…?? 図2-2からの指し手 ▲2四歩、△同銀、▲3六銀(図2-3) 【図2-3 ▲3六銀で受かっている】 図2-2から ▲3六銀とすれば逆棒銀が受かってしまいます 。ここから後手の指し手を見ていきましょう。 図2-3の形では、後手は2四の銀を下手に動かすと飛車を取られてしまうのでかなり指しにくくなっているんだ。 △2五歩と抑えてきた場合 図2-3からの指し手 △2五歩、▲2三歩、△同飛、▲3二角(図2-4) 【図2-4 角打ちで決まり!】 後手が△2五歩として収めようとしてきたら、すかさず▲2三歩と叩いて先手優勢です。△同飛と取ったと後の▲3二角打ちが激痛です。ここから▲4一角成と馬を作って飛車をいじめていく手があります。 ▲2三歩と打って△同飛と取らせてからの▲3二角打ちは角交換四間飛車相手によく出てくる筋なんだ。 ▲2三歩と打つのは「 叩きの歩 」ってやつでしたよね! 角交換四間飛車 - Wikipedia. 持久戦になったら腰掛け銀に 先手が3六銀型に組むと、逆棒銀の攻めが成立しないことが分かったかな?ここからは基本的に持久戦になっていくんだけど、その一例を見ていこう。 先手は平矢倉に組んで腰掛け銀に 図1-4 からの指し手 △2二飛、▲6八金右、△9四歩、▲9六歩、△6四歩、▲8八玉、△6三金、▲7八金上、△7四歩、▲5六銀(図3-1) 【図3-1 腰掛け銀に組んで持久戦】 一気に進めましたが、お互い早い攻めがないのでじっくり囲いを組んでいきます。また先手は腰掛け銀に組んでいきます。 先手の囲いは「 平矢倉 」と呼ばれる囲いなんだ。矢倉の親戚みたいなものだけど横からの攻めに強いのが特徴だよ。 先手は穴熊に組み替えて固さで勝つ 図3-1からの指し手 △7三桂、▲9八香、△、8四歩、▲9九玉、△8三銀、▲8八銀、△7二金(図3-2) 【図3-2 先手は穴熊に囲う】 後手は銀冠に組み替えていくのに対し、 先手は穴熊に組み替える のがポイントです。これで先手は後手よりも固い囲いを手にすることができました。ここからは後手は厚みで勝負していくことになりますが、うまく大駒を捌ければ先手が戦える局面です。 補足 腰掛け銀に組んだ瞬間に逆棒銀で攻められたら?

【角交換四間飛車の新常識】2筋の受け方が優秀すぎるのでまとめてみた | 将棋対策ノート

▲1一角成から攻め合う変化をみてみましょう。 受けずに▲1一角成の変化 図6からの指し手① ▲1一角成、△同飛、▲2二歩成(図7) (図7)先手が△9九角成を受けずに攻め合う変化。 図7から △9九角成、▲8八銀、△同馬、▲同玉、△4五桂(結果図1) (結果図1)△4五桂と跳ねた手が次に△3三角の狙いになる。 結果図1からは▲2三飛成、△4四角、▲7七角、△2二銀が予想で、やや後手よしです。 いったん受ける▲8八銀の変化 図6からの指し手② ▲8八銀(図8) (図8)いったん△9九角成を受ける変化。 図8から △3二金、▲3一角成、△同金(図9) (図9)後手は△3二金で先手の攻めを急がせる。 ちなみに、図9から▲2二銀には△4五桂が激痛です。(参考図2) (参考図2)2二の銀が動くと△3三角打が決まるので後手有利。 改めて図9からです! 図9から ▲2二歩成、△同金、▲3二銀(図10) (図9)歩を成捨てて▲3二銀が狙いの一手。 お、これは先手が一本取ったんじゃないか?

先手番で角交換振り飛車をしたい人のための序盤作戦|最速で将棋初段を目指すブログ

△3三角のところを△3三桂で受けると▲2五歩で後手困ります。 うっ…、じゃあ△4四角もあるんじゃないか!? △4四角は▲同角成、△同歩、▲4三角です。(参考図6) (参考図6)△4四角では角交換後に▲4三角のスキを生じる。 狙いの垂れ歩 改めて、図1からの指し手を見てみましょう。 図1から ▲3六歩、△2五銀、▲2四歩(図2) (図2)後手は▲3七桂を指される前に△2五銀とする。▲2四歩が先手狙いの垂れ歩。 ▲2四歩が先手狙いの一手です。放置すれば▲2三角や▲3七桂があります。 想定される後手の対応 ▲2四歩に対し後手の対応は以下が考えられます。順に見ていきましょう。 素直に取る: △2四同飛 (図3) いったん2筋を押さえる: △2六歩 (図5) 先手の狙いを読んで先着する: △1五角 (図10) ▲2三角を防ぎ桂馬に紐を付ける: △3二金 (図12) ▲2四歩の対応①、△2四同飛 図2からの指し手① △2四同飛(図3) (図3)垂れ歩を素直に取る△2四同飛。 これはもう次の一手で先手有利です。 図3から ▲1五角(図4) (図4)△2四同飛には▲1五角が狙いの一手。 後手は桂馬に紐を付けるため△2三飛しかありません。 図4から △2三飛、▲3三角成、△同飛、▲2五飛(結果図1) (結果図1)先手は角と銀桂の交換で駒得、さらに飛車成の先手で有利。 ▲2四歩は毒まんじゅうであったか…! ▲2四歩の対応②、△2六歩 続いて、いったん2筋を押さえる△2六歩です。 図2からの指し手② △2六歩(図5) (図5)後手は△2六歩で2筋の戦力を増やす。 さっきは▲1五角から銀を抜かれたから、その対策にもなっているな。 図5から ▲3七桂、△2四飛、▲1五角(図6) (図6)先手は▲3七桂、△2四飛にはやはり▲1五角。 ちなみに、▲3七桂に△3六銀は▲2六飛です。 △2四飛に、またしても▲1五角か!

将棋の戦法 「角交換振り飛車」 の攻め筋のうちの一つである 「角交換四間飛車」 の手筋、定跡について説明をします。 この記事の続きです! 戦法「角交換振り飛車」で勝利を掴め! 戦法「角交換型振り飛車」についての記事です。NHKの将棋フォーカスにて紹介された内容に沿ってます。角交換振り飛車には大きく分けて二つの攻め方があります。①自分から角交換をしにく角交換四間飛車②石田流に持っていきたい4−3戦法。どちらの戦法も解説しています! NHKの番組である 将棋フォーカス にて、2016年NHK杯王者の村山プロによる講義「村山慈明の知って得する序盤術」で紹介された内容に沿ってますので、初心者の方はもちろん、基礎から復習したい方も必見の内容となっています! 「いやいや、なんで角交換やねん。 角交換せずに、四間飛車でカウンター狙うのが美しいんやないの。」 そんなクールなあなたにはこちら! 四間飛車vs居飛車 対抗型の手筋・定跡をマスターしよう! 居飛車vs振り飛車の戦いを対抗形といいます。振り飛車のうち、飛車を4筋に持ってくる四間飛車と居飛車の戦いで使える手筋・定跡を紹介します。どちらの立場にもなって解説するので、居飛車党・振り飛車党関わらず勉強になるはずです!NHKの将棋フォーカスで村山プロによる講義「村山慈明の知って得する序盤術」の内容に沿っています。 また本記事では、角交換振り飛車で攻められた時の、 居飛車 側の対応も説明してますので、わしゃ居飛車一筋じゃい!って方も勉強になると思います。 東進ハイスクールの数学講師 である 長岡先生 も 「まず敵を知ること」 という名言を残していますので、どちらの手筋も学びましょう! では参りましょう!! 【角交換四間飛車の新常識】2筋の受け方が優秀すぎるのでまとめてみた | 将棋対策ノート. 〜関連記事〜 将棋を趣味にしよう! 本記事は全くの初心者であった僕が、なぜ将棋を趣味にしようと思ったかというお話です。僕はこれまでサッカーやバスケといったスポーツに打ち込んできました。毎日部活や自主練をして、技術を高めてきました。なので、現役の間は自分の思う通りに体が動き、良いプレーができたら喜びを覚える。こういったスポーツの醍醐味を味わえていました。 最強の将棋AI「ポナンザ」の開発者が語る、人工知能の本質 書籍『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』の内容紹介です。将棋が好きな方なら、AIに対するとっつきにくさからくる障壁はすんなり越えられます。それに加えて、囲碁やチェスのAIとの違いという観点から、機械学習・深層学習・強化学習の本質も、わかりやすく勉強することができます。 角交換のタイミング 前回までのおさらいですが、この局面で後手(盤面では上側)が角交換四間飛車でいくか、 4−3戦法 でいくかを決めるわけですね。 角交換四間飛車で攻める時はこの瞬間に角を取りに行くのでしたね。 ではなぜここで交換なのか?

Sitemap | xingcai138.com, 2024

[email protected]