2017年6月5日 2020年4月22日 今回は世界最大級の動物を 重さ で順位付けしてご紹介します。このランキングは、各種の個体の平均体重から順位を決定しています。※長さ順にしても、順位の変動はそれほどありません。 10位. コククジラ (via wikimedia) 平均体重:19. 5トン 最大体重:45トン 平均全長:13. 5m 寿命:75~80年 スポンサーリンク コククジラは、クジラの中でも小柄(こがら)であったことから「コク」という名前が付いています。体色は黒みがかった灰色で、たいていフジツボなどの寄生生物が体に付着するため、白いぶち模様がついています。 コククジラは、海底の泥や砂を上アゴのヒゲでこしとって、カニなどの小さな生物を大量に食べています。エサの摂取量が極端に多いため、いろんな場所に移動しながら食べます。その距離は動物界一とされ、 1年で約2万2千㎞ にもなります。 【↓コククジラの上アゴにあるヒゲ。これでエサと水を分ける】 (via pIXELsHAM) かつては北半球全域に生息していましたが、捕鯨により生息数が激減し、北大西洋では絶滅、北太平洋においてもごくわずか残っているのみです。また、昔は日本でも頻繁に見られましたが、今ではほぼ絶滅しています。 生息数は2万6千頭ほどと推定されています。捕鯨が行われる前は、現在の10倍以上はいたとされています。 9位. イワシクジラ 【↓イワシクジラの親子】 (via Wikimedia) 平均体重:22. 世界最大の生物って何だと思いますか? | 『科学館日記』. 5トン 平均全長:14. 8m 寿命:50~70年 イワシクジラは、極端に暑かったり、寒かったりする海洋を除いて、ほとんどの場所に生息しています。季節によって住む場所を変え、冬になると暖かい海へ、夏になると冷たい海に移動します。 体色は灰色ですが、口元から腹部にかけては白っぽくなります。また腹部には蛇腹のような凹凸のあるミゾが32~60本入ります。 (via Gentle Giants Whale Watching) イワシクジラは 1日に約900kgのエサ を食べます。主食はエビに似たカイアシ類やオキアミのほか、動物プランクトンです。食べる際には、大きな口を開けて水ごと飲み込み、アゴにあるヒゲでエサだけをこし取ります。 本種はクジラの中で最も速い種であり、これほど大きいにも関わらず 時速50㎞で泳ぐ ことができます。ただしこの速度は、チーターと同じように一瞬だけで、すぐにスタミナ切れします。 他のクジラとくらべて逃げ足が早かったため、捕鯨対象から外されることが多く、そのおかげで現在でも約8万頭近くが世界中の海に生息しています。 8位.

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世界最重量・最大級の動物ランキングトップ10(驚くべき生態&雑学) | Ailovei

そう聞かれた時に、どんな生物を思い浮かべますか? 「アフリカゾウ」? 「シロナガスクジラ」? どちらも残念! 実はもっと大きな生物が存在します。 正解は…なんと"きのこ"です!! 世界最重量・最大級の動物ランキングトップ10(驚くべき生態&雑学) | ailovei. 「え?そんなに大きなきのこがあるの?」と思われる方もいるかもしれませんが、もちろん、クジラの大きさを超えるきのこが生えているわけではありませんよ。 実は一説によると、世界最大の生物は木材や木の根っこを食べて育つ「ナラタケ」のなかまだと言われています。 私たちが普段目にするきのこは、全体から見るとほんの一部にすぎません。専門用語では「子実体(しじつたい)」と呼ばれ、胞子を作るための器官です。 きのこの本体は「菌糸(きんし)」。これはとても細い糸のようなもので、何本も枝分かれして樹皮の下や地面の中に広がっています。そして何千年もかけて、コロニーと呼ばれる巨大なネットワークを作ることがあります。コロニーは1点から広がっており、菌糸は繋がっているので、1つの個体としてみなすことができるのです。 アメリカにあるナラタケのコロニーは、超巨大きのことして知られ、その菌糸は2㎢以上にわたって延びていることが明らかになったのです。このことから計算すると、個体の重さは数千t、年齢は数千歳ということも推定されました。 世界最大の動物と言われているシロナガスクジラの体長は最大でも33mほど。2㎢以上となると、桁違いの大きさですよね。 ちなみに、当館に隣接する鳥屋野潟の面積は1. 58㎢ですから、それよりももっと大きいことになります。 きのこがどれだけ大きな生物か、イメージしていただけましたか? 自分が立っている地面の下には、とてつもなく大きなきのこの菌糸が広がっているかもしれない。そう考えると、ワクワクするような、ちょっと怖いような…。 さて、当館には落ち葉の下にあるきのこの菌糸を見ることが出来る場所があります。 それは、自然の科学2階にあるブナ林の一角。 「落ち葉の下をのぞいて見よう」というプレートをずらすと… この白くて細い糸のようなもの(クモの巣ではありませんよ! )が、きのこの本体である「菌糸」です。 落ち葉などに生えるきのこは腐生菌(ふせいきん)と呼ばれ、葉っぱを分解して土に戻します。 また、木材を腐らせているきのこは木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)と呼ばれ、木材を分解して土に戻しているのです。そのことから、きのこは「森の掃除屋さん」と呼ばれています。 実は超巨大な生物で、落ち葉や木材を土に戻すという、森にとって重要な役割を担っているきのこ。 「きのこ?食べるけどあまり興味はないなぁ…。」と、考えていた方は少し見る目が変わりませんでしたか?来館された際はぜひ、チェックしてみてくださいね!

【投票結果 1~31位】世界最強の動物ランキング!最も強いと思う生き物は? | みんなのランキング

ザトウクジラ 平均体重:29トン 最大体重:48トン 寿命:45~100年 世界中の海洋に生息しているクジラで、胸ヒレが他のクジラと比べてかなり長く、6m以上になる個体もいます。また頭の上にこぶがあるのも、ザトウクジラの特徴です。 【↓ザトウクジラの骨格標本】 ザトウクジラは歌をうたう ザトウクジラは、人と同じように歌をうたうことが知られています。人間の発声方法とは違い、その音が出る仕組みはよく分かっていません。ですが、うなるような、ほえるような色んな音を出せます。 歌は1曲数分~数十分の長さで、わたしたちが歌うように同じメロディーが1曲の中に何回も入ります。しかもザトウクジラは歌うのが大好きで、遠くはなれた場所でも聞こえるような大声で1日20時間もずっと歌っていることがあるのです。 この歌は、異性をひきつけたり、仲間同士でコミュニケーションをとったりするのに役立っています。 【海面からとび上がるザトウクジラ】 海面からとびあがる行為は、ザトウクジラ(他のクジラも)の習性であり、これを行う理由については様々な説があります。寄生虫を落とすためだったり、唯一の捕食者であるシャチを追い払うためだったり、遊び目的だったりです。 7位. マッコウクジラ (via Progreso Hoy) 平均体重:31. 25トン 最大体重:57トン 平均全長:13.

世界最大の生物って何だと思いますか? | 『科学館日記』

ミナミセミクジラ (via The Australian) 【↓セミクジラ特有のコブが特徴】 平均体重:58トン 平均全長:15. 25m 寿命:100年以上 ミナミセミクジラは、先に紹介したタイセイヨウセミクジラと姿形や生態がよく似ていて、どちらもセミクジラの一種です。こっちは南半球の、特に北極海あたりに住んでいます。 季節ごとに移動し、暑い夏は南極大陸の海の近くで、寒い冬は暖かいチリやナミビアなどの海にやってきます。 ミナミとタイセイヨウは、どちらも大きなコブが頭の周りにあります。しかし、ミナミセミクジラのほうがコブの数は多いとされています。 体色は基本的に濃青色ですが、寄生生物が付いたところは肌色になります。本種も他のセミクジラと同様に、あまり深くはもぐらず、ゆっくりとした動きで水面を移動します。 【↓本種の得意技、テールセーリング】 ミナミセミクジラの行動でよく見られるのが、尾ひれだけを海面に出す「テールセーリング」です。なぜやっているかは分かっていませんが、遊びの一種あるいは体温を下げるためだと言われています。 このように尾ひれを立てることで、ヨットのように風を受けながら移動できるので、好奇心おうせいなクジラにとっては楽しい遊びになっているのかもしれません。 2位. セミクジラ(キタタイヘイヨウセミクジラ) 平均体重:60トン 平均全長:15. 5m ※学名、ユーバレナ・ジャポニカ かつては日本の沿岸部でよく見られたクジラでしたが、現在では目撃されることはきわめてまれで、最近では2011年と2014年の2度だけです。セミクジラはとてものろく、おだやかで、死んだ時に体が浮き上がることから、捕鯨の際には一番に狙われていました。 捕鯨が原因で、1835年以前には2万頭以上いたとされるのが、 現在では100頭前後まで減少 しています。 【↓江戸時代に描かれたセミクジラ。この頃は沿岸部にかなりいたとされる】 生息域が異なるところを除いて、他のセミクジラとかなり似ています。しかし、あまりにも目撃例がないことから、詳細についてはよく分かっていません。 1位. シロナガスクジラ (via Weird Underwater World – SZtv) 平均体重:110トン 最大体重:190トン 平均全長:24m 寿命:80年~110年 地球上のあらゆる動物の中で最も大きいのが、シロナガスクジラです。最も大きな個体は体長最大33m、体重200トン弱に達し、これは11階建てのビルに相当します。 【↓シロナガスクジラのサイズ比較】 (via TreeHugger) ナガスクジラとよく似ていて、スレンダーな体型、体色は灰色、腹部には蛇腹のように細長いミゾが複数入っています。世界中の海洋に生息しており、季節ごとに移動します。 その大きさゆえ、何もかもがビッグです。以下に、そのスケール感をご紹介します。 シロナガスクジラは何もかもビッグ ・舌の重さが約2.

日本ではありえない巨大すぎる世界の動物10選 - ナゾロジー

7トン。完全に口を広げると、90トンもの水とエサを口内に入れられる ・口はとても大きいが、食道はビーチボールと同じくらい(直径30cm前後)。なので人間が飲み込まれることはない ・心臓の重さが180kgあり、あらゆる動物の中で最も大きい (via factinate) ・1日に約4000万匹のオキアミ(全長5cm)をヒゲでこしとって食べる。1日に最大で3600キロも食べることがある ・1日に必要なカロリーは150万キロカロリーで、人間の750倍近く ・産まれたばかりの赤ちゃんでさえ、1日380リットルの母乳を飲む ・産まれたときの体重が既に2. 7トンで、カバほどの大きさがある。しかも、そのころは1日で約90kgずつ体重が増える ・声がでかい。ナガスクジラと同等の155~188デジベルで、数百㎞離れた場所からでも聞こえる 平均体重などのデータは以下を参考: wikipedia

タイセイヨウセミクジラ 平均体重:54トン 最大体重:110トン 平均全長:15m 大きな頭のてっぺんにコブが複数ある、ずんぐりとしたクジラです。北大西洋に生息しています。ヒゲクジラの一種であり、オキアミなどを海水ごと丸飲みし、捕食します。 本種は、クジラの中でもかなりおだやかな性格です。それは体の40%が脂肪でおおわれていることが大きな要因です。非常にゆっくりとした動きだったため、人間による捕鯨で最も被害を受けています。そのため、捕鯨が禁止された現在でも 550匹ほど しかいません。 【↓アイスランドのノルウェー海に陸揚げされた個体(19世紀ごろ)】 5位. ホッキョククジラ 平均体重:54. 5トン 最大体重:120トン 寿命: 200年以上 ホッキョククジラは、季節によって移動すること無く、一生を北極海で過ごします。主食はとても小さなオキアミで、口内にある世界最長のヒゲ(3m)で海水からこし取ります。 北極海はエサが豊富なため、このクジラが 一日に食べる量は最大2トン に達することがあります。 本種はマッコウクジラのように深くはもぐらず、最高でも150m付近です。とても泳ぎが遅く、通常は時速2~5km、危険が迫ったときでも時速10㎞ほどしかスピードが出ません。 【↓周囲を確認するために水面から顔を出すホッキョククジラ】 200年以上生きる ホッキョククジラは哺乳類の中で最も寿命が長いと考えられています。2007年にアラスカの海岸で捕獲された個体は、 211歳 と推測されています。 他の調査で捕獲されたクジラも、その多くが1世紀以上を生き、135歳~172歳と驚くほどの長寿命でした。 4位. ナガスクジラ 平均体重:57トン 平均全長:19. 5m 寿命:94~140年前後 とてもスマートな体型とそのスピードから、「海のグレイハウンド犬」とも呼ばれているのが、ナガスクジラです。これほど大きいにも関わらず、 最高速度は46㎞ に達します。しかも時速37~41㎞くらいなら、そのスピードを長時間維持し続けることができます。 ナガスクジラは世界中の海に生息し、ほぼオキアミだけを食べて生活しています。海水中を高速で泳ぎ、大きな口を開けてアゴにあるヒゲでエサをこし取ります。 本種もマッコウクジラと同様に声の大きさがすさまじく、最大184~186デジベルの音を発します。これは数百㎞離れた場所からでも聞き取れるレベルです。 ナガスクジラは、20世紀には絶滅の危機にひんしました。1905~1976年の間に約73万頭が捕鯨されたのです。現在では保護が行われているため、頭数は増加中で10~12万頭いると見積もられています。 3位.

インタープリター S 《参考》 『子供の科学★サイエンスブック きのこの不思議 きのこの生態・進化・生きる環境』 著:保坂健太郎 『小学館の図鑑NEO きのこ』

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