こんにちは、蘭です。 ブログ開設当初から続けている漫画「絢爛たるグランドセーヌ」の感想記事ですが…… なんと5月くらいに書いた記事を下書きのまま放置してましたー泣 というわけで、もはや「発売されましたね」どころか新たに次の巻が発売されそうな勢いです! そんなことは気にせず、絢爛たるグランドセーヌ8巻の感想第3回目です!

「絢爛たるグランドセーヌ」第5巻 怪我をして見えた「歴史」。奏、更なるステップアップへ! : 3階の者だ!!

テストの点が落ちたのって勉強不足じゃなくて要領の悪さじゃないかな。。。 奏は 大丈夫だよ。レオタードやシューズのサイズは同じだから当面は私のを使って練習すればいい と言います(シューズなどバレエ用品は隠されてる。多分あの広い家じゃ捜索は難しそう) 計算しての行動ではないでしょうけど いきなりの根本解決を図らずに、まずは出来ることからやる 奏の 大丈夫 には主人公らしい安心感があるな。 相変わらず引きこもってるのかと父親は呆れてますが、この父親も強情で強硬策を続行します。 とてもじゃないが安心できない、一人娘だぞ と言いますが たった3人で住むのにそんな豪邸いらんでしょ、一人っ子だからそんな気にかかるんだって、 経済力があるなら頼む少子化に歯止めをかけてくれと 架空のキャラにリアルな願いをかけたのも確かですが、過保護は結果的にその子の生きる力を育てない、伸びる切っ掛けを失うからこれまた難しいですよね。 ただ一つ見逃せないのは、翔子父、玄関に置いてあった写真立ての昔の翔子の発表会の写真を倒して見えなくしちゃうの。 昔の失恋ソングのPVとかカラオケのイメージで写真立て伏せるアレ!! くっそ女々しいな! !。 それしたら何かね、翔子が思い直すのかね。まるで臭いものに蓋するみたいでこの親父の思考停止を端的に表しててめっちゃ腹立ったね。 架空のキャラっていいね、ここまで言いたいことがはっきり言えるから。 ちょっとコレこの作品でぶっちぎり腹が立つシーンだわ。 翔子は練習には出れたのですが、翔子母も彼女がそんな簡単に納得しないと分かってて、レッスンの最中に母がやってきます。即座に連れ帰られる……と思いきや、練習を見学後の帰りの車内で翔子は母と話し合う機会ができます。 翔子母は立場上父親寄りの行動をとってたのですが、意外と冷静に今回の事を見ていて母の口からなぜ父が趣味バレエはOKでもプロとなると絶対反対なのかの理由を語ります。 それは翔子の父もまたプロを目指していて、挫折した経験があるからだと。 競技はウエイトリフティングで将来有望な選手だったと。ウエイトリフティングする若き日のお父さんが描かれてますが、 某レビューでウエイト持つ手が逆だと指摘されてました。 挫折の原因はオーバーワークで身体を壊したからだそうな。最初 怪我した時に潰しがきかない って言ってたけど 潰しどころか大成功してね?今のご職業何なんですか?

これがきっかけで翔子母はレッスン用品を返してくれて当面は一応練習復帰できることになります。 お母さんはプロになるのに賛成かは分からない と翔子は言いますが、この流れを見て奏はひらめきます。 お母さんが動いたのは翔子の一生懸命練習する姿を見たからだと。まずはお父さんに翔子の頑張ってる姿を見てもらったら考えが変わるのでは? と提案します。 まずはバレエがどういうものか、彼女が何をしてるか理解がないとね。このアイディアは単純ながらもかなり効果があると思います。 今回の件で奏は出ばってはないけど、彼女がいなかったら翔子は永遠に引きこもってたかもしれない……! 一番嫌だったのは 奏が両親に直談判して 「奏ちゃん、君には負けたよ…!」 みたいな大人が十歳程度の子供に諭されて奏だけが持ち上げられて終わる 出来の悪い朝ドラ みたいな展開 だったのですが、そうならなくて 良かった。一番不安だったのはそこですね。 人様の家庭に子どもが口出しして万事解決みたいな現実も理屈も何もねぇなって感じの展開。 この案を見計らったかのように発表会の配役が発表されます。 奏と翔子のデュエットでシルビアのピチカートです。 翔子は 自分がバレエをやめるかどうかはまず今度の発表会を見て考えてくれ と父に訴えます。 彼はいったんはその申し出を飲みますが、母からしてみりゃ もうこりゃ父親が折れるのは目に見えてる茶番だったせいか ここに来て夫婦喧嘩です。 この二人は競技選手とそのマネージャー(?

『絢爛たるグランドセーヌ 15巻』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター

その頃の文化は、バロックやそれに続くロココ……どちらも豪華絢爛で王族の権力を見せつけるようなものでした。 バロックは柱や壁がねじれたりうねっていたり、机やいすに黄金の怪物があしらわれていたりと、とにかく豪華!! ロココは、バロックよりも繊細で優雅ながら、色遣いが鮮やかで違ったゴージャスさが満ちています。 そう言えば、有名なオペラ劇場もそう言った装飾が多いような。 バレエとこのバロックやロココは、切っても切り離せない関係というわけでしょう! 絢爛たるグランドセーヌ 5- 漫画・無料試し読みなら、電子書籍ストア ブックライブ. 眠れる森の美女は、今から100年以上前に「昔話」として作られたもの。 グリム童話の「いばら姫」のような、よく似たエッセンスのお話も台本に盛り込んで制作されたようです。 西洋の人たちは、バレエの歴史と地続きの文化の中で育ってきている、この世界で彼らとともに働きたいなら、私たちはまず学ばなければならない。 クラシックは特に西洋の価値観をベースにした物語で、アジア人ダンサーがぶつかる壁もそこにある。 梨沙のその言葉、奏もうなずけます。 分からない役は、まねをしないと踊れない、お話やその時代のことを知らないと、役になり切れない。 ドンな天才でも、歓声とやみくもな努力だけではバレエは踊れない……! 奏は焦ります。 西洋のプロ志望の子は、そう言う文化の中で育った上に学校でバレエに大事なことを学ぶ。 怪我してるからって、ボーっとしている時間なんてないじゃないか!! 奏は捻挫していてもできるストレッチを教わり、皆のレッスンをじっくりと眺め……成長をつづけるのでした!!

少女達の友情と、たゆまず努力する姿が熱い!! 次世代青春本格バレエ・ロマン!!

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そして「もしあなたにダイアナを踊る物語がないなら、私を真似なさい!」という内容のメッセージ。きっと奏ちゃんのコピー能力を買っての行動でしょう。 それにしても、大事にされていますねぇ。羨ましいくらい!ニコルズ先生自身も早く奏ちゃんを育てて一流にしたいのでしょう。 次回のお話 そんなニコルズ先生からのプレゼントをもらった奏ちゃんはどうするのか?はたして予選通過するのか?は次回のお話です! 今回はこの辺で!まだまだ続きますよ~! では、蘭でした!

(キリッ だったら違う意味で親も腹立つわな。 その言葉に翔子父は自分の競技人生のことを初めて自分から口にします。アスリートを引退したのは肉体的にも壊れたのもあるが、メダル常連国の薬物使用・不正が同時期に発覚して競技そのものへの熱意を失ったからだと。 バレエは不正のない努力が報われる世界だといいな 、とその昔話に涙する翔子に言葉をかけます。 もう発表会前に問題解決してんじゃんって 話ですが、ピチカートが中々上手くいきません。 もういっそのこと個性的なピチカート踊っちゃわない? と奏は提案しますが、その思い上がりに喝を入れたのは咲希という同じ教室の先輩。奏がキューピッド踊った時に主役でキトリを踊ってたので10歳近く歳は違うと思うんですが、彼女はバレエの先生の方希望だったのでその勉強で留学~ちょうど今帰って発表会でオディールを踊るのだと。 細かいとこに突っ込むブログでありながら今まで咲希の存在をスルーしておりました。申し訳ありません。 400年もある歴史あるバレエをで、まだまだひよっこのあなた達が個性的を目指すなんて笑止千万! !と一刀両断してくれます。優しいお姉さん系の梨沙ちゃんに対し、割とサバサバしたねーちゃんタイプです咲希ちゃん。 そして咲希のオディールを見て2人は気づきます。 基本に忠実であってこそ美しいのだと。 血のにじむような努力で基礎を身に着けた上にしか個性はないのだと。 大体予想は出来たけど奏ってバレエ歴5年と小一でバレエ始めたのかとか、咲希ちゃんのパ・ド・ドゥの男性パートナーの 名前は小和田君 っていうんだとか細かい気づきは大量にありますが、本番の舞台で踊る二人を見て、咲希ちゃんは ソロのVaばっかりやってたらコンクールダンサーになっちゃうもんね 、と意味深なことをつぶやきます。今のとこそれが当てはまりそうなのはさくらか……? 翔子の家庭問題のインパクトが強すぎましたが 、バレエの400年の歴史というのがこの巻のテーマみたいなものですかね。ここで最終回って言われてもおかしくない終わり方だったので6巻がどういう方向に行くのか楽しみです。

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