ミーシャのような経験をしたことがないので(笑)、100%の共感は難しいんですけど……。でも、小学2年生でつばめさんほどの愛を押しつけられたら、誰でもああなるだろうと思います。 ──今回は初挑戦の役柄だったとのことで、声作りは苦労しましたか? 先ほど話したバランスもそうなんですが、私が今まで演じさせていただいたキャラクターのなかで一番といって良いほど高い声を出すので、キャラクターソングを歌わせていただくのが大変でした。ミーシャの声自体が高いと、歌うときも必然的にキーを上げて歌う感じになるんです。だから高い声が普通に出せるように練習しました。お母さんに対してやさしくセリフを話すところがあれば、逆につばめさんに向けて強くツッコんだり騒いだりするところもあって。そういう感情の起伏によってノドの使い方が変わるので、両方をスムーズにできるよう演じるのが難しかったです。 ──そんな白石さんが、ミーシャとして歌うOPテーマ「ウザウザ☆わおーっす!」は、明るくハイテンションで元気なナンバー。最初に聴いたときの印象は? 冒頭の「わおーっす! うち の メイド が ウザ すぎるには. わいわい」という掛け声が耳に残ったので、ファンの方が一度聴いたらすぐ覚えて一緒に歌ってもらえるんじゃないかなと思いました。とにかく楽しい曲というのが第一印象で、「ダー! ハラショー!」とロシア語が入っていたり、つばめさんに向けたキツイ言葉も入っていたりするんですが、ミーシャちゃんのツンデレな部分がこの曲にすごく表れているなと思います。ところどころで「かわいいです!」とか「仲よくなりたいです!」といった、つばめさんのセリフも入ってきて、ふたりのデコボコした関係性がこの曲で表現されていて。落ち込んでいるときに聴いたら、きっと元気になれると思います。ストレスが溜まっている人は、カラオケでたくさん歌って発散してほしいです。 ──レコーディングでは、白石さんも発散できましたか? レコーディングは、むしろ逆だったかもしれないです(笑)。先ほどもお話した通り、どう歌えばキツく聴こえないようになるか、ミーシャのかわいらしさや幼さを残せるかとか、この曲でどうしたらふたりの関係性がより伝えられるか、たくさん悩みました。とくにこの作品のキャクターソングとしてレコーディングした最初が「ウザウザ☆わおーっす!」で、アフレコでは声が固まっていましたが、それを歌でどう表現するかはまだ手探りだったので、レコーディングは大変でした。 ──歌の練習はどこで行ったのですか?

Tvアニメ『うちのメイドがウザすぎる!』のハイテンション主題歌について白石晴香を直撃!「ミーシャ&つばめのデコボコな関係を表現した2曲」【インタビュー】 | 超!アニメディア

幼女好きのマッチョ家政婦・鴨居つばめと、引きこもり気味の美少女・高梨ミーシャが、高梨家を舞台に繰り広げる奇想天外バトルを描いた『うちのメイドがウザすぎる!』。つばめ役の沼倉愛美とミーシャ役の白石晴香が歌う、OPテーマ「ウザウザ☆わおーっす!」とEDテーマ「ときめき☆くらいまっくす」も、ふたりのハイテンションな歌が話題だ。楽曲の印象やアフレコ現場の様子を白石に直撃したインタビューが、アニメディア11月号に掲載されている。超!アニメディアでは、掲載しきれなかったロング版をご紹介する。 ──白石さんから見て、高梨ミーシャはどんな子ですか? 原作マンガを読んだときに思ったのは、つばめに向けた言葉はきついけど、それは亡くなったお母さんへの気持ちがあふれていることの裏返しであって、とてもかわいい子だなって。そういう表に出す表情と内面にここまでギャップがある役は初挑戦だったので、最初は肩に力が入ってしまいました。ストーリーの序盤は、つばめさんに対して拒絶反応が激しいので「こっち来るな〜!」とか「さもなくば死ね」とか、普通の子どもがなかなか発さないような言葉がたくさん出てきて。言葉が言葉なだけに語気が強くなってしまいがちなんですけど、ミーシャのきつい部分だけがインプットされないように、言い方とか声のトーンのバランスを、とくに意識しました。 ──1話におけるミーシャ&つばめの出会いのシーンは、つばめが電柱によじのぼって部屋をのぞくというもので、インパクトがありましたね。 普通に考えたら、恐ろしいですよ(笑)。つばめさんの行動は、なにひとつ取っても予想外で、お風呂のお湯に潜って隠れていたりとか、いくら潜水が得意とはいえ、一緒にお風呂に入りたいがために「そこまでするか!」って。その情熱と根性は、本当に感心します(笑)。 ──白石さん個人としては、つばめのように愛を注ぎたいと思う対象は何かありますか? TVアニメ『うちのメイドがウザすぎる!』のハイテンション主題歌について白石晴香を直撃!「ミーシャ&つばめのデコボコな関係を表現した2曲」【インタビュー】 | 超!アニメディア. わが家で飼っているトイプードルのルナちゃんですね! モフモフしていて、でもぬいぐるみにはない温かさがあって。かわいがっているうちに、思わずギューッて抱きしめたくなる瞬間があります。きっとルナは「やめて〜」「放して〜」と思っているんだろうなと分かっていつつも、それでもギューがやめられないのは、きっとつばめさんのミーシャに対する感情に似ていると思います(笑)。 ──逆に、ミーシャに共感する部分は?

「うちのメイドがウザすぎる! 」おかげさまでアニメにして頂くことになりました。びっくりですね。絵に色がついてそれが動いて「初潮前の幼女最高(要約)」みたいな台詞を声優さんが喋って、それが公共の電波に乗って皆さんの御宅のお茶の間に届いてしまいます。深夜(? )でよかったです。 掲載誌の休刊で2話で止まっていた物語が、「月刊アクション」で続きを描かせて頂いて、アニメにまでしてもらえるってかなりの奇跡なのでは…と、改めて思います。アニメスタッフの方が原作を丁寧に読み込んで下さって、原作の足りない分まで補ってくれていますので、背後と音量に注意頂きつつ、ご覧頂けますと嬉しいです。

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