スタンド アップ コメディ と は
そんな人は多いんじゃないだろうか。ピンと来ない方が多数だろう。僕も全く知らなかった。
「簡単に説明しますね!」と説明を受けたところ、 「外国人が1人で喋って、客席がドッカンドッカン笑うやつです!」 って言われた。本当に簡単な説明だった。
日本ではあまりアレだが、海外では結構流行っているお笑いのようなものらしい。西洋漫談とも呼ばれ、 外人がマイク一本で、自分の話術のみで笑いを取るもの らしい。
百聞は一見にしかずということで、実際にNETFLIXという動画配信サービスで観せてもらうことになった。
NETFLIXは大手の動画配信サービスで、多様なコンテンツが配信されており、スタンダップコメディも人気ジャンルの1つとのことだった。
2018年度はコンテンツ配信の予算に80億ドルもかけるというインタビューがニュースにもなった。多くはライセンス料などになるのだろうが、オリジナル番組の制作にも力を入れており、その評価も高い。
というわけでNETFLIX独占配信されているオリジナルのスタンダップコメディを観せていただいた。 「ディミトリ・マーティンの考えすぎる人」 だ。なんでも細かい一言ネタを畳み掛ける芸風らしい。
さあ楽しむぞ! >>「ディミトリ・マーティンの考えすぎる人」の詳細はこちらから<<
僕は何を観せられているんだろう。
しばらく観ていたが、日本語の字幕があるのに何言ってるのかわからないことがとても多い。
オーディエンスの外人たちは1つ発言するたびにドッカンドッカン大爆笑している。僕は一度も笑ってない。どういう気持ちで見ればいいのかわからない。
楽しみたい……わかりやすい話とか来い……! ダメだ。楽しみ方がわからない。
30分ほど我慢して観ていたが無理だった。おそらく色んなネタを言っているんだけど、その意味が理解できない。
英語のジョークを無理やり日本語にしているからなのか、文化の違いなのか。
こうなれば呼ぶしかない。この冗談の楽しみ方を知っている人を。
外国人と観てみよう
ジョーダン様「こんにちは! 皮肉たっぷりNetfixのスタンドアップコメディ10選、海外のお笑いが面白い! - フロントロウ -海外セレブ&海外カルチャー情報を発信. よろしくおねがいします!」
こちらはカナダ人のジョーダンさん。本当にジョーダンさんって名前です。
今からジョーダンさんと一緒にこの番組を見て、客席の人たちのようにドッカンドッカン笑うコツを聞くのだ。
コーラやポップコーンも用意して気合は充分。ちなみにジョーダンさんは帰国するたび、スケジュールが合えばスタンダップコメディを見に行くほどの大ファン。今のところそのモチベーションが全然わからないぞ。
知らない英単語
デミトリマーティンさん「 アラスカの首都(キャピタル)は"A" 」
ジョーダン様「 HAHAHAHA!!!
- スタンダップコメディってどう楽しめばいいの?カナダ人に聞いてみた|TIME&SPACE by KDDI
- 皮肉たっぷりNetfixのスタンドアップコメディ10選、海外のお笑いが面白い! - フロントロウ -海外セレブ&海外カルチャー情報を発信
スタンダップコメディってどう楽しめばいいの?カナダ人に聞いてみた|Time&Space By Kddi
…という妄想。 その一文でそんなこと考えるか! ?と思ったが、このスタンダップコメディのタイトルは 「ディミトリ・マーティンの"考えすぎる人"」 。普通の人が思いつかないようなことに考えを巡らせて笑いに昇華する彼の持ち味が活かされたネタだった。 これはわかりやすかったしクスリともした。 でもこんなにカメラがぶれるくらい爆笑は出来ない気がする。どうしてそんなに笑えるのだろうか。 ジョーダン様「 笑ったほうが楽しいからね。でも生で見るのと映像で見るのはだいぶ違う。会場にいくとその空気感でもっと爆笑だよ!
皮肉たっぷりNetfixのスタンドアップコメディ10選、海外のお笑いが面白い! - フロントロウ -海外セレブ&海外カルチャー情報を発信
セックス、下ネタ、オナニーもいいんだけど……やっぱり女性のお客さんは笑わない。 だけど、10人のうち9人が笑って、ひとりがムスッとしていたら、僕はコメディアンの味方になりたい。全員を笑わせる必要はないと思う。 あと、この前オモシロいな〜と思ったことがあった。デイヴ・シャペルが東京でライブした時、それはNetflixにアップされるショーの最後の練習舞台だった。で、観客の人たちはスマホをロックのかかった袋に入れないとダメだと言われた。 彼がやりたかったのは、ウケるかどうか分からないギリギリのラインのネタをSNSにアップしてほしくないから、本番のネタじゃないのに批判がきたりするから、スマホを禁止にした。 ──そういうことか。オモシロいっす。 前はオープンマイクの後に大学で披露するのが定番だったけど、今はみんながSNSにアップするから、コメディアンたちは大学を避けている。ギリギリを攻めるから、たまに言い過ぎていることもあるからね。 「不満を笑いに変えられるようになったら、 絶対に日本でも流行る」 ©Okomedyaki ──ところで、BJさんが考える"いいスタンドアップコメディアン"って、どんな人? いろいろあるけど、最終的には言いたいこと。自分の視点を持って、メッセージを伝えるのがいいコメディアン。 今はスタンドアップコメディのネタは社会問題が多いけど、それは流行りなだけ。数年後にはオチ、オチ、オチのクラシックなスタイルに戻るかもしれない。みんな、飽き始めているからね。 それに、本当に自分で社会問題を解決したいと思っている人が少ない。前はいたんだけど、流れに乗っている人が増えているから、相対的に少なくなっている印象。言いたいことがないと、いずれはバレる。本当の考え、本当の自分をコメディにすればいいと思うよ。 例えば、日本語を話せる外国人コメディアンがわざとカタコトの日本語を話すのは、よくない。それには言いたいことが全くない。理由があって、カタコトになるのはいいんだけど。 誰にでも不満はあるでしょ?
日本スタンダップコメディ協会
ABOUT US
北米フリンジ・フェスティバル最優秀外国人パフォーマー賞・清水宏、
全米コメディ大会で決勝進出4位・タイでのコメディ大会優勝・ぜんじろう、
海外で現在も挑戦を続ける2人が、日本でもスタンダップコメディを広めていくために 2016年7月2日に旗揚げ。
会長・清水宏、副会長・ぜんじろう、ヒラ会員・ラサール石井のもと、会員増殖中。
協会主催のイベントには小堺一機、春風亭一之輔、立川談慶、いとうせいこう、水道橋博士らも出演。
これからも様々なビックネーム、未知の強豪の参戦を水面下で計画中。
スタンダップコメディ とは? スタンダップコメディとは、演者が一人でマイク一本でステージに立ち、
客席に向かってしゃべりかけるスタイルの話芸。
笑いの中に社会風刺や皮肉などを織り交ぜながら、様々な事象について語る。
欧米やアフリカなど世界中でコメディの主力となっている。